トラッドジャパンのこころ
～英語と日本語の世界を旅する

このたび、江口裕之が講師をつとめますNHK教育テレビで放映中の「トラッドジャパン」に関連した書籍が出版されました。

「トラッドジャパン」の番組の中の人気コーナー「Words & Culture」の内容を敷衍して、50のトピックを取り上げて、「言葉の違いの背景にある文化の違い」を綴ったエッセー集（すべて日本語）です。

取り上げたトピックは、たとえば、、、
＊恋と愛の違い
＊theの発音のなぞ
＊「日本をどう思いますか？」となぜ日本人は聞きたがる？

などなど、興味深いトピックのオンパレードで、江口の真骨頂である「日本事情」解説の珠玉のエッセーと言えます。

「英語でしゃべらナイト」のナビゲーターでお馴染みのパックンも推薦してくれています。

■江口裕之よりごあいさつ

「トラッドジャパン」の生みの親であるプロデューサーの長野真一さんと初めてお会いした時に強く感じました。
この方の言葉や文化に対する考えは、私がこれまで考えてきたものと不思議なほど合致している、と。
本書はその「考え」を２人でエッセイ形式で綴ったもので、「トラッドジャパン」のWords and Cultureコーナーの延長という内容になっています。
「言葉は、その国の文化を映し出す鏡である。」
この本を通じて、言葉と文化について、数多くの発見や感動が見つかるはずです。
英語学習者だけでなく、日本語や日本文化に興味を持つ方々に広く読んでいただければと思います。

４月からは「トラッドジャパン」の再放送が始まります。
初年度お見逃しになった方はもちろん、一度ご覧になった方でも、２回目でまた日本文化についての新たな発見があるのではないかと思います。
今後とも「トラッドジャパン」の応援、よろしくお願いいたします。