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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生47

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

10:00-10:25 集合(この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有り。)
9:30頃、品川カンファレンスセンターの1Fに着くと、すでに同時刻の受験者が5,6人並んで、案内されるのを待っていた。係のスタッフが3人ほどいて、受付時間と試験時間を受験者に確認し、10:00になったら上階に案内すると告げていた。「上に上がると自動販売機などはないので、飲み物を買う場合は受付前に用意しておくとよい」と一人一人に案内していた。
10:00少し前に5F?に上がり受付。首から下げる青い番号札をもらう。別室に案内され、背に番号のついている椅子に座って待った。部屋には20人ほどの島が4つあった(私の通された控え室は80人弱の受験者がいた。) ホテルのバンケットルームのような部屋で、寒いこともなく暖房もほどよく効いていた。
前のホワイトボードに、携帯電話・電子辞書などの電子機器は使わないように、カバンに電源を切ってカバンにしまうようにと指示があった。本を読む人、プリントを見返す人がほとんど。(「英語で語る日本事情」を読んでいる人を見ると嬉しくなった!)
10分おきくらいに「お手洗いに行きたい方はいますか」とスタッフが呼び掛け、グループにしてトイレに案内していた。携帯電話は席に置いていくように指示されていた。
10:40 係の指示に従って、エレベータで3F?の部屋に移動し、番号順に着席。こちらは横長の机の両端に一人ずつ番号順に座った。この部屋には20数名が控えていた。
机があったためプリントの見直しがとてもしやすかった。思ったより時間があったため、復習が十分でなく気になっていた箇所の見直しができた。(実際に見直した内容は試験では出なかったが、気持ち的に安心して臨めた。)
10:55 番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が更に1フロアー上の階に移動。
その階には廊下の両側にドアが多くあり、それぞれ12、13、14など番号が付けられ、その前に椅子が1脚置かれ、そこに座って中から呼ばれるのを待った。

11:00 日本人試験官の方がドアを開けてくださり、入室。英語で、あちらの椅子に荷物を置いてすわってくださいと指示あり。とても広い部屋の真ん中に試験官二人の長机と、その前に3つの椅子が置かれていた。(試験官との間隔は2m程)

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:60代くらいの女性
(優しい雰囲気の物静かな白人の女性。時折、笑顔も見られた。)
日本人:50代後半の背の高い女性。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

N: What is your name? と言われ、I am________.と返答
誕生日を聞かれたので、I was born on June 〇th, 19〇〇.と答えた。その後すぐに通訳パートの説明に入った。

(4) 通訳の日本文

「パクチーはその香りと味のために好き嫌いがはっきり分かれますが、最近ではスーパーマーケットで手に入れられ、レストランでも食べられる人気の東南アジアの野菜になりました。以前は、中国語や韓国語での表記でしたが、今はタイ語で表記されています。」

(5) 英語訳の再現 

Due to the flavor and taste of Pakuti, it is divided person who like it or not. Recently, people buy it at supermarkets, and eat at restaurants. It became popular south-east Asian vegetable. It used to call in Chinese and Korean, but now it is represented in Thailand word.

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

  1. 夏祭り 2. 古墳について  3.       

すみません、もう一つが思い出せません!

(7) 選択したトピック

夏祭り

(8) プレゼンテーションの再現

In summer, many matsuri festivals are held across Japan, especially during o-bon period. O-bon is a Buddhist holiday.
Tanabata matsuri festival in Sendai city in Miyagi prefecture is famous. Sendai city is northern Japan. It takes about 1hour and half from Tokyo station by Shinkansen, super express. So many (短冊や吹き流しという英語が分からず、ジェスチャーで紙が吊るされている装飾を表した)papers are decorated. People can see many festival floats, and festival stalls, enjoy eating. Another example is Kamakura’s fire-works display. Kamakura is 30minutes south from Tokyo by train. It is held seaside. Many people wear yukata, cotton kimono for summer and watch lots of fireworks. It is very beautiful.
It is also held in local town. People gather at parks or square in shopping center, and dance called Bon-dance. Many ladies wear yukata. Bon-dance is played to entertain the ancestors’ spirit with enjoyable music.
もっと何かを話したと思いますが、内容的にはこんな感じです…。
今振り返るとちゃんと複数形で表現していたかは疑問。。。その他、色々と文法的ミスが発覚し、今更のように後悔。
ただ、お盆とは何か、仙台・鎌倉は日本のどの辺りにあり、どういう交通機関を使って何時間で行かれるのか、浴衣とは何か、など、相手が何も知らない観光客として話すことを心掛けました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:You talked about northern Japan summer festival, so could you explain Nebuta-festival?
A:Yes. Nebuta-festival is held in Aomori prefecture. Many festival floats, we can see. The floats are painted distinctive man’s face looks like Kabuki. At night, the floats are lit from the inside. They are so beautiful.
N: Are there any other famous summer festivals?
すぐに出てこず、考えていると、
N: In kyoto? (と、助け船)
A:(祇園祭のことを聞かれているのだと分かり)
Gion matsuri festival is held in July every year. Kyoto is ancient capital in Japan, it takes about 2hours and half from Tokyo by Shinkansen.  Gion matsuri festival is one of the most famous festivals in Japan.
N: You talked about yukata, do you like yukata?
A:Yes, I love yukata.
その後、しばし沈黙が流れましたが、もうあまり聞くことがなくなったという感じになり、日本人試験官の方も外国人試験官に目くばせで「もういいわね、次にいきましょう」という会話が交わされ(ているように見え)、私に向かって「ありがとうございました。終わりです。」とおっしゃいました。

(10) 日本語での質疑応答の有無 

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り(もしあれば)

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you for your time.と外国人試験官の方に精一杯の笑顔で言い、日本人試験官には丁寧に「ありがとうございました」と一礼をして席を後にしました。
ドアのところで振り向いて、再度挨拶をしようとしたのですが、(とても広い部屋で、ドアまで結構距離がありました)お二人で忙しそうに紙に記入したり次の用意をしているようだったので、そのまま静かに部屋を出ました。
外に出ると係の方が控え室まで案内してくださり、(受付の後すぐに通された控え室)そこで解散まで待ちました。11時45分解散となっていましたが、その5分ほど前、40分に解散になりました。

(13) 全体を通しての感想など

外国人試験官は終始穏やかな雰囲気で、こちらが努めて笑顔で話すとつられるように笑顔を見せてくれました。
「なるべく明るい雰囲気で相手の目を見て話す」は守れたように思います。通訳中も一文ごとにアイコンタクトをするように心がけました。
プレゼンは、3枚のカードを見て早めに「夏祭り」にしようと決めたのですが、構成を考えるほどの余裕がなく、何を話そう…と考えている間に「どうぞ」と言われ、結局思いつくままに話したように思います。
ただ、思いのほか落ち着いてできたのは、2次対策直前模擬面接intensive classを十回近く受けたからです。回を追ってもなかなか進歩しない自分に腹立たしさや「どうしてこんなに自分に向いてないことを始めてしまったのだろうか」という後悔さえ感じながらの模擬面接でした。でも英語力や知識量などは大きくは変わりませんでしたし、最後まで緊張してガチガチの模擬面接でしたが、この経験は本当に大きかった! CELの先生方や現役ガイドの卒業生の方々の面接の方が、実際の試験よりずっとハードだったため、本番の方が緊張せず、簡単に思えたくらいです。改めて intensive classes の効果の大きさを今味わっております。もちろん受講したその他のクラスすべてがそれを下支えしたのですが!

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