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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


質の高さが滲み出てくる講師と事務の素晴らしさ

大塚 哲也さん (通訳ガイドコース受講)


<故郷日本への添乗経験から>

 現在シンガポールにて、政府観光局公認の日本語ガイドとして、お客様をご案内する仕事に従事しています。世界が物々しい昨今、シンガポールへいらっしゃる日本のお客様は一定の数があり、今のところ仕事に困ることはありません。しかし、シンガポール人のお客様が日本へ行く数も相当増え、日本人のお客様があまり海外旅行をされない4月、6月、12月がシンガポールの海外旅行のピークにあたるため、添乗員として日本へ行く機会がここ数年の間で増加しました。日本ではガイドではないため、大々的に観光地でご案内することはなく、ツアーが無事に終了できるよう旅程管理業務に徹することが役割でした。免許を持ってシンガポール人のお客様へガイドとして案内したいという気持ちが強まり、通訳案内士試験を受験するに至りました。

<わかりやすいホームページと迅速で真摯な対応>

 2015年5月、多忙なゴールデンウィークが終わり、暇な時間に通訳案内士になるための情報を探していたところ、インターネット検索でCELがヒットしました。いくつか通訳案内士試験対策の授業を行う学校のホームページも見ましたが、一番心が惹かれたCELへ電話をし、通信受講について訊ねました。何事にも丁寧に対応してくださり、悩むことなく海外送金を済ませ、3月、すでに始まっているコースを途中から始めました。

<読み聞かせのように頭に興味深く浸み込んでいく授業>

 入会後、日頃のガイド業務に押しつぶされたかのように勉強は進まず、勉強に集中するまでに時間のかかるものぐさな性分により、短期間で受講の気力が失せてしまいました。とりあえず2015年度受験してみたところ、日本地理と一般常識だけ合格できました。英語は引き続きTOEICにてクリアを目指し、苦手な日本歴史と2016年度の2次試験に備えるため、日本歴史と2次試験対策用の英語のCD教材を購入しました。2016年4月にTOEICをクリアし、1次試験の英語は免除になりました。

 ところが、札付きの怠け者のわたしは、2016年度の出願後、仕事の忙しさを言い訳に7月いっぱいまで何もせず、8月を迎えお尻に火がついた状態で日本歴史の授業CDを聴きました。苦手に思っていた日本歴史は、江口先生の語り口調とお話しの繋げ方の上手さで興味がすぐ湧き、自分自身の現在の仕事に見習うべき要素がたくさんあるなどと、違った角度からも感心させられました。また、過去に受講された方の勉強法に触れたお話しの中に、「家事でもなんでも家の中で何かをしながらCDを聴いていた」というくだりがあり、楽な方へと流れる自分は、同じ方法をしました。本当に授業が面白いため、何度聴いても苦痛は全くなく、繰り返し聴くうちに、次はこの話だったと勝手に思い出しては、時代の流れがスルスルと記憶されていきました。最近は、日本のお客様をシンガポールにてご案内する際にも、日本で起きた出来事を用い、国同士の歴史や発展の比較を交えながら話ができるようになりました。

<アフターケアにも感服>

 海外在住の通信受講生なので、一度も講師・事務の皆様にお会いしたことがありませんが、通信受講でもしっかりと理解できる工夫された授業の楽しさ、そして的確に全ての問い合わせに応えてくださったスタッフの田中様の対応力の高さに感謝の気持ちでいっぱいです。クラスメイトがいない心細さは今でも付き纏っていますが、卒業生向けの情報発信をしてくださるアフターケアのおかげでとても安心させられています。

 全てに於いて満点な「CEL英語ソリューションズ」を、これから通訳案内士試験受験を考えている方々に、声を大にしておすすめしたいです。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。