CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<20011年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELで得ることのできた「合格」と「仲間」

加藤 高子さん(通学受講・CD-ROM通信受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース

 

<3年目はCELに賭けようと入学>

  3年目の挑戦で通訳ガイド1次、2次試験に合格しました。1年目は日本地理、日本歴史、一般常識に合格し、2年目は英語だけの試験でしたが、あえなく敗退。3年目は再度全科目受験という状態でどうしようか迷っていたところ、昨年2月末に行われたCELの通訳ガイドコース説明会に参加しました。江口先生の豊富な知識と魅力に惹かれて、この1年はCELに賭けてみようと決心し、早速パーフェクトコースに申込み、2日後の授業から受講を開始しました。

<日本事情の知識が点から線へ>

  3月からの受講でしたので、秋期に実施された日本事情コースはCD-ROMで通信受講しました。授業内容が素晴らしく、江口先生が話される知識背景の説明のおかげで、今まで「点の集まり」だった日本に関する事柄が、すべて「線となって」つながりました。

<幅広く英語力強化>

  週1回行われる実践問題演習は、英語1次筆記試験に即した問題で、長文読解、英作文、英文和訳など、幅広く力をつけることができました。6月末からの直前問題演習では、試験を意識して2時間で問題を解くようにしたおかげで、本番では時間配分などで焦ることなく解答できました。

<ハードだった2次試験対策の授業>

  1次試験終了後、9月上旬からはさっそく、2次試験対策として週2回日本事情に関する授業があり、かなりハードな内容でした。予習に時間がかかり、十分復習ができませんでしたが、英語を話す良い練習になりました。

<模擬面接の特訓で最終仕上げ>

  1次試験突破が今回の最低限の目標だったので、11月に1次試験に合格した時には、本当にうれしかったです。 さっそく2次模擬面接クラスを受け、2次試験本番さながらに、質疑応答の特訓をしました。他の生徒さんの前で、ネイティブの先生から8分間何を聞かれるかわからない緊張感は相当なものです。緊張しやすい私は、度胸をつけるために試験日の1週間前は4日間連続で受講しました。

<極度に緊張した中でも話せた2次試験本番>

  2次試験当日、先生からアドバイスされた「smile, gesture, confidence」を唱えながら会場に向かったのですが、試験官の顔を見た瞬間緊張がピークに達し、とにかく沈黙せず英語を話すのが精いっぱいでした。控室に戻った後も力を出し切ったという満足感もなく、ああ言えば良かったという反省ばかり。2次試験までの3週間は一体何だったのだろう、と自分が情けなくなり本当に落ち込みました。しかし、時間が経つにつれて、あの模擬面接クラスを受けていたからこそ、あの緊張感の中でもなんとか話せることができたのだと思うようになりました。 それでも、今回2次試験合格はおぼつかないと思っていたので、2月10日の合格発表の日に合格が分かったときは、本当に夢のような気持ちでした。

<CELのカリキュラムに従って合格>

  CELのテキストと授業を中心に、最低でも週○○時間勉強するという目標を立て、万遍なく勉強するように、精読、多読、音読、英作、用語、リスニングなど、項目を書いた表を作り、印をつけて地道に試験対策に取り組んできました。子供じみた方法かもしれませんが、自分の頑張りが実感できて良かったです。

<CELの仲間に触発されて>

  CELの授業を通して、素晴らしい仲間に巡り合うこともできました。皆さん前向きでパワフルです。通訳ガイド試験合格は、通訳ガイドとしてのスタートラインにようやく立てたということです。これから更に頑張っていこう、と気持ちを新たにしています。
 CELの先生方、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。