CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<2012年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELで学んだら、絶望的な英語力から希望が見えてきました

北澤 慶子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース


<自信のなかった自分の英語力>
 私は外資系証券会社で働いた経験が一年ほどあります。しかし、そこで自分の英語は全く通用しませんでした。イギリス人の同僚に、"Your English is hopeless."と言われたほどです。英語と日本語を自由自在に操る帰国子女の同僚も大勢いて、劣等感を感じながら過ごす日々でした。その後、勉強してTOEIC895点まで行きましたが、全く自分の英語に自信が持てず、人前で英語を話すときは、なるべく周りに聴こえないよう、もごもご話していました。CELの通訳ガイドコースでしっかりと勉強し、自分の英語に自信が持てるようになりたいと思い受講しました。
 
<すべてに充実していたCELの通訳ガイドコース>
 パーフェクトプランBasicコースでは、英文法・単語など、基本からみっちり教えてくれます。通訳案内士試験では、英語の並べ替え作文や要約など独特な問題があります。これは、英語の能力だけではなく、事前の訓練がかなり必要だと感じました。Standardコースの授業では、毎回テキストで、しっかりと訓練を行います。並べ替え作文に関しては、私は最初途方に暮れるほどできなかったのですが、半年ほどたつと苦しみながらもなんとか正解できる確率が上がってきました。

 また、CELの英語のテキストの魅力は、英文の面白さです。「日本人はなぜ綺麗好きなのか」や、日本人の宗教観など、テキストの英語の文章自体が面白く、予習・復習も楽しめました。また、その英文から派生する日本の歴史・価値観に関する授業中の江口先生のお話が、さらに興味深く、単に英語の授業の枠を超えた魅力がありました。

 英語を人前では話す自分の英語に自信がもてるようになったのは、日本事情コースVer.2と、2次試験対策一問一答の授業のおかげです。テキストの内容に沿って、聞かれた質問に対して、英語で答えるという授業内容です。最初は自分の英語に自信がないのと、緊張とでまったく話せなかったのですが、江口先生やDan先生が、優しく正解に導いてくださるので、安心して答えられるようになりました。また、一緒に授業を受けている皆さんの解答を聞いて、「こんな風に答えればいいんだ」と周囲の方の英語力に刺激を受けたこともよかったです。「自分が言いたいことを伝えるためには、どんな準備をするべきなのか」。CELの英語の授業は、それすらわからず途方にくれていた私に、道筋をつけてくれました。私の英語は未だ十分とは言えないレベルですが、CELの授業を受けて、英語を人前で話す自信がつきました。

 通訳案内士試験を受験する上で、英語より不安に感じていた科目は、日本地理・日本歴史です。今まで全くと言ってよいほど、勉強してきませんでしたし、なかなか興味を持つこともできませんでした。それが、江口先生の授業を受けて、一変しました。地理の授業では、先生の情景描写を聴いていると、各観光地の映像が、目に浮かぶようでした。歴史の授業では、先生の細かい人物描写により、歴史上の人物の人間味まで伝わってくるようでした。毎回の授業が楽しみで仕方ありませんでした。

 江口先生の授業を受けて以来、地理や歴史に関する自分の中でのアンテナが広がり、日本各地に旅行に行くことが多くなり、日本地理や日本歴史の勉強はこんなに楽しいものなのかと、感じるようになりました。

<いまだに信じられない合格!>
 私のようなものが、難関の通訳ガイド試験に一回で合格できるとは、夢にも思わず、未だ信じられません。これもひとえに、熱心に指導をして下さった、江口先生、曽根先生、Dan先生、スタッフの皆様のおかげです。

 通訳案内士の国家資格取得の念願が叶った今、日本各地の魅力、日本の製品の魅力を的確に伝えられる通訳ガイドを目指したいと思います。