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CEL受講生の体験記

2018年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELの2次対策をフル活用して合格!

加藤 明子さん (Internet受講・通学受講)


<外国人旅行者の役に立ちたい>

 長年英語の講師をしてきたのですが、実際の現場で英語を使ってみたいという思いを持ち続けていました。「英語が話せる」という自信をつけたかったのかもしれません。また通訳ガイドとして活躍することで、少しでも人の役に立ちたいという気持ちもありました。旅行者の方々に喜んでもらい、楽しんでもらえることができたら、それは私の喜びと楽しみにつながるのではないかと思い、通訳ガイド試験に挑戦することにしました。

<独学で2次試験は無理と思い、CELの門を叩く>

 私は福岡に住んでいるため、通学することが難しく、CELの2次試験対策講座をインターネット受講しました。なぜCELの門を叩いたかといいますと、自分で勉強しているだけでは、2次試験は受からないのではないと思ったからです。2次試験内容に精通されている講師の方から、客観的で的確なアドバイスをいただくことで、自分の課題を克服したいと考えました。

<2次試験対策でいただいた的確なアドバイス>

 2次試験直前の模擬面接クラスは、高田馬場で午前と午後のクラスを受講し、その日のうちに福岡にトンボ帰りをするという日程でした。

 午前はDaniel Dumas先生のクラスを受講いたしました。英語の言い回しや立ち振る舞いにおいて的確なアドバイスをいただきました。「話の内容」や「2次試験では何が求められているのか」を常に考えさせられる指導が役立ちました。

 また、日本人試験官役のCEL卒業生通訳ガイドの方からも、たいへん有益なコメントをいただきました。今でもそのことばを思い出すと、勇気づけられ自信をもつことができます。そのコメントとはこうです。
「2次試験に1回落ちたと伺っていますが、厳しい言葉で申し訳ないのですが、加藤さんがなぜ残念な結果になってしまったのか私なりに分析しました」と。そしてこう続けられました。「加藤さんが醸し出す雰囲気は明るく、通訳ガイドとしての適性もあると思います。ですが、話すときに早口になり、自分の考えを一生懸命に話すあまり、相手のことも思いやる気持ち、気遣いが欠けているように思います。2回目の模擬面接では、ゆっくり相手に寄り添う気持ちで、優しく語りかけるようにしてはいかがでしょうか」とおっしゃいました。

 そのことばに、はっとさせられたのを覚えています。私の日常は仕事の上に、家事に育児に介護と毎日が慌ただしく過ぎていきます。「ゆっくり人の目を見て、にこやかに落ち着いて優雅に話す」ことはなかったように思うのです。この「日常」が2次面接に出るのだと思いました。その後の模擬面接ではもちろん、日常生活でも話し方や顔の表情を意識するよう心がけました。

 また、「加藤さんが醸し出す雰囲気は明るく、通訳ガイドとしての適性もある」ということばにも勇気づけられ、自信につながりました(自分ではそうではないと思っていたので、うれしかったです)。人は少しの自信があれば、堂々と落ち着いて話すことができます。そのことばは、試験前の不安な気持ちを落ち着かせ、暗示のような働きをしました。

 午後からは曽根先生の授業を受講いたしました。インターネットで事前に2試験の内容についての講義を受けていたのですが、実際、自分が模擬面接でするとなると全く違いました。まず始めに、面接室に入室の場面で、ノックの仕方や笑顔の作り方、声のトーンなどのアドバイスをいただきました。まさに目からうろこが落ちるような状態で、始めに良い印象を試験官に与えるのがいかに大切かを痛感いたしました。またプレゼンテーションの中で、「日本の災害」について語ったのですが、日本について否定的なイメージを与えるようなお話をしてしまいました。でも、曽根先生は「ここでたくさん失敗して、本番で失敗しなければいいのです」とおしゃってくださいましたので、気が楽になりました。

 CELの模擬面接クラスで、本当にいろいろな失敗をしたからこそ、そこらから多くのことを学び、本番での合格につながったのです。ありがとうございました。

<外国人を幸せにするガイドを目指して>

 私自身も旅の思い出はたくさんあります。その思い出は一生の宝物になりましたし、思い出すだけで幸せな気分になります。そのとき隣にいた人は家族であったり、友だちであったり、ガイドの方であったりします。

 とりわけ印象に残っているガイドの方が、3年ほど前に乗ったタクシーの運転手さんでした。彼は奈良を自宅の庭のように知り尽くしていて、自分の生い立ちと重ね合わせて、まるで物語のように話すのです。彼は「奈良ホテル」の近くにある旅館(今は現存していないそうです)の息子で、小さいころの「猿沢の池」の思い出を語り始めます。唐招提寺ではその建築様式やお寺の歴史などを詳しく説明し、柱の修理後を示しながら、職人さんの技術の高さ、精巧さを力説していました。まるでその修理に立ち会い(実際にお客様を何度か案内していて、その都度その修理工程を見ていたのかもしれません)、そのまま生き生きと語り始めるのです。彼はこうも言っていました。自分の生まれ育った奈良が好きで、趣味で勉強して「奈良検定」も受けていると。確か一番上の級も取ったというようなことをおっしゃっていました。もう70歳も過ぎているけど、楽しいのでこの仕事を続けていると。

 私も彼のようなガイドになりたいと思いました。そして、「日本に来て本当によかった」「日本に来て人生観が変わった」と言われるようなガイドを目指したいと思います。そのためには、日本文化や文学について真に学び、その思いを十分伝えられるような語学力も身につけたいと思っています。