Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)受講生の体験記

CEL受講生の体験記

「わかったふりはもう卒業」

市川 みどりさん(大学生)
(英検準1級から英検1級合格手前)

 私は現在、英文学科に通う大学4年生です。1年間大学を休学して留学したのですが、今でも自分の英語力には満足していません。現在の英語力はTOEIC890点(リスニング495点・リーディング395点)です。一見まあまあ良い成績に見えますが、この成績は私の抱える大きな問題を表しています。リスニングとリーディング力の差があまりにも開き過ぎているという事です。これまで英検1級には3度挑戦しましたが、文法・読解力が低いため、いつも61~63点で不合格C。結果のハガキを見る度に「1級なんて普通の私には受かりっこないかも。おばあちゃんになるまでには受かりたいな(笑)。」と思っていました。

「不合格C脱出計画」

 英検に向けての私の勉強方法は高校生の頃から変わっていません。市販の単語集を購入し、1週間前から暗記をするだけ。確かに500~600語は覚えられますが、試験が終わると同時にきれいさっぱり頭から出ていってしまいます。Newsweekを読んでいても、「あれ?この単語、英検の時覚えた気がするけど、何だっけ?」という始末。この状態を抜け出すためにはどうしたらいいかと悩んでいた時出会ったのがCELでした。カウンセリングを受けた後、英語の土台を固めるためにまずはBuildupコース (現Advanced/Beginnersコース)を受講する事に決めました。

「私の予習・復習法」

 予習の教材は1週間前に配布されます。私はまず大きな声で音読してから、辞書を使わずにざっと黙読します。それから、わからない単語にはアンダーラインを引き、辞書で調べ、Sentence structureをチェックしてからもう一度黙読をします。予習には十分な時間(1時間半くらい)をかけ、自分で訳せない所に必ず印を付けて授業に臨む様にしました。その方が、授業の説明が頭にするすると入っていくからです。復習は文法や新出単語に注意しながら教材を読み直します。Glossaryのページをコピーし、単語ノートを作って、授業があったその日のうちに全部覚えるように心掛けました。そこで覚えた単語が実際、英検本試験の問題に出てくることもありました。

「楽しいから続けられる」

 私は英文を読むときはどうしても、自分の好きなジャンルばかり読みがちで、苦手な科学や経済についての記事にはあまり目を通しませんでした。その点、Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)の教材はバランスが取れていました。私の大好きなハリー・ポッターが出てきたと思ったら、次のページには言語学のチョムスキーが登場したりと、毎週次の教材はなんだろうと楽しみにしていました。社会人の方が多く、自分の両親くらいの方達と一緒に勉強できたのも私にとっては大きな刺激となりました。周りの人達の目的意識が高いので「私も負けていられない!」と思い、必死に授業について行きました。

「わかったふりはもう卒業」

 Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)を受講してから、英文の読み方が劇的に変化しました。以前の私は、文法や長文読解をあまりマジメに勉強していなかったので、何となく英語を読んで、わかったふりをしていたような気がします。でも、今では英文の構造をきちんと把握した上で、細部の意味も含めてしっかりと読めるようになりました。

 驚いたのはBuildupコース (現Advanced/Beginnersコース)を受講しはじめてから受けた英検1級の結果です。私の得点源はリスニングで、空所補充や内容把握の長文読解問題がいつも脚を引っ張っていました。でも今回は、最も苦手な読解分野が得点源となっていたのです。それにつられて、大意要約までが5点から8点(10点満点中)にアップしていました。残念ながら不合格Aで合格には至らなかったのですが、私にはもう「1級に合格している未来の自分」が見えます。4月からは社会人として働く事になるので、CDの通信受講をしようと考えています。目標を英検1級合格に定めるのではなく、常に上を目指して今後も計画的に学習を進めていこうと思っています。



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に