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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生52

(1) 昭和女子大学試験会場到着から試験室入室までの手順

 私の受付時間は午後4時から、試験時間は午後5時から、解散時間は午後6時15分でした。正門から試験会場に向かいますが、構内案内係は待機棟近くの1名のみで、また待機棟迄の道が他の行事で混雑しており直ぐには到達出来ませんでした。待機棟には洗面所が1つで、常に数人が待ち並び不便でした。待機棟から、別棟6階の試験受付会場へエレベータで向かい、午後4時過ぎに受付を済ませ、大教室で待機しました。その後、別階の待機教室へ移動し、手洗の案内があり、受験番号順に面接室入口付近の椅子へ移動しました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人 40代男性、米国人 と思われました。
日本人 50代女性
面接開始前に、男性試験官が笑顔で入口扉まで迎えてくれました。試験中、双方共に終始笑顔でした。終了後も男性試験官が出口迄送ってくれました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前と生年月日を確認されました。

(4) 通訳の日本文

摩周湖は北海道にある周囲20キロメートルのカルデラ湖、高い透明度で240m位 等

(5) 英語訳の再現 

 

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1. おせち料理 、2. 鯉のぼり、3. 忘れました

(7) 選択したトピック

おせち料理

(8) プレゼンテーションの再現

各料理には子孫繁栄、健康、長寿、幸福等の意味が込められている。例えば海老は腰が曲がるまで長生きするよう「長寿」が込められている。正月休日に料理を作らなくて済むように調理がされている等を述べました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

食べる順序は?→新年あいさつ、御屠蘇、おせち料理

おせち料理は何品目くらい?→10種くらい

外国人旅行者はどこでおせち料理が食べられるか?→旅館やホテルで

貴方は昨年おせち料理を作ったか?→購入しました→笑い

皆がおせち料理を作らなければ、おせち料理の作り方は廃れるのではないか?→いいえ、この時期の多くの料理番組は幾つかの料理法を放送しているので廃れません

正月料理はそのほかに何があるか→雑煮があります

東西で相違があるか→たとえば西では丸もちで、東では餅は四角です

その理由は→東は無駄を省く武士の好みから餅は四角になりました

その他に新年でするものは→神社か寺に初詣をします

寺院と神社の異なる点は→初詣はあまり相違ありません。ただ例えば明治神宮は混雑するので注意して下さい。(ここで女性の試験官が時間切れの合図をされ、終了になりました。)

(10) 日本語での質疑応答の有無 

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り(もしあれば)

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much for taking time. とお礼を言い、退出しました。試験室を退出時には、同時間帯の他の受験者は皆そろっていたので、私が最後の最後であったようです。その後、他の受験者と共に大教室へ行き、解散時間まで待機しました。

(13) 全体を通しての感想など

口述試験には試験官を観光客と捉え、「もてなし・楽しませよう」との思いで、入室しました。しかしプレゼンへと進むにつれ当初の思いは霧散し、各種質問に対し防戦になり、笑顔を保ちつつ多少の身振り手振りを加え回答を続けましたが、あっとう言う間に試験終了になりました。試験会場退出後は、授業で学んだ事を冷静に話せば済んだものを試験では発言できず、言い忘れや適確な単語を使った表現が出来なかった事が次々と思い浮かび後悔のみでした。しかし学習の蔭で、日本文化に関する多面的な知識を学ぶ事が出来た為、試験官の質問に不完全ながらも対応出来た事を肯定的に捉えるようにしました。

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