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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生66

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

場所 TKP品川
集合場所 1階入り口
受付時間になるとエレベーターで6階へ誘導あり。全員が6階の大会議室のような部屋で受付、着席。受験票を忘れたり、無くした場合は受付で手続き可能でした。
番号(2桁)-1~4の枝番を各自与えられ、ひも付きの番号札を首からかけます。
同じ番号の席に着席。
通信機器は使用禁止。私語厳禁。トイレは挙手してある程度、人数が纏まったら係員同伴のもと団体でトイレへ。
??~??番号で呼ばれその中の枝番1だけ、2だけ…でグループが作られます。
枝番1が最初に各試験部屋の廊下で待機。
中から日本人の試験官がドアを開けてくれました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

J 男性 30代後半 笑顔なし
N 白人 女性 30前半 声が小さくて早口

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J 名前、生年月日、住まいを教えてください。
A 日本語で質問されたのに、英語で答えてしまいました。

(4) 通訳の日本文

京都の祇園では、電柱や電線を地中に埋めています。コンビニやファーストフード店の看板を落ち着いた色にするなど、景観に配慮した工夫が行われています。

(5) 英語訳の再現

 Gion district in Kyoto wires are placed under ground. Convenience stores and fast food stores have merchant plates with subdued color.(こんな感じだったと思います。)

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

 1 日本のアイドル
 2 中山道
 3 金閣の建築様式 (金閣寺とは書いていなかった)

(7) 選択したトピック

 金閣の建築様式

(8) プレゼンテーションの再現

 This structure was built in the 14th century, Muromachi period in Japan. It used to be a villa for Ashikaga yoshimitu, the 3rd shougun of the muromachi period. After the villa, the building was reformed into a temple. That building has unique design. The 1st floor is palace style. The 2nd floor is samurai worrier style. The 3rd floor enshrines the remnant of Budda. It is topped with a bronze statue of a phoenix. It is a 3story pagoda covered with gold leaf.
 こんな感じでした。

(9) Q&Aのやり取りの再現

 いきなり、
 N 神社と寺の違いについて
 A 神道は日本固有の宗教で、創始者も経典も無い、神社は大きな鳥居があって山や滝や川といった自然のものを神として崇めている。結婚式や子供の誕生などおめでたい儀式は、たいてい神社で執り行われる。一方、寺には仏像が祀ってあって、大きな寺にはパゴダやlecture hall やstatue hall, grave yardがあり、funeralやmemorial serviceは仏僧によって執り行われる。
 N 神社で執り行われる子供の儀式はどのようなものか?
 A 七五三がある。女の子が3と7才、男の子が3と5才の時に両親と一緒に神社に行って子供の健康と幸せを願う。
 N 東京でお薦めのお寺はあるか?
 A 観光客に最も人気のあるお寺は、浅草寺で7th centuryに建てられた東京で一番古いお寺です。
 N Thank you very much.
 A Thank-you very much
 有難うございました。
 J カードとメモ用紙は、そのままにしておいて下さい。

(10) 日本語での質疑応答の有無

 最初にJから名前、生年月日、住んでいる所の質問。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

 日本人試験官がドアをあけて下さいました。廊下に出ると、既に同じ回で終わった受験者が数名着席、全員が揃った時点で5階の大会議室へ。自分の番号のイスに着席して待つ。通信機器の使用禁止。私語厳禁。本と電子辞書は見ても良い。トイレは挙手して係員同伴で行動。同じ時間帯の受験者全員が終了するまで待機。案内状に記載のあった通りの終了時間より10分ほど早く解散できた。

(13) 全体を通しての感想など

 CELで模擬面接を受けていたお蔭で、前日の夜はよく眠れて、思ったほど緊張はしませんでした。
 服装も明るいジャケット、満面の笑みを忘れず、相手の目を見て楽しい会話の雰囲気作りに努力しました。
 プレゼンテーションのテーマが、金閣寺ではなくて、金閣の建築様式という限定付きだったので少し考え、メモ用紙には三層のパゴダの絵を書いてイメージを引き出しました。江口先生の授業で勉強した宗教の内容がかなり役に立ちました。それでも終わってから1階の半蔀や2階の引き戸などいろいろ思い出され、金閣寺の美しさをもっと伝えたかった思いで一杯です。
 今はいつか、あの(絵ではなくて本物の)金閣寺の前に立って話す日が、更に楽しみになりました。
 今から思い出しても、文法ができていなかった部分はかなりあります。
 沈黙をしないよう無我夢中で話続け、言い直しにも気を付けましたが、基本的にもっと話す練習が必要だと感じています。
 これからも、英語の勉強を続けていきたいと思います。
 今年の春からCELでお世話になり、江口先生、曽根先生、Dan先生、事務の田中さんをはじめ皆様、そして温かく力強く励まして下さったCELの先輩の皆様、本当にお世話になりました。
 有難うございました。

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