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受講生12 女性

試験の様子

試験官は白人男性(40代)、日本人女性(40代?)の2人。

質問内容

挨拶して入場。外国人試験官が、「まず英語で質疑応答した後、約1分日本語で質問するので日本語で答えてください。」と言われました。日本語での質疑応答があると思っていなかったので、聞き間違いかと思い動揺してしまいました。その後英語の質問は全て外国人試験官でした。

1、名前と住んでいる所を聞かれました。

2、あなたの住んでいるあたりに見どころはありますか。

 世界遺産の紀伊山地の霊場と参詣道があります。神道と仏教の融合しているところが特徴です。中でも高野山は、仏教の僧侶、空海が初めて真言宗のお寺を建てた所です。(神道と仏教の融合は、パンフレットの言葉を思い出して言ったのですが、詳しく聞かれなくてよかった。)

それは何年ですか。

 816年です。

3、京都は外国人旅行者に人気がありますが、どうしてだと思いますか。

 京都には、長い歴史があるし、そのため古いお寺や神社など歴史的建造物が沢山あるからです。また伝統的文化も多く残っているし、美しい自然もたくさんあるからです。(前日に「外国人旅行者の日本で1番見たいのは歴史的建造物」、というのをJINTOのサイトで見ていたので、そこを強調しようと思いました。)

4、日本のコメ作りで重要な場所はどこですか。

 東北地方です。

それはどの辺ですか。

  本州の北東の方です。 

特に何県ですか。

 新潟や秋田です。

5、日本人のお正月の過ごし方はどうですか。

 多くの人は故郷に帰って家族と過ごします。またお正月にはお寺や神社にお参りに行って、幸せな1年を祈願します。

6、江戸時代と言うのはどういう時代でしたか。

 日本が鎖国をしていた時代で、多くの日本文化が栄えた時代でした。

なぜ鎖国をしたのだと思いますか。

 外国の勢力に侵されるのを恐れたため、またキリスト教などの、宗教の影響を受けるのを恐れたためだと思います。

7、江戸時代は何年から何年までですか。

 1600年から~1868年までです。(直前に見た年表の安土桃山時代の最後と、明治時代の最初の年の数字が頭に浮かんでしまいましたので・・・“eight?” と聞き返されました。答えている間、何か言いにくいなと思っていましたが、試験が終わって落ち着いてから、~年を ”one thousand, eight hundred, sixty-eight” と答えていたことに気付きました。) 

8、日本のファーストフードについて話してください。

 日本のファーストフードでは、おにぎりがあります。いろいろな具があって、どのコンビニエンスストアーでも買えます。もう一つは、牛丼です。調理された牛肉がご飯の上に乗ったどんぶりものです。

9、ここから、日本語で質問します。(と言って日本人の面接官に引き継ぐ)もし合格されたら、どういう通訳ガイドになりたいですか。

 日本のことを好きになってもらうために、事実だけではなく、バックグラウンドにある興味深いお話をできるようになりたいと思います。また、相手の方の国の文化や習慣も尊重するようにしたいです。

試験を終えて

緊張で沈黙を恐れるあまり焦って、答えの英文の組み立てを考える間も無くしゃべりだしてしまい、文法的にも、情報的にも、満足のいく答えではなかったです。始まる前は勝手に、にフレンドリーな外国人と厳しそうな日本人の面接官、と想像していたのですが、実際外国人は、全く笑わずじっと睨むように目を見つめ、こちらが答えると、すかさず、何年?何県?と詳しい質問をされ、答えるとチラッと手元の資料を見られるので、「間違ってたかな」とどんどん自信がなくなり、余計緊張しました。 その横で日本人面接官の方が、何を答えても、「そうそう」と言うように大きくうなずいていました。 作戦なのだろうと思いましたが、すっかりはまってしまいました。終わってみれば、試験時間はあっという間に感じました。もう少し聞いてくれたらいい所を見せられたのに、と思ったぐらいでした。

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