CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<20011年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声高山出身通訳ガイド第1号めざして

砂田 満子さん(Internet通信受講)
>>受講歴 英検1級コースBuildupコース


<英語力底上げの必要を感じて>

  2004年から5年間、高山陣屋という史跡に勤務して、英語を話す(度胸と愛嬌で)ことは慣れていましたが、「正しく書く」「正しく読む」ことが不得意で、英語力の底上げが必要と感じていました。2005年に初めて通訳ガイド試験を受けましたが、単語問題で正解できたのは1個、英文和訳はただ焦って字を追うのみ、英作文は最後まで書けず、悲惨なものでした。それでも、高山出身の通訳ガイド第1号になりたかったこと、日本地理・歴史・一般常識は、その後も全科目合格できていたことが励みとなって、通訳ガイド試験への挑戦を続けました。

<英語の地力が身に付いた英検1級1次模擬試験コースとBuildupコース>

  私は、2009年冬にCELのBuildupコースと英検1級1次模擬試験コースを受講しました。英検1級に合格して1次英語筆記試験免除には至りませんでしたが、通訳ガイド試験は、2010年度に日本地理・日本歴史・一般常識に合格し、2011年度には、1次英語筆記試験と2次面接試験もクリアして、最終合格することができました。

  英検1級1次模擬試験コースでは、「論理的な英文の書き方について」学ぶことができました。文法ミスも多く、ネイティブの採点官から厳しいコメントをいただいたこともありましたが、「着眼点がおもしろい」とのコメントもあったりして、励みになりました。

  Buildupコースは、何よりリスニング力の強化に役立ちました。何度も聴くことに加えて、花野先生が「英文を確認して聴くこと。分からなかった箇所をそのままにしておくと、その単語は永遠に聴き取れない」と言われたのが印象的でした。

  両コースでの勉強を通して、通訳ガイド試験の英文和訳についても自然に力がついたようで、効果大でした。また、どちらのコースもタイムリーな話題の英文が取り上げられていて、自分の得意分野以外にも興味を持って取り組むことができました。

<CELの教材を活用して通訳ガイド試験対策>

  通訳ガイド用語は、江口先生の著書「日本まるごと英単語帳」に加えて、英字新聞から通訳ガイドに関係しそうな用語(湯葉、温泉掛け流しなど)と時事単語(大学生に「はしか」が流行った年がありました)を書き出して、覚えるようにしました。 英作文は、「トラッドジャパン」のPOINTSの英文や、江口先生とDan先生の著書「新・英語で語る日本事情」のDialogueをノートに書き出して覚えました。 また「新・英語で語る日本事情」のCDをウォークマンに入れて、家事や徒歩通勤の間に聴きました。

<通信受講のメリット>

  高山から東京へはバスを使っても1万円以上、片道5時間かかりますので、通学受講はできません。勤めの休みも曜日が決まってはおらず、子供は中・高生で手はそれほどかかりませんが、母の在宅介護をしていました。まとまった勉強時間がとれなかったので、自分の都合のいい時間に少しずつでも勉強できるのが、通信受講の利点でした。

<CELの温かな対応に感謝>

  2009年度の通訳ガイド試験不合格が分かったとき、大ショックの中、初めてCELに電話をし、入学しました。その時、温かく励ましてくださったスタッフの田中さん、2年連続名古屋の通訳ガイド試験会場でお顔を拝見した曽根さん、今年なんとか合格できました。 

  3月末までパート勤めのため、4月まで新人ガイド研修に参加することができません。何しろ県庁に行くにも1日がかりです。3月になったら通訳ガイド資格の登録ができるよう、今は合格証書の到着を心待ちにしているところです。
ありがとうございました。