通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生20 女性

質問内容

J:名前と住んでいるところ。

N:富士山以外の日本の山を紹介してください。

A:日本にはいろいろ有名な山はありますが、大山です。鳥取県にあります。私は山口県出身なので、スキーに行きました。
(高尾山でも言えばもっと説明できたのに(授業で何べんもやったので)、富士山に匹敵する山じゃないと、と思い、とっさに思いついたのが大山。でも、本当はスキーに行ったこともなく、つっこまれるとどうしよう、という思いから、これ以上は述べませんでした)

N:日本はなぜ山国なのですか。

A:山脈が列島を背骨のように走っているので、山国です。 (思いつかず、「山があるから山国」みたいな、恥ずかしい答えをしてしまいました)

N:日本の山はどのくらいですか。

A:(面積など具体的な数字だと思ったので)正確な数字はわかりません。

N:何パーセントぐらいですか。

A:70%くらいです。

N:日本は支払いに税金が含まれるのはなぜ?

A:(会計上の理由かな、と思いつつも説明が思いつかず、時間かせぎに)外国ではチップを払いますが、日本で払わない(ここで、チップのことじゃないぞ、と思ったので)私、間違っていますか?(と聞いたら)

N:いいえ、間違っていません。

A:(ほっとしたもののあとが続かず)わかりません(「禁句」を言ってしまい「しまった!」でも、あとのまつり…。そこで、思い出したのが)I'll check it and tell you later.(これは、直前 の土曜日にマーク先生に教わった言葉!)

N:日本では率直にものを言うのが失礼だと思われるのはなぜ?

A:日本は儒教の影響があり、権威や目上の人を重んじます。それで、権威や目上の人に率直に言うことは失礼だと思われます。また、日本の社会はgroup-orientedで調和を大切にするので、率直に意見を述べることは調和を乱すと考えられるからです。

N:ここ50年で日本のオフィスワーカーの生活はどのように変わったか?

A: バブル崩壊後、政府は労働市場を規制緩和し、企業、とくに製造業は多くの派遣社員や日雇いを労働力調整のために雇いました。世界的な不況が日本を襲ったとき、これらの人々は解雇され、彼らは職を失い、貧富のさが生まれました。 (まとめがなかったし、50年間の変化にもなってないし、オフィスワーカーからも少しずれているし、ポイントをはずした感がありました)

J:(日本語で)ガイドには何が必要か?

A:大切なのは、誠実さと熱意。私は英語がうまくありません。しかし、お客様を楽しませたい、喜んでもらいたいという熱意があれば、カバーできると思います。言葉は伝わればよいので、あとは熱意と誠実さでカバーできると思います(私はちょっと難しい発音はかんでしまうし、流暢でもないので、ここでカバーしなくちゃ、ととっさに思いました。)

以上です。



試験を終えて

まるで一問一答のような感じで、矢継ぎ早に聞かれ、とにかく沈黙してはいけないと思い、思いつくまましゃべっていました。
余裕が無かった、のひとこと。 日本語ではきれいにまとまっていますが、実際の英語はこんなにきれいに言えていません。
はずかしながら、すべてをレポートしました。
面接官の方は紳士的なアメリカ人で、質問以外の話は全くなし。

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