<20011年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>![]() 橋浜 奈保子さん(CD/Internet通信受講)
<独学での限界を感じてCELに入学> 私が通訳案内士試験を初めて受験したのは2009年でした。もともと英語は好きで中学校からNHKラジオ英語講座を聴き続け、資格では英検準1級を取ったりTOEICを受験したりしていましたが、「語学に関する試験で、唯一の国家試験」ということから、通訳案内士試験に興味を持ちました。また、中学校の時に実家でホームステイを受け入れたり、自分がオーストラリアにホームステイしたりしたこともあり、「もっと外国の方に日本の文化や歴史等について、自分の言葉で話ができたら楽しいだろうな」と思っていたことも、通訳案内士に興味をもったきっかけです。 2009年度は自分で問題集を買って勉強したのですが、予想に反して英語のみが不合格で二次試験には進めませんでした。翌2010年度は英語のみの一次試験でしたが、まさか合格していると思わなかった私は、一次試験の後、全く二次試験対策をしていなかったため、一次試験合格の知らせを受け取って慌てるはめになりました。参考書を買って急いで勉強しましたが、時間もなく例文の暗記に走ってしまったためか、本番では試験官の質問に頭が真っ白になってしまい、言いたいことがほとんど言えないままに終わってしまい、当然ながら不合格となりました。 <知識がつき楽しく学べた一次試験対策> 一次試験については、英語は1年間の免除があったため、一次筆記試験II(日本地理・歴史・一般常識)コースを通信受講しました。高校でも世界史を選択し、大学ではドイツ史を専攻していた私にとって、日本の地理や歴史は興味がある分野とはいえ、覚えることがたくさんで正直大変でした。しかし、授業を受けるたびに行ってみたいと思うところが増えて楽しくなり、それと比例して知識が身についていったようです。一般常識はあまりにも範囲が広いため、一番心配でしたが、曽根先生の「重箱の隅をつついたような問題は大半の受験者ができないから出来なくても大丈夫です。」というお言葉で、ずいぶん気が楽になり、問題の見極めができるようになりました。 二次試験については、遠方(広島)に住んでおり、通学受講や模擬面接クラスを東京の教室で受講することはできなかったので、「日本事情コースVer.2」のみの通信受講となりました。最初の授業で江口先生が、「通信受講の方は、質問のところでいったん映像を止めて、自分なりの答えを考えてから再生するようにしてください」とおっしゃったので、先生が教室の生徒さんに質問されたときは必ず一旦映像を止めて答えを考え(時には実際に口に出し)てから、その生徒さんの解答を聞き、生徒さんが悩んでおられるときには、自分だったらどう答えるかを教室にいる気分で考えるようにしました。毎回取り上げられるトピックや質問も、日本の文化や習慣に関する様々な知識だけではなく、日本人の傾向等、改まって聞かれると答えに窮するようなものも多く、とても刺激になりました。 こうして臨んだ二次試験ですが、それでも正直、心の片隅には、「東京近郊で通学できる生徒さんだったら、ネイティブの先生の授業も直接受けておられるし、模擬面接クラスで充分練習もできただろう。自分は通信受講だけで大丈夫だろうか」という思いがあったのは否めません。 <合格して広がった将来の可能性> CELのおかげで、「三度目の正直」で合格することができました!江口先生、曽根先生、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございました!!
|