CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<2012年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELに入学したら、一気に英検1級と通訳ガイド試験に合格!

手島 京子さん(CD通信受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース英検1級コース


<試験会場で憧れの江口先生に出会う!>

 たまらなく暑い日でした。立っているだけで肌が痛いほど。2012年8月26日の日曜日、平成24年度通訳案内士1次筆記試験日。午前中の1次英語筆記試験が免除だった私は、午後の暑いさかりに、豊洲駅から試験会場の芝浦工業大学に向かっていました。
校門前に、にこにこしているどこかで見たことのあるおじさま。「ああ、通訳ガイドの学校の宣伝ね。」と思って通り過ぎようとしたのですが、「え?ひょっとして江口先生??」そう、江口先生が炎天下の中、校門前で立って、受験者を激励してくれていたのです。 

 私は思わず握手を求めました!(ミーハー?)。私は今回の通訳ガイド試験の準備として、CELの通信受講で、一次筆記試験Ⅱ(日本地理、歴史、一般常識)コースをとっていたのです。CDを通して出会う江口先生の授業は、とても楽しくて、まったく勉強が苦にならず、地理の授業では「さて、今日はどこの地方に出かけるのかな?」、歴史の授業では「今日は誰の歴史の裏話が聞けるかな?」というような気持ちで、わくわくしながらCDを聞いていました。授業のCDは何度も何度も聞いて復習しました。

 その声の方がここにいる!!しかもこんな暑い中ずっと炎天下で立って。先生は「合格祈願うちわ、どうぞ。」と、CELのコマーシャルがプリントしてある、丸くて赤いうちわをくださいました。会場までそのうちわで暑さを退けながら、なんとなく、幸先がよい気がしてきました。

<一度は諦めた通訳ガイド資格>

  私の通訳ガイド試験合格までの道のりは5年になります。最初の2回は失敗。 どうしても英語筆記試験に合格できないのです。大好きな英語で自信喪失。一度は通訳ガイド資格の取得はあきらめました。

 でもまた気持ちが盛り返した2年後、まず英検1級にチャレンジすることに切り替えました。そこで、出会ったのがCELの「英検1級1次模擬試験コース」。英検1級も過去に2回失敗していた私。でもメゲていてもしょうがない。とにかく、届くCELの教材を丁寧に確実にやり遂げる、それだけを考えてやりました。本試験に限りなく近い、完成度の高いCELのオリジナル模擬試験を、通学受講のみなさんと同じように自宅で受験して、その後、田中美智子先生の丁寧な解説授業を聞く。この繰り返しでした。

 2011年度夏期の通信コースを修了した直後に受けた英検1級に合格!自分で思ったより早く1級に受かってしまい「あれれ??これでいいのかな?」と思ったくらいでした。CELの模擬試験&解説授業の繰り返しで、あっという間に実力アップしたようです。

 晴れて英検1級を取得し、英語1次筆記試験免除者となった2012年通訳ガイド試験は、CEL入学後のチャレンジ1回目で、1次試験に合格してしまったのです。正直、1次試験の一般常識は私にはとても難しく、おそらく5割を切っていたと思います。でも1次をパスしてしまった!これはきっとあの「合格うちわ」を家に飾っていたおかげ!と今でも思っています。

<鍛えられた2次直前模擬面接の授業>

  2次試験に向けては、もちろんCELの直前模擬面接クラスを受けました。その時の模擬面接のほうが、当日の面接試験よりずっと難しかったです。本番の質問内容があまりに基本的な質問すぎて(日本の山に登りたいのですが、どこの山がおすすめですか?など)、「あれれ??これでいいのかな?」と思ってしまい、かえって不安でした。

<こんな私でも通訳ガイド試験に合格!>

  そして迎えた2月8日の合格発表日。合格者名簿が掲載されている官報のホームページを自分から見るのがなぜかこわくて、朝から外に出かけていました。そして電車のホームで受け取った曽根先生からの合格のお知らせメール。しばらく、ぼーとしていました。「やった!」というよりは「こんな私がどうして合格できたんだろう。」という気持ちのほうが強かったです。 

 でも数日たって、こんな私でも合格できたのはCELで学んだおかげだな、と思うようになりました。日が経つにつれて、少しずつ実感がわいて来ています。本当の勉強はこれからだと思っています。もっともっと日本のことを知って、もっと英語力を磨くために、これからもCELのお世話になりたいと思っています。今後もよろしくお願いいたします!