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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生26

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

10:00から10:25 集合で 9:50頃到着。受付手前のラウンジのようなところで待ちました。皆さん早めに来られていたので空いている椅子を探すのに苦労しました。
(この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。)

10:00 係の指示に従って、講堂のような大きな教室に移動し、番号順に着席。
黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。
携帯を持っていないことを確認されていました。
10:45 番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が更に別棟に移動。
小教室で着席して待つ。
11:05 2~3人単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。
11:10 各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。
係の人から、「すぐにお呼びします。」と指示有り。
11:10 まもなく日本人のアシスタントの方がドアを開けてくださり、 英語で説明を受けた。教室には
J:「Please put your bag on this seat and have a next seat please」
のような英語でした。(2席あって、手前にかばんを、その横に座れ、と理解)
そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。
J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて英語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40代くらいの男性
(白人 アメリカ?話しやすそうな雰囲気の人)
日本人:40-50代の貫禄のある感じの男性

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J: 英語で名前、生年月日、どこに住んでいるのかを言うように指示。

(4) 通訳の日本文

長崎にある眼鏡橋は中島川にかかっているアーチ状の橋です。
川面に映る二つの輪が眼鏡みたいなのでこの名がつきました。
重要文化財に指定されている。1982年の水害で一部損傷したが翌年修復された。

(5) 英語訳の再現

「中島川」というところを聞き逃し、自分で何を言ったのか覚えていない。ボロボロでした。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.厄年
2.茶室の特徴
3.国立西洋美術館

(7) 選択したトピック

厄年

(8) プレゼンテーションの再現

プレゼンの最初に自分が選んだトピックを英語に訳してから始めてくださいと指示がありました。
CEL英語の講習でいただいたサンプルプレゼンの覚えていたところを言いました。
Yakudoshi is a kind of superstition we have in Japan. で始め、地域によって年齢が違うこと、一つの例で男性、女性の厄年は何歳か。厄年対策として神社に行ってお守りを買うなどする。
最後の締めはDo you believe in the concept of an unlucky year? でサンプルプレゼンを拝借しました。サンプルプレゼンありがとうございました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

N: 厄年の漢字の意味を尋ねられました。
A: Yaku means unlucky. Doshi means year.
N: Toshi or doshi?
A: Doshi.
N: 男性女性で厄年が違うのはなぜか?
A: 身体のつくりが違うから例えば女性は妊娠するが男性はしない。
N: あなた自身厄年にアンラッキーなことが起こったか?
A: 起こってないと回答したが、若すぎて厄年をまだ経験していないとジョークを言いたかったなと後で思った。
N: 厄年対策は神社に行ったらよいのか?
A: 神社と回答したが、自信がなくなりときどき寺もありかなと付け加える。
N: 日本人は信心深いか?
A: 信心深いわけではないが特にお正月などに神社や寺に行く。
N: イベントのような感覚?
A: そうです。
N: なぜ正月なのか?
A: その年がいい年になることを祈って正月に行く。
N: 神社によって効くご利益が違うのか?具体的にここに行ったらこれに効くといった寺はあるのか?
A: 清水寺が恋に効く。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much. ありがとうございました。
とお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。

(13) 全体を通しての感想など

試験官は二人ともうつむいていることが多く、特に日本人はむすっとしていましたが、私は気にせず 常に笑顔で プレゼンの間はネイティブと日本人試験官を交互に見ながら話しました。目を見て話す&沈黙は禁!は守れたと思います。
プレゼンの反省点は3つのカードをもらったときに、茶室の特徴と厄年で迷いました。
結局サンプルプレゼンでうる覚えだった厄年にしましたが、選択は正しかったと思います。
自分なりにできる限りやったという思いと、あの時こう言えばよかったという反省点があります。合格していたら嬉しいですが、していなくても来年への踏み台になったと思います。
試験終了後は、最後の人が終了して戻ってくるまで帰れず、通信機器も使えないままで、11:30には私は終了していたものの、解放されたのが12:00過ぎでした。

最後に。
厄年のサンプルプレゼンが大いに役立ちました。あれがなかったら通訳パートでボロボロだった私は立ち直れていなかったと思います。ありがとうございました。

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