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通訳ガイド試験合格者の声
<2007年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELに出会えたからこその合格

宗 朋史さん(CD通信受講)
>>受講歴 Buildupコース英検1級コース通訳ガイド1次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<CELとの出会い>

 私は中学・高校の時から英語が好きで、大学時代は英文科でした。当時のゼミ・卒業論文の指導教員の勧めもあって、大学院に進学して英語教員になる夢を持っていましたが、家庭の事情等でその時は断念しました。英検準1級は取得していましたが、卒業後は英語とは関係のない仕事に就き、英語の勉強からも遠ざかったまま10年が過ぎました。

 このままではいけない、何とかして英語で身を立てたいとの思いから、自分にはもはや一生無理と思っていた英検1級と通訳ガイド試験に何としても合格しなければと思い直しました。とはいえ、いずれも超難関試験のため独学では難しいと判断、良い学校がないものかとインターネットであれこれ検索するうちに、CELのウェブサイトに辿り着き、その内容を見て「ここだ!」と思い、受講を決めました。結果的に、これが大当たりだったのです。

<まずは悲願だった英検1級に挑戦>

 英語で仕事をするための最低限度の資格を英検1級と位置づけていましたので、まずは1級合格を目指して勉強を始めました。実は過去問は書店で立ち読みしただけで、もちろん解いたこともありませんでした。ですから初めてCELの英検1級コースの模擬試験を受けたときは面食らって時間配分も分からず、長文問題を四苦八苦しながら解き終えた時点で制限時間になり、エッセイは何と白紙で提出してしまうという有様でした。そんな私が、本試験では、CELの模擬試験を入れても自己最高点を取り、初受験で一次試験を突破、二次試験もCELのインテンシブコースに参加して鍛えられたおかげで初受験にて合格、こうして悲願の英検1級を取得できました。まずは、英検1級の試験対策でCELの威力を味わうことができたわけです。

<次は通訳案内士一次試験へ>

 英検1級に一発合格させていただいたことで、CELの教育に全幅の信頼を寄せることができましたので、今度は通訳案内士資格取得を目指して、引き続いてCELで受講することにしました。英検1級の資格で英語の一次筆記試験は免除になりましたので、1次筆記試験Ⅱ(日本地理・歴史・一般常識)コースと日本事情コースを取りました。江口先生の軽妙かつユーモラス、そしてツボを押さえた明快な講義を楽しみつつ、同時に先生の博識にはいつも舌を巻きながら、勉強を続けていきました。

 そんな矢先、一次試験まであと10日もないという時になって、当時就いていた仕事のストレスと激務による過労で体を壊して入院することになり、もう受験はできないのかと目の前が真っ暗になりました。幸い、朝から晩まで点滴による治療を2、3日続けたことで症状が収まると、一旦外出許可をもらって教材を病院に持ち込み、ベッドの上で引き続き点滴を受けながら直前対策をしました。これが本当に良かったと思っています。もしここで最後の追込みができなかったら、一次試験は突破できなかったかもしれません。

 退院してすぐ、一次試験の日を迎えました。歴史と一般常識はそれなりにできたと思ったものの、地理が非常に難しかったため、ひょっとしたら一次で不合格になるかもしれないと不安な気持ちになりました。帰宅してみると、江口先生による試験レポートが早速メール配信されており、先生作成の模範解答から自己採点をしたところ、地理78点、歴史90点、一般常識89点となりました。地理が苦手で、中学時代も成績は良くなかったのですが、それでもCELの教材のみを勉強して、前年度と比べ難度が高かったといわれる地理の試験において8割近い点数を取ることができました。これで二次試験にコマを進められるだろうと思うと、俄然やる気も倍増しました。

<最後の難関だった二次試験>

 一次試験終了後は、『英語で語る日本事情』をiPodに取り込んで繰り返し聴いては声に出して練習するほか、ハンドブックの英文を筆写・音読する練習を主にしていました。11月中旬、一次試験の合格を確認すると、1級の時と同じく早速CELのインテンシブコースを申し込みました。通訳案内士試験は年に1回しかありませんので、是が非でも二次の面接試験には一回で合格しようと思っていました。

 意気込んで東京のCELを再び訪れ、まず曽根先生・江口先生の二次試験対策セミナーを教室受講しました。いつも通信受講でしたので、教室で講義を聴いていると何か不思議な気持ちになったのは私だけではないと思います。このセミナーは、本当に目からウロコの素晴らしいもので、二次試験に臨むための心構えをいろいろと学ぶことができました。このセミナー受講は、二次試験を受けるのに必要不可欠であると強く思っています。

 インテンシブクラスは1級の時と同じく、緊張の連続でした。1級であれ通訳ガイド試験であれ、高度でまとまった内容の英語を即興で話すのは本当に難しいことを改めて痛感させられました。Dan先生は授業外では気さくで親しみやすい方ですが、クラスでは容赦なく厳しい指摘を受け、一回目のパフォーマンスではあまりに酷い出来だったためダメ出しをされてしまい、その時は自己嫌悪に陥ってしまいました。

 もっとも練習を重ねるうちに次第に慣れ、実り多い収穫を得て地元に戻ってからは独り練習を続け、二次試験を迎えました。一回で合格しなければというプレッシャーから、1級の二次試験以上に緊張していました。正直、受け答えは自分自身納得のいく出来とまではいきませんでしたが、曽根・江口両先生がセミナーでおっしゃったことを常に心がけながら試験を受けました。

 合格の確信は全くなく、その後2ヶ月が非常に長く感じられましたが、合格発表日の朝、国際観光振興機構(JNTO)のウェブサイトで自分の受験番号を見つけたときは、ほっとしたと同時にじわじわと嬉しさがこみ上げてきました。その後、官報でも自分の名前を確認し、英語の唯一の国家資格である通訳案内士資格を勝ち取ったのだと改めて実感しました。もうこれ以上は何とも言葉に言い尽くせません。

<CELに思うこと>

 私は長年の悲願だった英検1級に合格し、さらに通訳案内士国家資格を取ることができました。いずれも、幸いにして一回の受験で合格を達成することができました。CELに出会うことなくして合格の栄冠を勝ち取ることはできなかったと断言できますし、感謝の気持ちでいっぱいであり、CELを選んで本当に良かったと思っています。

 通信受講生の一人として、CELで学んで良かった点はいくらでもありますが、いくつか挙げますと、

1. 教材は全てオリジナルで、中身はもちろんのこと見栄えも素晴らしい。

2. 一冊一冊はコンパクトながらも、課題は密度の濃い内容でやりごたえ十分。

3. 解答・解説、スタディガイド等、説明がとても丁寧であり、分かりやすい。

4. 何よりも地方在住者には大変ありがたい、通信受講のシステムが整っている。

また、事務局スタッフの方々は、問い合わせに迅速かつ丁寧に対応してくださいました。インテンシブコース受講の際にお会いすることができましたが、大変気持ち良く親身になって応対してくださり、東京滞在中は何かほっとした気分にさせてくれました。

 英検1級、そして通訳案内士の資格を取得した今、これからがまた新しいスタートとなります。今後はCELで培った英語力をベースに、さらにステップアップしていきます。私の合格体験記を読まれてCELで学んでみようと思われた皆様が、一人でも多く後に続いてくださることを願って筆を置きたいと思います。

 最後になりますが、CELの先生方そしてスタッフの皆様、本当に感謝しています。

 ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。


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