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CEL受講生の体験記

2015年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声試験合格以上のものを与えてくれたCEL

山田 早苗さん (通訳ガイドコース受講)

 

<トラッドジャパン好き、が動機になって>

 歴史は好きでも地理が著しく苦手な私は、TOEIC840点で英語試験が免除になったと知っても、自分には通訳ガイド試験は無関係と思っていました。けれども、NHKテレビの「トラッドジャパン」が大好きだったので、本物の江口先生にお会いできるならとCELの説明会に参加、そして先生のお話を聞き「これは面白そうだ」と思いました。(ちゃっかり先生著作の本を持参し、サインもいただきました)

 長年、児童英会話講師として働いてきて、英語力を活かしてもっと何かできないかと考えていたこともあり、「英語で日本を紹介できる事」に魅力を感じました。谷根千出身で、実家の周りに増え続ける観光客の数の多さも知っていましたし、外国の方に日本の事を聞かれたときにきちんと説明できない歯がゆさも何度も経験していたので、CELで勉強すれば必ず「英語で日本を紹介できる日本人」になれると思ったのです。

<試験合格の後を見据えたCELの授業>

 CELでは、1次対策として日本地理・日本歴史・一般常識コース、そして2次対策として日本事情コースと2次試験対策コースを受講しました。

 日本地理・日本歴史・一般常識コースでは、試験に受かる勉強のみでなく、繋がりを考えながらの勉強を教わりました。地理では日本の北から南までの繋がり、歴史では古代からの昭和までの繋がり、一般常識では世界と日本の繋がり。一つ一つぶつ切りだった知識が繋がりを理解することでよく頭に入ってきました。

  日本事情コースでは、さらに日本人として知っておくべき知識を学びつつ、繰り返し通訳練習やプレゼン練習が出来ました。日本事情コースで取り上げられる内容は多岐に渡り、毎回興味深く、特に日本酒について「試験に出ないと思う」と言いながらも、熱く語る江口先生が面白かったです。

  CELの授業は、インターネットで何度も見られるので、聞き逃した箇所や分かったつもりなのに分かっていなかった箇所、よく理解していなかった箇所を後できちんと確認できるのが良かったです。
Dan先生の2次試験対策コースは、予習段階で下調べ部分がかなり多く(それだけ知識が欠けていたという事)毎週大変でしたが、何度も2分間のプレゼン練習が出来たことは、2次試験本番で有利に働いた事は間違いないです。

  学習が進み、いろいろな物事の繋がりが分かって来ると、テレビを観ていても、人と話をしていても、新聞や本を読んでいても、前よりもぐっと理解が深まり、学ぶことがますます楽しくなりました。過去問を解いていくだけでも試験対策にはなると思いますが、これからも活かせる知識を得るという点でCELの学習は試験対策以上のものがあります。

<CELで出会えた良き仲間は宝物>

 クラスメイトとは、ランチを取った後に既習の内容を復習(レストランにて英語の発話練習)しました。1次試験合格の後は、個人宅やカラオケボックスで、試験官役を替えながら通訳練習をしたり、過去問から選んだ3つの問題を書いた紙を用意し、1人がその紙を見て30秒で内容を考え2分間のプレゼンをし、その後に試験官役が質問したりと、本番をかなり意識した模擬面接練習もしました。
また、勉強だけではなく、ツアー客を連れて行きそうな場所を選んで、ガイドの仕事(?)の下見に出かけたりもしました。共に学びあえる仲間に会えたことは、これからの宝物になると思います。

 試験に合格したのは、ほんの始まりです。これからも学習した内容を忘れないようにさらに磨きをかけていきたいと思っています。本当に、お世話になりました。丁寧なご指導、有難うございました。