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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声 CELの教材は一生の宝

若杉 雄一さん (通訳ガイドコース受講)

<難関国家資格を取得しよう>
 私がこの難関試験を受験しようと思った動機は二つあります。ひとつは、これまで勉強してきた語学を国家資格という形にしたいと思ったこと。もうひとつは日本の長い歴史と伝統文化、そして多様性を抱え込む現代のポップカルチャーが好きで、その奥深さを自分も学びたいと思い、実際の業務に携わることで訪日外国人客の皆様にもたくさん知っていただきたいと思ったからです。

<確実に合格を目指してCELに入学>
 TOEICによる英語1次筆記試験免除を利用し、2015年度は、独学で初めて試験に臨みました。結果は日本歴史合格、一般常識合格、日本地理不合格でした。あとちょっとだったので、大変悔しい思いをしました。そして次こそは合格を確実にしたいと思い、学校を探すことにしました。江口先生とスタッフの方による通訳ガイドコース説明会や過去問解説授業をインターネットで拝聴してCELに決めました。コース説明会では試験情報だけでなく、最近の業界動向や問題点なども教えていただき、とても丁寧で面白いと感じたことがCEL入学の決め手になりました。

<効果絶大だったCELの授業>
 私が受講したのは、日本地理と日本事情コースVer.2、Ver.3でした。いずれの科目もセッション毎に配布されるテキストはB5サイズの薄い冊子で統一されていて、とても使いやすかったです。

 日本地理の授業では、旅好きの江口先生がご自身の体験談を織り交ぜながら、主要観光地を解説してくださいました。国立公園や世界遺産など覚えなければいけないことは膨大ですが、先生の面白い旅行エピソードやトリビアなどもあって、いずれの項目も記憶に残りやすかったです。また1次試験の日本語科目はとても範囲が広く、勉強対象を絞らないと本試験ではてんで的外れになってしまう恐れがあります。2015年度の日本地理は市販のテキストとネット情報だけで挑んで40点程だったのに対し、CEL受講後の2016年度は90点前後までアップしました。年によって難易度の差もあるとは思いますが、CELの授業を受講した効果を充分に実感できました。

<日本理解が深まった日本事情コース>
 日本事情コースは江口先生の英語による講義でした。それぞれのセッションは日本の地理・歴史から始まり、伝統文化に因む衣服・住居・宗教などテーマで区切られていました。テーマの解説や通訳練習に加えて、外国人が興味を持ったり不思議に感じたりする内容を、英語で質疑応答するといった形式でした。神社に参拝に行ったり、相撲の実況中継を見たり…普段何気なく日本文化に溶け込んでいる私たちですが、いざあらましを説明しようと思うと難しいです。日本事情コースを通して、そういった私たちの何気ない日常の中にも数多くの由来や伝統があることに気づかされました。ひとつひとつのテーマにおいて興味が尽きることはなかったですし、最後まで講義を楽しむことが出来ました。2次面接試験で曲がりなりにも良い結果を頂けたのは、このコースを通して母国・日本についてのより深い理解と興味が芽生えたからだと思います。自分が楽しむ気持ちがないと、面接官の心を動かすことが出来ないと思うので。

<ほんとうにお世話になりました!>
 先生方をはじめ、CELスタッフの方々には大変良くしていただきました。私は遠隔地に居住しているため通信受講を選択したのですが、頂いたDVDとテキストは今後も私の宝です。講義やイベントを通して、皆さんの通訳ガイド業務にかける熱い想いを、受講生なりに感じることが出来ました。CELでお世話にならなかったら、きっと独学での合格は難しかったでしょう。本当にありがとうございました。そして通訳ガイドの仲間として、今後もよろしくお願いいたします。