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CEL受講生の体験記

2014年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声ビジネス英語とは異なる通訳ガイドの英語を教えてくれたCEL

金子 幸美さん(通訳ガイドコース受講)

 

 <2020年東京オリンピックに向けて>
 通訳案内士試験に関しては、ずいぶん前から知っておりましたが、超難関の試験であるとのうわさ、また仕事の忙しさからすっかり意識から遠のいていました。そんな中2020年の東京オリンピック開催をきっかけに、再考するようになりました。ちょうど自分の中で今までの仕事に区切りを感じていたこともあり、また、TOEICの得点による1次英語筆記試験免除でハードルが下がったことも後押しし、試験に挑戦しようと思いました。

<CELの2次試験対策をフル活用>
 1次試験に関しては、英語はTOEICで免除、他の3科目は独学でがんばりました。約3か月間ほぼ引きこもり状態で勉強しました。1次試験が終わり、一般常識以外は手ごたえがあったので、2次試験対策を考えたのですが、どのように勉強していけばよいのか分からず、しばらく模索している状態でした。それまでも送っていただいていたCELのニュースレターで、2次試験対策セミナーを知り、参加し、2次試験に向けての勉強方針に光がさして来ました。

 その後、江口先生の日本事情コースを体験受講したのですが、目からうろこで、2時間の授業があっという間、講義をとても楽しく受けることができました。と同時に、自分がいかに日本のことについての知識がないか、ということにも気づかされ、やみくもに独学で勉強するのに比べて、何倍も効率的だろうと思い、コースの受講を決心しました。

<中身が濃く、かつ楽しい江口先生の授業>
 授業は予習・復習はもちろん基本ですが、授業では、江口先生の講義をしっかり聞きました。テキストに載っていないような知識やトリビアなども楽しく、ほどよい緊張感の中、2時間の授業はあっという間です。週に1度の授業が、毎回楽しみになったほどでした。

 予習・復習はしっかりしていかないと、授業中発言の順番が回ってくるまで緊張しっぱなしということを最初の方に経験。テキストの内容だけでなくその周辺知識も調べたりしながら予習をしていると、脱線することも多々あったのですが、それはそれで楽しく取り組め、またそうすることにより、より深く理解することもできました。CELで受けた授業を、インターネットで再受講。復習しながら、授業中には気づかなかったこと、聞きのがしたこともしっかり復習できるのもよかったです。

 江口先生は、一人ひとりの発言にしっかりと耳を傾けてくださり、つたない英語でも多少間違ったことでも、それなりのコメントをくださり、勇気づけられました。また江口先生のように、自分の持っている知識を情熱とユーモアをこめて話せるのはとても素敵だと憧れました。また、人前で自分なりの考えを発言することは、とても良い経験になり、2次面接試験対策としてもおおいに役に立ちました。

 ポイントをおさえた教材を、集中して頭に入れていくことができたので、とてもよかったと思います。副教材の「新・英語で語る日本事情」もコンパクトにまとまっており、通訳問題、シャドーイング、暗記、また移動中の聴き流しにも大いに活用しました。

<CELでいただいた勇気と自信>
 2次模擬面接クラスも2度受講させていただきましたが、第一線の通訳案内士の先生にご指導いただけたこと、また先生だけでなく日本人試験官役のCEL卒業生アシスタントの方からの激励に、勇気と自信をいただきました。

 CELの指導のおかげで2次試験を突破できました。ありがとうございました。普段から英語で仕事をしていたので、当初、英語は大丈夫と思っていたのですが、ビジネス英語と通訳ガイドの英語がまったく違うことをしみじみと感じました。約半年間自分の中で目標を立て、それを達成できたことが、大きな喜びでもあり、今後の自信となります。

 今はようやく夢への扉が開いたところです。今後は日々の生活にも「通訳ガイド」としてのプロ意識をもっと持ちながら、いろいろ見分を高め、勉強と経験を積み、お客様に喜んでいただける通訳ガイドとして活躍できるようになることを目指します。今後ともよろしくお願いいたします。

 CELに通って江口先生含めて多くの方々と出会って、直接学んだからこそ、得られた楽しさや充実感が沢山ありました。CELで学んだこの1年間は本当に私の一生の宝物です。学んだ事を糧に、これからはプロの通訳ガイドとして頑張っていきたいと思います!