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CEL受講生の体験記

2018年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELなくして合格なし!

小野 満俊さん (DVD通信受講、通学受講)


<日本のことをしっかりと説明したい>
 私の勤める会社では、海外の子会社からの出張者や研修生が多く、彼らが週末日本に滞在する場合、率先して京都や奈良を案内していましたが、彼らの質問に答えることができないばかりか、日本のことを(日本語でも)説明できないことが多いことを思い知らされました。そうしたことを繰り返すうちに、日本のことをもっと深く知り、海外の人に伝えたいという欲求が高くなりました。
 その後、中国勤務を挟んで、帰国後、日本ではインバウンド旅行者の増加もあり、通訳ガイド試験の存在を知り、チャレンジしようと思い立ちました。インターネットで、CELの存在を知り、江口先生については、NHKテレビの「トラッドジャパン」で昔から存じていたこともあり、大阪からコース説明会に参加し、通信受講を即決しました。

<完璧なCELの授業と教材>
 CELでは、とにかく授業・教材がすばらしく、通信受講(DVD)でも楽しく継続して勉強できるのが最大の魅力です。授業では、試験合格のための暗記・テクニックを教えるのではなく、知的好奇心を刺激する面白く興味深い内容ばかりで、毎回教材が送られてくるのが待ち遠しかったです。試験対策にとどまらず、通訳ガイドの現場で即役立つ内容、とCELの先輩方が合格体験記でおっしゃっているとおりでした。
 私の場合、2017年に「英語免除者向けパーフェクトプラン」を受講したのですが、日本地理・日本歴史・一般常識・日本事情のどれも、必要な内容がコンパクトにまとめられており、効率よく勉強することができました。

<何度でも繰り返して勉強できる通信教材>
 2017年の試験では、準備不足で一般常識が不合格になったのですが、通信受講のため1年分の教材が手元に残り、日本事情コースの授業を中心に何度も復習できたことが、今年の合格につながりました。
 通信教材は、生活の中でちょうどよいペースメーカーになるとともに、繰り返し勉強できるのが最大の利点です。特に、江口先生の「日本事情コースVer4」では、二次試験対策として、何度も声を出して練習できたのがよかったです。英訳問題についても、単に英語の知識にとどまらず、日本事情の知識のアウトプットに役立ち、プレゼンに対しても相乗効果がありました。

<大阪から模擬面接クラスに通う>
 2次試験対策については、試験とまったく同じ状況での模擬面接クラスに、大阪から通って、10回ほど参加しました。面接の設問も、実に本番どおり(本番より、やや難しいものもあり)で、回を重ねるごとに、成長が実感できる内容でした。特に今年は、英訳後のQ&Aが加わりましたが、その対策についても万全でした。
 二次面接試験は、英語の試験である以前に通訳ガイドとしての適性を測る試験であり、笑顔・身ぶり・服装などで、細かな部分まで指導いただけるのが有難いです。最初のころは、自信のなさが、表情や声のトーンに出てしまいがちでしたが、場数を踏むにつれて、だんだんと自信をもって話ができるようになりました。
 模擬面接クラスのレッスンは4人1組で行います。自分の練習だけでなく、他の人の発表を聞くことも大変役立ちました。通訳ガイドと観光客のロールプレイなので、いかに楽しく会話できるか、また観光客に安心感を与えられるか、という観点で指導をいただきました。模擬面接クラスも最後のほうになると、少しは板についてきたのではないかと思っています。

<楽しく、役に立つCELの授業>
 CELの教材は本当に練りに練られたものです。インプットばかりでなく、アウトプットを意識したもので、合格後に、実際に通訳ガイドをすることを前提にした内容です。また、江口先生はじめ講師の皆さんは、経験豊かで、かつユーモアたっぷり、本当に楽しく勉強することができました。田中さんはじめスタッフの方々には、勉強が行きづまった時、何度も相談をさせていただき、適切なアドバイスをいただき、励ましていただいたおかげで、挫折することなく合格にたどり着くことができました。 
 これまで通信受講がメインだったため、他の受講生との交流があまりなかったのですが、今後、通訳ガイドになるにあたって、CELの2000名を越える卒業生ネットワークに加えていただき、今後ともご指導ご鞭撻をいただきたいと思います。