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通訳ガイド試験合格者の声
<2007年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声先生とスタッフ一丸になってサポートしてくれたCEL

浅見 寧子さん(通学受講)
>>受講歴 英検1級コース通訳ガイド1次・2次コース通訳ガイド2次直前セミナー

■ 「英語を使った仕事のプロ」めざして

 学生時代から英語は好きで、英検準一級には合格していたのですが、それ以上の目的も無く、英語のラジオ講座を漠然と聴き続けていました。派遣社員として仕事をしていた時に、その部署の上司に「人生には、プロとして自信を持てるような何かが必要だ」と言われた事がありました。そこで私にとっては何だろう?と考えた結果、英語を使った仕事のプロになりたいと思うようになり、それならば、国家資格の通訳ガイドの資格を取ろう、と思ったのがきっかけでした。

 CELに入学する前に一年間勉強したのですが、残念ながら一次試験で不合格でした。これからどうしようか、どの学校に通おうかと考えていたところ、「高田馬場にCEL英語ソリューションズというスゴい学校がある」という噂を数人の合格者から聞き、CELのコース説明会に参加しました。

 そこで江口先生の弁舌さわやか、情熱あふれる説明を聞き、その説明会の後、江口先生に「再トライするにはどういう勉強をしたらいいか」などを相談に乗っていただき、合格するにはCELしかない!と思い入学しました。

■中身の濃い江口先生の授業

 江口先生の授業は、時には(否、しばしば?)脱線する事もありますが、その脱線がまた面白いのです。後になってみると、脱線した内容から、本来の説明だった文法事項や単語、日本歴史・地理関係の色々な知識を思い出す事ができ、記憶の定着に役立ちました。

 英語の一次試験対策では、英文要約問題が苦手だったのですが、江口先生からいただいた「要約は抜粋ではない。重要な事柄を自分の言葉で要約すること」というアドバイスを忠実に守りました。それまでは、ただ単に重要と思える箇所を抜き出して文を短くしていくだけだったのを、自分で考えながらまとめていくようにしました。最初は難しく、全然違う要約をしてしまったりしていたのですが,しばらくするとポイントがつかめるようになり、苦手意識が薄らいでいきました。

 毎回の授業は内容が濃いので、予習に費やす時間が足りませんでした。時間のあるときは、出来るだけ英文を全訳しようと思っていたのですが,さすがにそれでは予習が終わりません。最低限、問題になっている箇所は必ず予習し、その他の文章は疑問があったら印を付けて、授業の際にその部分の解説を聞くように心がけました。

■おおいに役立った自習教材「ハンドブック・シリーズ」

 毎回の授業のテキストだけでなく、自習教材の各ハンドブックもとても役に立ちました。「Grammar Reference Handbook」はポイントを押さえてあってわかりやすく、英文解釈をする際にも、英作文をする際にも、文法で悩む事があったら確認できて、たいへん参考になりました。

 「時事ガイド用語リスト」「日本事情関連作文ハンドブック」は、外出時に持ち歩いて、時間があったら眺める(覚えようと努力をする)ようにしました。時事ガイド用語は、本試験で何が出るか考え始めたらキリがありませんが、自分で気になった用語をガイドブックに追加して語彙を増やしていきました。これは「Vocabulary Expansion Handbook」も同様で,授業のテキストに出てきた単語も出来るだけハンドブックの中に場所を見つけて書き込んだり、自分でページを増やして自分専用の単語帳に改造しました。

 英作文は、できるだけ授業に出てきた例文を覚えるようにしました。そして時間があった時(実際はあまりありませんでしたが)に、「ガイド英作文演習ハンドブック」をおぼえるようにしました。「ガイド英会話演習ハンドブック」も活用したかったのですが、さすがに残念ながらそこ迄は手が回らず、必要な時に参考にするにとどまりましたが、一次試験合格後の二次試験対策として大いに活用させていただきました。

■効率よい勉強を心がけて

 英語の一次試験対策は予習・復習にガイドブックと盛りだくさんで、スケジュールをこなすのに精一杯でした。私は時間管理が下手なので、勉強時間を配分するのに苦労しました。

 いつも時間が足りないと焦っていたのですが、そういう時は、江口先生が講義の一番始めにおっしゃった「いかに効率よく勉強するかが大切で、長時間続けても結局頭に入らない。見極める事が大事」というお話を思い出し、自分の理想通りに勉強が出来なくても、焦らないように努めました。

 最低限決めていた事は、「予習は必ずする」「わからないところは授業中、もしくは授業後に確認する」「復習は出来るだけする」ということです。私の場合は、復習は帰りの電車の中や歩いている時に「今日は何をやったかな」くらい思い出して、わからなかった事や気になった事を確認するようにしていました。

■通訳ガイド試験も英検1級も2次面接試験でつまづく

 そして臨んだ2006年の通訳ガイド試験で、念願の一次試験合格。しかし私は、自分が二次試験に進めるとは思ってもみなかったので、二次面接試験対策をしていませんでした。そこで慌てて直前模擬面接対策Intensive Classに申し込みました。

 授業は少人数クラスで模擬面接を行うもので、Dan先生を始めnativeの先生方の指導もわかりやすく、とてもすばらしいものでした。しかしながら、一次試験対策で日本事情関連の知識を英文で書けるようになっているのだから、後はそれを口頭で話せばいいだろう、という甘えがあったのだと思います。英文で書けても、話す事とは違います。残念ながら、2006年度の二次面接試験は不合格でした。今振り返ってみると、この不合格は準備不足だったので当然だったのですが、その時はやはり落ち込みました。

 不合格後に「これから英検1級コースと通訳ガイド二次対策コースとどちらを取ればいいのだろう」と悩んだので、またCELに相談したところ、スタッフの田中さんから「まず、英検1級合格を目指しましょう」と励まされて、英検1級に挑戦する事にしました。

 通訳ガイド試験対策の江口先生の授業が充実していたおかげで、英検1級1次試験の読解問題はあまり苦労しなかったのですが、問題はEssayでした。用語を選んで、論理的に文章を展開させていくというのは苦手だったので、最初は戸惑いました。ここでまたしてもハンドブックに救われました。英検1級コースには副教材として「Essay Writing Handbook」があり、ここに書かれているコツに従って自分のEssayを論理的にわかりやすく書くように努力していきました。

 幸い2度目の英検1級受験で1次試験には合格したものの、またしても2次面接試験で落ちてしまいました。そこで、私は通訳ガイド試験でも英検1級でも面接で失敗したから、英語を話すのが下手なんだ、とものすごく落ち込んだのですが、この時は、江口先生とスタッフの佐久間さんに「音で読むCEL厳選英文集」の音読を薦められました。それと並行して,英検1級2次面接対策コースも受講し、論理的なスピーチを展開できるようにnativeの先生にスピーチ指導していただきました。この2種類の勉強方法で、英検1級2次試験も2回目で合格できました。

■最後に残った関門:通訳ガイド2次試験

 いよいよ通訳ガイド2次面接試験対策です。レギュラーの2次面接対策コースを取り、nativeの先生の指導に加えて、クラスメートの方々の知識や表現もおおいに参考にさせていただきながら、二次対策に集中していきました。英語らしい表現や自分では思いつかなかった答え方など、少人数のクラスでは刺激になり、勉強になりました。

 そして、仕上げに直前模擬面接Intensive Classを受講し、本番さながらのインタビュー形式で最後の特訓を行いました。このクラスでは、知識の正しさを磨き、英語での質疑応答に慣れることができたのに加えて、本番であがらないように、自分らしく、明るく元気に回答できるように準備する事が出来ました。

それに加えて、クラス以外では自分で「英語で語る日本事情」のテキストを使って、シャドーイング・オーバーラッピングに努めました。

■CELのクラスでやったことがずばり出た二次試験本番

 そして迎えた2007年度通訳ガイド2次面接試験当日。私が質問された事は、「なぜ関東地方は冬乾燥しているか(これは日本事情コースや日本地理の授業で何度も解説されてきた事です)」と「芸者について」でした。「芸者について」はラッキーな事に、本試験前日にDan先生から送られてきていた直前模擬面接クラス受講者のみに配信されるメールに「芸者と舞妓の違い」が解説されていたので、それを思い出しながら答えました。それでも実際には、あがってしまって、二つの質問とも満足な答えができずに、自分では失敗したと思っていたのですが、うれしいことに合格していました。

 振り返ってみますと,二次試験の質疑応答は,一次試験対策で学んだ知識を英語でいかに伝えるか、という事だったと思います。通訳ガイド試験は、英語もあり、地理・歴史・一般常識もありと、範囲が広くて大変に思えますが、それはすべて一つにつながっていて,無駄になる事はないと思いました。

■CELのみなさまの厚いサポートで得た合格

 こうして通訳ガイド試験の方も、2回目の面接試験で合格。通訳ガイド試験と英検1級に一気にW合格を果たすことができたのも、江口先生、Dan先生を始め、CELのスタッフの皆様、そしてクラスで知り合う事が出来た皆さんの励ましがあったおかげです。本当にありがとうございました。

 CELは、先生、教材、授業内容もすばらしいのですが、更にすごいのは、事務局の皆さんの親切で丁寧な対応と、生徒の学習の悩みに対して的確なアドバイスが出来るすばらしいスタッフの方々がそろっている事です。私は、何かあるとすぐ落ち込んで挫けそうになってしまったのですが、そういう時に、江口先生だけでなく、スタッフの方にお時間を取ってもらって、私に合った勉強方法や対策を教えていただくことができ、合格する事が出来ました。CELにお世話になった2年間、本当にありがとうございました。

 「試験合格はゴールではなくて、出発点」といいますが、実際合格してみて、今その言葉をひしひしと実感しています。これからCELで培った英語力を活かして、色々な事に挑戦していきたいと思います。再度お礼を申し上げるとともに、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に