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CEL受講生の体験記

2015年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声CELで叶えられた夢

小清水 香織さん (通訳ガイドコース受講)

 

<夢の実現に向かってCELでコツコツと>

 私にとって「英検1級合格」と「通訳案内士試験合格」は、なんとしても叶えたい夢でした。この資格を持っている方たちがとても眩しくて、私もいつかあの方たちの仲間入りをして輝きたいという気持ちがいつも心のどこかにありました。そして、その目標を達成するには実績のあるCELに通うことが一番かと思いました。正直なところ、この合格体験記を書かせていただくまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、今言えることは、CELのテキスト、素晴らしい先生方のアドバイスにしたがってコツコツと取り組んでいけば、必ず良い結果が出るということです。

 私は、CELのほとんど全てのコース(Buildupコース(現Advancedコース)、英検1級コース、通訳ガイドコース)を受講させていただきました。かなり時間はかかってしまいましたが、通学や通信コースをうまく利用して、働きながらコツコツと勉強を続けた結果、2014年に英検1級合格、そして今年ついに通訳案内士試験に合格させていただくことができました。今は合格発表の直後で、こんなに嬉しい出来事があってまだちょっと信じられない思いです。2月10日の通訳案内士試験合格発表の日は、不安で仕事も手につかず、朝の8時半に震える手で官報をクリックしました。ページをめくって自分の番号の近くになるともう息ができないほど緊張して、その数秒後に自分の名前を見つけた時には、あまりの嬉しさとほっとした思いで、しばらくボーっとしていまいました。こんなに嬉しかった経験は大学入試のとき以来だと思います。夢に見ていたこの日を迎えられたのは、CELの先生方の熱心なご指導のおかげに他なりません。


<楽しく、魅力的なCELの授業>

 1次試験の英語は英検1級保有で免除になるので、他の3科目(日本地理・日本歴史・一般常識)をCELのコースで通信受講しました。江口先生と曽根先生の授業は本当に楽しくて魅力的で、何度も何度もDVDを見ました。勉強しているというよりは、知らないことを学べるのがとても楽しかったです。そして、テキストだけにしぼって一次試験対策に取り組み、2014年は日本地理と日本歴史に合格できました。

 残念なことに、一般常識の勉強は少し間に合わず不合格になってしまい、翌2015年は一般常識のみを受験することになりました。一般常識というのは、的が絞れなくて本当に勉強し辛い科目だと思いますが、CELの一次試験対策でいただいたテキストを中心に勉強し、そして少しでも幅広くいろいろなことに興味を持つように努力して、2回目の挑戦でなんとかクリアできました。


<準備不足を模擬面接クラスで補った二次試験対策>

 一次試験終了後、自己採点で合格点が取れているかどうかまったく確信が持てないまま、悶々とした思いで月日が過ぎてしまいました。そして、一次試験の合格発表前に早目の2次対策を!と先生方からアドバイスをいただきながらも、気持ちが全然前に向かない状態でした。

 一次試験の合格発表で奇跡的に合格していたことがわかった後に、CELの模擬面接クラスを何コマか受講することに決めました。でも、そんな状況でしたから、当然準備不足で、模擬面接はボロボロの出来で、かえって自信を喪失してしまうような状態でした。

 まず、逐次通訳のリテンションができず、メモを一生懸命とっていざそのメモを見て英語にしようと思ったら、自分が何を書いてどんな文だったかを忘れ、しどろもどろになりました。プレゼンテーションでは、どのテーマも2分間話せる内容が頭に入っていなくて、インプットの足りなさを痛感しました。模擬面接クラスでは、本当に自分が情けなくなり落ち込んでしまったのですが、今思うと、あの模擬面接クラスこそが合格につながったと確信しております。私は人前で話すのが得意でなく、通訳ガイド試験を受けること自体そもそも間違っていたのではないかと思っていたくらいですが、今回こんな私が合格できたのは、厳しくも一生懸命にアドバイスしてくださったCELの先生がたのお陰にほかなりません。そして、二次試験を実際に受験してみてわかったことは、実際の面接試験はCELの模擬面接よりもずーっと楽だということです。試験官は落とそうという気持ちで採点されているのではなく、受からせてあげようという雰囲気が伝わってくる和やかな面接試験でしたので、私にとってはとてもありがたかったです。

 CELで経験させていただきましたこの貴重な体験を活かし、これからますます英語を使って活躍できる場を広げていけたらと思っております。これまでのご指導、本当にありがとうございました。