通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート
受講生10
(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順
会場:品川
時間まで建物1階で待機。エレベーターに乗ると拘束状態でした。エレベーターを降りると受付を促され、トイレは後程指示に従うようにとのことでした。(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
外国人:30歳代? 黒人系で判断できませんでした。国籍不明(アクセントで判別などできません)。こちらのプレゼンに時々うなずいていたので、酷い状態だった私は落ち着けました。
日本人:年配(50歳代)の女性
(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
日本人女性より、名前、誕生日、現在の住まいを一緒に質問されました。
事前にアドバイスされていたことを含めネタを仕込んでいたのですが、追加の質問が一切なく、拍子抜けしました。(4) 通訳の日本文
テーマ:屋形船。
屋形がついた舟で、元々貴族の遊びで、後に庶民にも広がったこと。現在では、春の花見、夏の涼み、花火?を説明。
(5) 英語訳の再現
申し訳ありません。再現できません。一語一句を正確にではなく、自分の言葉で大意(と自分は信じて)説明しました。
(6) プレゼンテーションの3つのトピック
満員電車、宮内庁、コミケマーケット?
(7) 選択したトピック
満員電車。(コミケは全く知識がないため、宮内庁は話のネタが思い浮かばなかったための選択)
(8) プレゼンテーションの再現
3つとも全く予期せぬお題であり、さらに経験を話題にできるテーマで無かったため、焦りました。
満員電車=通勤列車との先入観が働き、タイトルの説明の段階でシドロモドロになってしまいました。
以前は使っていた東海道本線の横浜~品川間が非常に混んでいたこと、今は始発駅のため座って通勤していると話しました。
疲れるし、生産性がないと個人的なコメントしました。
(9) Q&Aのやり取りの再現
幾つか質問されたことは、以下のとおり。但し、英語を正しく理解できていないかも。因みに順序は正確でありません。
・外国からの訪問者は通勤電車ではどうすればよいか?
・横浜~品川間以外に混雑している路線は?
・外国人が電車に乗るときはどうすればいいの? 電車利用の一般的な質問でした。
・満員電車でトラブルにならないようにするためには?
(10) 日本語での質疑応答の有無
ありませんでした。
(11) 試験終了後のやり取り(もしあれば)
ありませんでした。
(12) 終了後、退出してから解散までの手順
Thank you!、ありがとうございましたで退出しました。
個別の面接後も、解散まで拘束(会話NGなど)されました。試験スタッフは確りしたマニュアルどおり動いていたようです。
(13) 全体を通しての感想など
一次試験と全く異なるぴりぴりした空気感を久しぶりに味わいました。私自身、多少緊張していたのかもしれませんが、周りを見渡す余裕はありました。荷物すべてを面接時に持ち込むように言われていましたが、忘れて入室しようとしている受験生を2名見ました。
辞書・参考書などは控室で間際まで見ることができました。しかし、私はネット辞書を利用しており、使えませんでした(通信機能があるものは、入室時に切るようなルールのため)。レコーダーに先生方からのアドバイスや自分の練習を入れており、それらが聞けると思っていたのが、誤算でした(過去のレポートを熟読していれば気づいたかもしれません)。参考書やノートなどを最後まで見ている受験生が居ましたが、私は纏めていた数枚の紙を使っていました。定番の文章、文言、英単語、想定の通訳・プレゼンのキーワードなどをそれぞれA4用紙1枚にしていました。日本事情の本、授業などの幾つかの資料も持参しましたが、鞄から出すことはありませんでした。コートなどの荷物もありますし、持参品は極力少なくすることが良いと思いました。