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通訳ガイド試験合格者の声
<2006年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声 短期間で効率良くCELで勉強

高木 かずえさん(CD通信受講)
>>受講歴 Buildupコース英検1級コース通訳ガイド1次コース

<本気になって通訳ガイド試験めざして>

 5年前に独学で通訳ガイド試験にチャレンジし、不合格だったことをきっかけに、英語のブラッシュアップを始めました。市販のボキャブラリー教材、各種リスニング教材、NHKラジオ講座なども利用しましたが、リスニング力と読解力が大きく伸びたきっかけになったのが、CELのBuildup Reading & Listeningコースでした。同コースを受講していくうちに、英語力アップがはっきりと実感できたので、TOEICを受験し始めました。安定して900点を超えるようになった2006年始めに、再度、通訳ガイド試験を受験しようと決心しました。そして、迷わず、CELの春・夏の通訳ガイド一次筆記試験コースに申込み、勉強を開始しました。前回の受験と今回の受験で大きく違うのは、①CELの授業を受けたこと、②絶対に合格するという気持ちがあったこと、の2点です。

<パーフェクトなCELの教材で一次試験対策>

 CELの授業は、まず教材が素晴らしいの一言につきます。ついこの間ニュースで聞いたような話が教材に載っており、また様々なジャンルの英文を読むことができました。時事用語やガイド用語も教材に出てきたものを全て覚えるようにしました。あらかじめ渡されるハンドブックも定期的に学習し、毎週配布される課題集も確実にこなしていきました。

 私は地方在住で通学が不可能なので通信受講をしましたが、CDから流れてくる江口先生の授業は本当に楽しく、わかりやすく、「そういうことだったのか」と目からうろこになることも多々ありました。英文の背景や語句の使い方なども、独学ではなかなかわかりにくい点も明解に説明してくださいました。特に役立ったのは、日本に関する英作文です。英語らしい表現の仕方について学ぶことができ、得意な分野になりました。また、ハンドブックは手頃なサイズのため常に持ち歩き、暇を見つけては単語を覚えたり、英文を暗唱したりしました。

 日本語筆記試験対策については、範囲が広く、独学だとどこから手をつけてよいかわからなくなりそうですが、CELの教材は全てがコンパクトにまとまっており、これだけ覚えれば高得点が取れるようになっていました。私は自分でサブノートなどは作成せず、CELのワークブックに必要事項を書き足していく勉強方法をとりました。毎週配布される課題集や解答集のうち、ワークブックに載っていない部分はコピーしてワークブックの該当箇所に貼り付け、いつでも参照できるようにしました。

地理は得意な分野でしたが、観光という観点ではまだまだ知らないことも多く、受験を通してかなり知識が増え、各地の観光地に関しても興味を持つようになりました。グーグルアースを使った写真も教材に多く使われており、受講生としては本当に頼れる教材でした。

日本史は高校時代に選択していなかったこともあり、概要しかわからない状態でのスタートでした。CELのワークブックは時代順に穴埋めをしながら必要事項を覚えられるように作られており、これを試験直前まで毎日持ち歩いて、時間を見つけては学習するようにしました。授業では、それぞれの時代や歴史上の事件、文化財などについての詳しい説明があり、不思議とすっと頭に入っていきました。CDは聴きっぱなしにせず、一度自宅でじっくり聴いた後は、毎日の通勤の車の中で何度も何度も聴きました。

一般常識は地理・日本史よりもはるかに膨大な範囲で、とても独学は無理だと思います。これについてもワークブックや毎週の教材を最大限活用し、CDも繰り返し聴きました。その結果、これまで漠然とニュースで聞いていた政治や経済の用語がはっきりとわかるようになり、新聞も読みやすくなりました。

<スムーズに受験できた一次筆記試験>

 こうして9月の一次試験を迎え、広島で受験しました。CELで勉強したという自信もあり、英語はスムーズに読め、書くことができました。ガイド用語の問題はわからないものも結構ありましたが、他の単語に言い換えて解答しました。

 地理・日本史・一般常識についてもスムーズに解答できました。特に、夏の直前コースでは、江口先生が「これは絶対に出る」と言ってくださっていたものを直前に見ていたことも大きかったと思います。地理の航空写真を使った問題も難なく解けましたし、日本史の写真問題も、CELの授業で解説があったものがほとんどでした。

<3ヶ月間みっちりと二次試験対策>

 一次試験の後、CELの解答速報を見て、一次試験合格を確信した私は、すぐに二次試験の勉強に取りかかりました。一次試験の合格発表から二次試験までは二週間強しかなく、合格してから勉強を開始しても間に合うはずがないと思ったからです。9月に勉強を開始すれば12月の二次試験まで3ヶ月あります。3ヶ月間あれば、予想される問題に対する自分なりの解答が準備できると思いました。

 まずは、CELの二次試験対策セミナーをCD受講しました。前年度合格者の方の体験談を聞き、同じような勉強方法をとりました。過去の問題を確認し、予想される問題に自分なりの答を用意しました。特に、昨年は政治や経済のことについても多数質問されており、これらの分野が苦手な私は、様々なホームページや英字新聞などを参照し、答を作成し、頭に入れていきました。作成したノートは5~6冊になりますが、様々な表現を書きためたノートであり、今後も利用できそうです。答を作成する時点で声に出して暗唱するなど、インプットとアウトプットをバランスよく練習することが必要だと思います。

<和やかに進んだ二次面接試験>

 二次試験は京都で受験しました。午前中の受験だったため、朝自宅を出発するのでは間に合わないので、前日から出かけました。ちょうど紅葉のピークで、京都はどこのホテルも空いておらず、結局大阪に泊まり、当日朝、京都に向かうことになりました。

 二次試験の試験会場に入ると、受験者はみな様々な教材を持って暗唱を繰り返していました。係の方に呼ばれて試験室へ向かいましたが、不思議と緊張はしませんでした。やはり、これはCELで勉強したという自信と、今年絶対に合格するという気持ちがあったからだと信じています。

 面接はとても和やかに進みました。必死で準備した政治や経済のことは全く聞かれず、拍子抜けした感じです。私が質問されたのは、「日本の気候について説明してください」「将軍について説明してください」「袖の長い着物がありますが、何ですか?」でした。振り袖の説明の後、昔、茶道を習っていたことがあると話すと、ベテラン通訳ガイドと思われる女性の面接官が話に入ってきて、興味深そうに質問をされました。私自身、茶道についてはいろいろな説明ができたこともあり、予想していたよりも滑らかに英語が口から出てきました。自分の実際のスピーキング力以上に話ができたかもしれません。また、CELの二次試験対策セミナーで合格者の方がおっしゃっていたとおりに、「笑顔」は絶対に絶やさないようにしました。

<日本を好きにさせてくれた通訳ガイド試験>

 2月9日、インターネット版官報で自分の名前を見つけたとき、これまで勉強を続けてきてよかったと、本当に嬉しくなりました。早速CELに御礼のお電話をしたところ、スタッフの方からもおめでとうございますと言っていただき、さらには帰宅してみるとCELから「祝合格」のメールも届いており、本当に感激です。

 受験を終えて私が得たことは、英語力を伸ばすことができたこと、日本についてきちんと学ぶことができたこと、そして、何より日本が好きになり、もっと知識を広げたいと思うようになったことでしょう。

 授業やセミナーでお世話になった江口先生、曽根先生、お電話した際にいつも快く対応してくださった田中様、スタッフの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。

 引き続きBuildupコースを受講してさらに英語力に磨きをかけたいと思っております。また、英検1級にもチャレンジする予定です。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に