Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)受講生の体験記

中山　利徳さん（会社員）
（英検準１級から英検１級合格手前 *注）　

　「英検１級」は私にとって「どうしても突破したい、しなければならない」資格です。本格的に英語の勉強をはじめて６年、この思いは次第に強くなり、いままで独力でいろいろな勉強法や教材を試してきました。現在の私の実力は英検準１級・TOEIC８００点・英語ボキャブラリ－検定１級です。しかし英検１級だけは、過去４回受けましたが、３回は６３～６７点。「不合格Ｂ」の文字ばかり目に入り、嫌気がさしていました。自分なりには弱点を分かっているつもりで、単語の増強が大切とばかりに暗記に精を出していました。もうそろそろ挑戦しても良いかなと思い、TIME誌を定期購読しましたが、知らない単語が多すぎて（１ページに２０個くらい）挫折気味でした。それでも「１級の試験では、こんなに難しいのは出ないよなあ」と自分に甘え、自己流の勉強に満足していました。こんな調子でしたから、当然のことながら、結果が数字になって表れませんでした。

　転機となったのが、今年度第１回の英検でした。かなり気合いを入れて勉強したにもかかわらず６５点。さすがに落ち込みました。得点配分を見ると、語彙・読解・リスニングのPart 2、Part 3が平均点かそれ以下であることに気づきました。「基本的な力が足りない、何とかして本当の実力を付けたい。」この思いが高まり、英検１級合格につながる学校を探しました。そして３校を選んで、インターネットでホームページを確認したり、授業見学に行きました。この中で一番印象に残ったのが、CELのホームページにある「本物の英語力を身につけさせるための、スタッフの方々の姿勢」でした。「これだ！」と思い、すぐに入学を決心しました。

　入学前に丁寧にカウンセリングをしていただき、まず基本をかためる、ということで、英検１級コースよりもBuildupコース (現Advanced/Beginnersコース)を勧めていただきました。このコースは、それまでの私にまさに欠けていた「質の高い英文を読み・聴き・理解する」部分を、根本から気付かせてくれるコースであることがわかりました。

　Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)を受講開始後、私の中に劇的な変化が起こりました。英語の読み方がまったく変わったのです。それまでの「なんとなくこういう意味だな」から、「ここがこうだから、こういう意味になる」となり、問題を解いていても、「こういう論理だから、これは合っているな」と自信を持って答えられるようになったのです。

　また、Buildupコース (現Advanced/Beginnersコース)の授業で習った語彙が、TIME誌に頻繁に現れることがわかり、現在では、TIME誌１ページにつき、未知の単語は、だいたい１０語以内に収まるようになりました。この即実践に使える英語力は、CELのコースを受講してからこそ身に付いたものだ、と強く実感し感謝しています。

　今年度の第２回英検１級では、CEL での学習の効果が現れて、７４点まで伸びました。長文の得点がしっかり伸びていました。点数だけ見ると、それほど劇的な上昇ではないと思われるかもしれませんが、正解した答えでも「何が、どのようになって、この答になる」ときちんと分かった上で解答できたのは、今回の試験が初めてでした。受験テクニックで問題を解くのではないので、試験を受けていても、余計な緊張はほとんどしませんでした。これもＣＥＬで身に付いた、自分の英語力に対する自信であると感激しています。

　さらに、きめ細かなカウンセリングをしていただくことにより、自分の学習の良い点と悪い点が分かりました。カウンセリングでは、自分のそれまでの学習法で疑問がある点や、教材の使い方・選び方、本物の英語力を付けていくまでの心構えなど、１つ１つのアドバイスが目から鱗が落ちることばかりでした。そして、何よりも励ましになりました点は、ややもすると孤独な学習になりがちな部分を超えていく勇気を与えていただけたことです。

　長年の夢であった英検１級合格が「はるか向こうの存在」から「目に見える存在」になってきました。ようやく出会えたこの素晴らしい学習方法を今後も積み重ねていき、来年度内で英検１級に合格してしまおうと思っています。

*注：中山さんはその後、見事英検1級に合格されました！

本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス