CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<20011年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声愛する日本のことを紹介できるように

吉田 尚子さん(通学受講・CD通信受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース



<日本について知らない自分を恥じて>

 高校生の時(ずいぶんと前の話です)アメリカに一年間交換留学をしていました。近隣の学校やコミュニティーで、スライド(時代を感じますが)を見せながら日本のことについてスピーチする機会が何度となくありました。その度に英語力の足りなさと日本について知らなさすぎる自分が恥ずかしかったという思い出があります。
 通訳ガイド資格は、学生時代から取得したかった資格でしたが、社会人になってからは、忙しさを理由に結局一度も試験にチャレンジすることがなく今まで過ごしてきました。

<CELとの出会いは英検1級受験>

  結婚後、夫の非英語圏のヨーロッパへの10年以上の駐在に同行し、子育て期間をへて、すっかり英語と離れてしまっていましたが、自分のアイデンティティを取り戻すべく英語の勉強を始めました。
 わかりやすい目標として、まだ取得していなかった英検一級取得を目指しました。一次試験に合格したあと、二次試験対策の学校を探していたところCELのホームページをみつけました。NHKでいつも楽しんで見ている江口先生の教えている学校。安心して二次模擬面接のクラスを受講しました。その結果は、見事に英検一級二次試験合格。まずは第一目標をクリアしました。

<単なる暗記とは異なる、江口先生の楽しい授業>

  もちろん、次の目標は通訳ガイド試験です。さっそく江口先生の日本事情コースVer.1を受講開始しました。CELでは、英検1級保持者のための通訳ガイド試験対策のカリキュラムもしっかりしていて、それに沿って学習していけば、なんの心配もありませんでした。
 日本地理と日本歴史では、江口先生の授業の面白さに、受験勉強をしているような悲壮感は全くありませんでした。地図帳を使ってのバーチャルトリップ、行ったことのない場所にも、私自身、旅行者として行きたい気持ちになりました。日本歴史では、江口先生の時代の流れの説明にただ脱帽でした。本当に面白く、歴史への知的好奇心がふつふつとわいてきました。一生の宝物です。
 受講途中で3/11の大震災があり、通学することができなくなったので、CD通信受講に替えていただきました。通信受講でも、十二分に江口先生の熱意が伝わってきて、通学時と変わることなく受講を続けることができました。
 本試験前になると、いろいろと私用で忙しいこともあり、これはやはり二年計画で臨むしかない、と腹をくくって一次本試験を受験しました。しかし、興味を持って聞いていたCELの授業は、知らない間に必要な知識をしっかりと身につけさせてくれていたのでしょう。おかげさまで、日本地理・日本歴史・一般常識すべて、一回目の試験で合格することができました。

<学生時代からの夢を実現>

  一次試験の合格発表をきいてから、あわてて日本事情コースVer.2を申し込み、送られてくるCDを端から端までしっかり聞いてインプットすると同時に、江口先生とDan先生の著書「新・英語で語る日本事情」を、自分のことばで言えるようにアウトプットの練習をして、二次試験の対策を行いました。
 二次試験本番では試験官と楽しく会話ができたので、「受かるかも」という期待で、合格発表を待つことができました。
 学生時代から取得したかった通訳ガイド資格を手にすることができたのは、CELのおかげです。ありがとうございました。今までも、海外の友人達や子供の学校の交換留学生の受け入れなど、プライベートでは日本の紹介をしてきましたが、これからは、この資格を生かして、愛する日本のことをさらにいろいろな国の人たちに紹介できたらと思います。そのためには、英語も日本事情の勉強も、これからが本番だと思っています。