通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生29

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

受付時間:朝9時~9時25分
8時55分に会場に到着したので、受付開始まで、ラウンジでのんびりしようとしたところ、受付開始前の待合室(広い教室)に入るよう指示がありました。
その後、すぐ受付が開始したため、受付の教室へ列になって移動しました。
受付は、5、6人の担当の方がいらして、空いている列に並ぶよう、指示がありました。

受験票や身分証等を提示すると、受験者に既に割り振られた番号を表で確認し、その番号のストラップ付き番号札が渡され、首にかけるよう、指示がありました。
その番号とは、後からわかったことですが、試験の教室番号、面接を受ける順番でした。私の場合、○ー△でした。○番教室で△番目に面接ということでした。
その後、別の待合室で番号札順に着席し、待機しました。
九時半に、注意事項の説明があり、その後、再び、10人くらいずつ列になって、別の待合室へ移動しました。
そちらの待合室でも、番号札順に着席して待機した後、5、6人で一列になり、待機部屋を出て、一人ずつ教室前にある椅子に座り、廊下で待機しました。
自分の前の受験者が退室され、少し間があってから、日本人試験官が扉を開けてくださいました。

廊下にいらした係員の方は、時間を計測してらっしゃるようで、受験者が退室してから、なかなか次の受験者が呼ばれない場合、扉をノックして確認されていました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

Nativeの試験官は、女性(40代くらい)米国(?)
日本人試験官は、女性(50代くらい)

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前と受験番号のみ。
私の場合、受験番号を暗記していれば良かったのですが、受験票をかばんの奥までしまっていたので、ガサゴソと時間を少し使ってしまいました。

(4) 通訳の日本文

概略です。試験の日本文は、もっと丁寧な表現です。 日本は海に囲まれて、70%が山。川は幅が狭く、流れが急です。 川の水が海に注ぎ…。平野…。 この辺りは、日本語の聞き取りがあやしかったので、英訳もうやむやになってしまいました。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

一枚のカードではなく、三枚のカードに一つずつ書いてありました。
一枚目の「浮世絵について」を見た瞬間、決めたので、他のトピックはちらっと見ましたが、覚えていません。

(8) プレゼンテーションの再現

浮世絵とは、江戸時代にとても人気で、モチーフは、美人画、力士、歌舞伎役者、富士山がある。 高額ではなく、庶民も購入出来た。 葛飾北斎の富嶽三十六景と安藤広重の東海道五十三次が有名で今でも人気のある作品。

(9) Q&Aのやり取りの再現

葛飾北斎の富嶽三十六景で好きな作品は?
その作品は何番目?
安藤広重の東海道五十三次で好きな作品は?
浮世絵が流行った時代は?
具体的に数字では?
東京で好きな街はどこ?

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

試験で使用したメモ用紙を日本人試験官が回収し、トピックのカードをNative試験官が回収しました。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

退室後、フロアを突き当たりまで歩き、更に曲がった奥(近くに試験教室なし)の階段近くで、椅子に座り、少し待機しました。
その後、15人くらいで、移動し、別の待合室で、番号順に着席し、解散まで待機となりました。 (私語禁止。飲料可。食べ物不可。)

(13) 全体を通しての感想など

試験官のお二方は、とてもにこやかで、時に、頷いてくださったり、話しやすい環境を作ってくださったので、とても有難かったです。
試験終了後は、あぁ言えば良かった…とか、いろいろと反省&凹む点が多々あります。
でも、曽根先生と江口先生がおっしゃっていたように、笑顔をキープ、挨拶はきちんと行うという点だけは、守れたと思います。
試験の結果は、とても不安ですが、あの時点でのベストは尽くせたと思います。
曽根先生、江口先生、スタッフの皆さま、本当にありがとうございます。

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