<2008年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>
日本文化の素晴らしさを教えてくれたCEL
城戸 弘明さん(通学受講)
>>受講歴 BuildupR&Lコース、英検1級コース、通訳ガイド1次・2次コース、通訳ガイド2次直前セミナー
<3回目で念願の合格通知>
このたび、おかげさまで念願の通訳案内士国家試験に合格いたしました。
実は、私にはとても自信がありました。それはCEL英語ソリューションズで身に付けた英語の感性、日本についてのさまざまな知識を思う存分発揮することができたからです。
しかしながら、ここまでの道のりは長く、今にして思えば試練の連続だったように思います。通訳案内士国家試験は年に1回のみ、一度落ちてしまうと来年までチャンスは巡ってきません。
私は2回、不合格となりました。英検1級に合格してはいたものの、通訳ガイド試験には、日本の素晴らしさを外国からのお客様に的確にわかりやすく説明するという、また違った難しさがあることに戸惑いました。
モチベーションをどう維持すればいいのか、これは私が4年間考え続けたテーマでした。
<モチベーションを高めてくれたCELの先生、スタッフの皆様>
私はすべてをCEL英語ソリューションズに賭けました。というのも、以前、英検1級コースやBuildupコースを受講して、先生方の無駄がなくわかりやすい授業の進め方や、取り組みやすい教材構成に感心したからです。
試験対策は、江口先生の「日本事情コース」でスタートしました。
日本の歴史、地理、文化をいろいろな視点、切り口から探究していく授業がとても新鮮で、自分でもいろいろと深く研究してみたくなりました。英語で日本のことを語る面白さを実感しました。改めて、日本文化について考えるとても良いきっかけを江口先生はじめCELの皆様が与えて下さいました。
2次試験対策では、情報を取り入れる量の多さ(input)、的確に、しかもユーモアを交えて伝える難しさ(output)に始めは辟易しました。しかし、Dan先生をはじめとしたnativeの講師の皆様に支えられて、問題点をひとつひとつ克服していくことができました。どうすればわかりやすく話が相手に伝わるのか、自分なりにいろいろと試行錯誤を繰り返すことができました。ジェスチャーの効果的な使い方の練習もできました。
「暗記に頼ることなく、自分の言葉で語ること」、Dan先生に何度も言われていたこの言葉をいつも思い出すようにしました。今では英語で話すことにとても自信がつき、大変感謝しております。
CELの特別セミナーも、授業と同じくらいとても楽しく、また有意義なものでした。
通訳ガイドとしてご活躍のCEL卒業生や通訳ガイド団体の方のお話が、試験勉強を続けていく上での大きな励みになりました。試験直前には、『プレッシャー管理のベストソリューション』の特別セミナーをCDで受講しました。精神面での準備も万全の状態で面接試験に臨むことができました。
<試験を振り返って ~基礎力を向上させてくれたCELの教材~ >
私は英検1級合格者なので、2008年度は1次試験の地理、歴史、一般常識の3科目からのスタートでした。とは言うものの、2007年度のときは「1次試験免除」だったため、今回は久しぶりの挑戦です。そこで私は、過去にCELで受講したときの「課題集/解説集」や「ワークブック」をもう一度見直してみようと思いました。
江口先生の授業では、チェックするべきポイントや詳細な解説がとても印象に残っていました。そのため、繰り返し読めばよむほど、不合格だったときと比べてより一層、日本事情の知識が体系的に、深く自分の中に浸透していくのを感じました。
筆記試験には今までになく落ち着いた気持ちで臨むことができました。
CELの教材をとことん納得のいくまで使い込んだ自信がみなぎっていました。
今年度は難解だったと言われる日本歴史の試験でも、自分の解答を繰り返し確認する時間的、精神的な余裕を持つことができました。基礎力を確かなものにしてくれたCELの教材の素晴らしさに改めて感銘いたしました。
2次の面接試験でも、今回は以前にも増して入念で確実な準備ができました。
不合格だったときは、試験官の質問がちゃんと聴き取れているのだろうかと、終始、不安でした。そのためか、会話のリズムにも、今考えると多少のぎこちなさがあったように感じます。
今年は違いました。相手の目をしっかりと見て、あせらずに丁寧に応対している自分に気付きました。どんな質問がきても、リズムが乗っていてなんだか楽しいのです。もう少しこの場にいたいなあと思うほどでした。試験直前、今まで数多く受けてきた2次試験対策intensiveクラスで、最後にDan先生から、はじめて、Model Interview Feedbackの各評価項目オール5(5段階の最高スコア)をいただきました。とても勇気が湧いてきました。と同時に、今まで諦めないで本当に良かったと、つくづく感じました。
<CELに巡り合えた幸せ>
私は、CELに巡り合えてとても幸せでした。4年間は確かに長い時間でした。しかし、それ以上にCELを通じてさまざまな方々に出会え、日本文化の素晴らしさを実感できたことは、私にとって生涯の財産です。通訳案内士試験に合格したいま、これからの将来への展望が大きく開けてきたように感じています。これからも様々なことに関心を持ってたくさんの経験を積み、世界に誇れる立派な「日本人」となれるよう、日々精進してまいりたいと存じます。
CELの皆様からは大変に暖かいご支援ご協力を賜り、まことにありがとうございました。
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本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス |
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