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通訳ガイド試験合格者の声
<2006年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声“不思議の勝ち”で手に入れた英検1級と通訳ガイド資格

山口 哲也さん(Internet受講)
>>受講歴 Buildupコース英検1級コース通訳ガイド1次コース通訳ガイド2次直前セミナー
<“本物の英語力”のCELに導かれて>

 英語の勉強を始めたのは2001年2月、36歳のときでした。長年のブランクがあり、仕事で使うこともなく留学も経験したことのない私にとっては、ゼロからのスタートでした。中学校1年で習うような基本的な文法から始め、NHKラジオ講座を中心に勉強し、2年半後のTOEICで880点を取ることができました。

 CELのことはNHKビジネス英会話テキストの広告で気になっており、2003年10月の説明会に参加しました。そこで“本物の英語力”を身につけるというCELの英語の対する考え方に大いに共感し、入会することにしました。当時の私には“英検1級や通訳ガイドをめざす”、といった明確な目標はなく、Buildup Reading & Listeningコースを通信受講することにしました。このコースは本当におもしろく、毎週授業が配信されるのが楽しみで仕方ありませんでした。今でも一番好きなコースです。ここで精読の真髄を学び、NewsweekやEconomistをなんとか読めるようになりました(これがあとで大いに役に立ちました)。

 その後“本物の英語力”を身につけるには英検に挑戦するべきだと思うようになり、英検1級1次コースを通信受講し、2005年10月に初受験で1次合格(1次試験直後に受験したTOEICは950点)、2次は2006年2月、2度目の挑戦で合格しました。

<いよいよ通訳ガイドコースで勉強>

 英検の次はいよいよ通訳ガイド試験に挑戦です。通訳ガイド試験の勉強を通し、より“本物英語力”に近づきたかったからです。これまでの授業内容と学習効果に満足していたので、迷わずCELの授業を受講することを決めました。2006年3月のことです。この年から通訳ガイド試験の制度が変わり、英検1級合格者は英語1次筆記試験が免除されることになったため、日本事情コースと1次筆記試験Ⅱ対策コースを通信受講することにしました。

<盛りだくさんの日本事情コース>

 CELの日本事情コースは、まさに“通訳ガイド試験のおもしろさ”を凝縮させたような内容です。日本についてのさまざまなトピック(旅行、着物、日本酒、マンガ、政治、武士道など)の英文を読み、与えられた質問に対して解答例や配布資料、「英語で語る日本事情」(Japan Times社刊)を参考に、自分の解答を作成していきます。その過程で日本のさまざまな事象について考え、知識を蓄積していくことができます。日本地理あり日本歴史ありと、内容も盛りだくさんです。私は当初からこのコースを2次対策に直結させようと考えていました。遠方に住んでいるため2次試験コースは受講できなかったのですが、日本事情コースの内容と配布資料が2次試験で問われる重要部分をほとんどカバーしていると思ったからです。配布資料や解答例を参考に自分の解答をノートにまとめ、アウトプットの練習をしました。「英語で語る日本事情」にあるkeywordsも口頭で言えるように練習しました。これがのちに大いに役立ったことは言うまでもありません。分量も多く、難易度も決して低くはありませんが、通訳ガイド試験をめざす方にはぜひおすすめしたいコースです。

<おもしろい!筆記試験Ⅱ対策コース>

 私は通訳ガイド試験の勉強を始める以前から、中学の地理、歴史、公民の知識は身についており、このコースをとても楽しみにしていました。そして実際にこの授業を受講した感想は“おもしろい!”のひとことでした。地理の授業では「旅に出たくなる日本地図」を使った“バーチャル旅行”。歴史の授業では一つ一つの出来事に生命が吹き込まれ、物語が流れていくような解説。無駄なく覚えられるよういくつもの工夫がされた江口先生オリジナル“世界最強のワークブック”。軽快で耳に心地よいトーク(さすが元ミュージシャン!)。通信受講でこれだけ楽しめたのだから、通学受講の方はもっと楽しかったでしょうね。勉強は全く苦にならず、一時は英語の勉強を忘れ、こちらの勉強にのめりこんだほどです。ときにはテレビの旅番組や歴史番組を見たり、ちょっとうんちくがたまってくると周りの知識自慢の人にむずかしいクイズを出してからかったり、と楽しみながら知識を定着させていきました。試験1ヶ月前は“世界最強のワークブック”と実践演習問題を何度も繰り返し、自信を持って試験にのぞむことができましたし、共通一次世代の私にとってマークシート方式のテストは御手の物でした。

<難関の2次対策>

 1次試験終了後すぐに合格を確信しましたが、今度はいよいよ難関の2次面接です。もともと話すのが苦手な上に、普段から練習をさぼっているため英検の2次試験でも苦労したのです。対策として日本事情コースを利用したアウトプットの練習、10月にDiscussion+模擬面接クラスを2コマ、1次合格発表後は模擬面接Intensive Classを4コマ受講しました。もっとたくさん受講したかったのですが、私は栃木県在住のためこれが限界でした。

 模擬面接はとてもつらい授業でした。ほかの受講生が上手に答えているのに自分だけ答えられず、いい歳をしてこんなに恥をかくなんて、と何度も情けない思いをしました。うまく答えられなかった質問には家に帰ってから解答を作成し、またほかの受講生の解答も授業中メモしておき、あとでノートにまとめ、それらをもとにアウトプットの練習をしました。Dan先生の授業ではテキストにあるそのままの答えや、他の受講生と同じような答えをするとすぐにダメ出しされます。おかげで自分の言葉で話す意識が高まりました。また毎回授業の最後に渡されるfeedbackには講師の厳しくもあたたかいアドバイスがあり、とても励みになりました。

 試験当日は「どうせ落ちるなら、見逃しじゃなく思いっきりバットを振って空振り三振で落ちてやる!」といった気持ちで臨みました。ところがいざ試験となると1つめの質問の答えにつっこまれ慌ててしまい、その後なんとか調子を取り戻したものの、思ったように話を膨らませることができず、終わった瞬間は不合格を確信しました。

 試験終了後は翌年の受験に備えアウトプットの練習を続け、発表の日を待ちました。そして2月9日、合格を知ったときは、自分の強運に驚くとともに、CELとの出会いに心から感謝しました。

<CELのおかげで“不思議の勝ち”>

 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。私の合格はまさに“不思議の勝ち”です。負けにつながる要因はいくつもありました。でも今勝因を振り返ってみると、まず一番にあげられることは自分が学ぶ場としてCELを選んだことです。趣味で始めた英語ですが、CELとの出会いによって英検1級と通訳ガイドの資格を手にすることができました。通信受講がほとんどで孤独な勉強でしたが、CELのHPにある教育理念や曽根さんのコラムをときどき読み、自分を励ましてきました。

 江口先生、田中先生、花野先生、Dan先生、他講師の皆様、田中さんをはじめスタッフの皆様、そしてすばらしい受講生の皆様、本当にありがとうございました。

 私は現在の日光市出身です。これからさらに研鑽を積み、いずれ通訳ガイドとして故郷に錦を飾りたいと思っています。



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に