
「英語総合力養成講座」~英検準1級、そして1級へ~

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■第2回:読む訓練としての「精読」と「多読」読む訓練としての「精読」と「多読」それでは、何をどのように読んでいけば良いのでしょうか。読む訓練をする際に重要なのは、必ず「精読」と「多読」とを同時に並行して行うことです。どちらか片方だけではダメです。必ず両方です。 <精読> <多読> 精読で身につけるのは「英語の読み方」。多読で身につけるのは「英語の経験」です。英語の経験値を高めることで、語彙力と表現力が高まり、結果として、読む力だけでなく、聴く/話す/書くすべての力が伸びていくわけです。 語学を修得する際には、暗記だけでは限界があります。その点で、語学はスポーツや音楽と同じです。ゴルフや水泳の理論がわかっても、音楽理論を理解して楽譜が読めても、実践して経験を積まない限り、決してよいプレーヤーになることができないのと一緒です。練習量がものを言う、英語に置き換えると、それは「読む量」になるのです。 |