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CEL受講生の体験記

2018年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELで早めに準備して、二次試験合格!

ボブ 砂田さん (通学受講)


<第二の人生を通訳ガイドで広げたい>
 私は一昨年還暦を迎え、長年勤めてきた会社をいったん退職し、子会社の常勤監査役として転籍しました。今まで企業戦士として人生を会社に捧げてきましたが、今回は第二の人生について計画、実行するチャンスを頂いたと捉え(実際は任期明けの来年以降ですが)、自分にいったい何ができるのか考えました。過去二度の海外駐在やいろいろな国を回った海外出張等で培った様々な外国人とのお付き合いを、通訳ガイドという仕事で、違った意味で広げていけるのではとの思いに至ったのが動機です。

<早めの準備で一次試験突破>
 会社での仕事もあり、準備は早い方が良いだろうと考え、昨年1月から準備を開始しました。もともと名所・史跡巡りが好きなので、ガイド目線での地理、歴史は比較的楽しく勉強ができました。地図帳と歴史年表に親しんだのと、過去問は何度も解いて頭に入れました。英語に関しては、TOEIC免除を狙って自分で勉強した結果、ぎりぎりのタイミングで900点のラインをクリアし、免除となりました。

<Dan先生の授業と模擬面接クラスで入念に二次試験対策>
 二次試験対策、ここからCELにお世話になりました。二次試験対策も早い方が良いと考え、インタラクティブな講座を探したところ、7月開講のDan先生の通訳ガイド二次試験対策コースが見つかり、12回にわたる授業(水曜日の夜間)に参加。毎回予習が大変でしたが、毎回のプレゼン演習、質疑応答を通じ、二次試験での出題が予想されるテーマについての理解が深まりました。そして、江口先生の書かれた「英語で語る日本事情2020」と「英語で伝えたい日本紹介きほんフレーズ」を購入し、CD-ROMをiPODで通勤途中や休みの日などに繰り返し聞いて、短いフレーズを浅く広く記憶するように心がけました。
 模擬面接クラスは通算5回受けましたが、毎回中身の濃いものであり、曽根先生やDan先生、他試験官役の方々から頂いた厳しいご指導が自分の血となり、肉となりました。「終始笑顔」、「アイコンタクト」、「ガイドの立場で」、「姿勢・立ち振る舞い」、「自分らしいアピール」・・・いずれも基本的なことばかりですが、恥ずかしながら、自分では全然意識できていないことに気づかされました。その経験が本番で生かされたと思います。

<有り難かった厳しくも親身の指導>
 合格を手にできたのは、CELでの外国人講師とのインタラクティブなレッスンや、曽根先生を始めとする非常に厳しくも、親身なご指導の賜物と感謝しております。江口先生の著書は非常にわかりやすく、今後のガイドとしての活動にも非常に役立つのではと思います。

 また、二次試験直前の一ヶ月間、我々受験生は、曽根先生から10通以上も、二次試験に向けてのアドバイス満載の激励メールを頂き、それが非常に励みとなりました。それを胸に刻み、本番では不思議と全くあがることもなく、ジョークを言う余裕すらありました。(残念ながら試験官には無視され、すべりました。。)その他にも、いくつか失敗を犯しましたが、おそらく試験官は、実力はまだまだでも通訳ガイドに向いていると思って合格点をつけて頂いたのではと思っております。

<役立ったCELでのインタラクティブなレッスン>
難関な通訳ガイド試験突破のためには、二次試験対策含め、やはり準備はできるだけ早めに開始することと、特に二次試験対策においては、Dan先生のレッスンや模擬面接クラスのようなインタラクティブなレッスンを数多くこなすことが重要です。我流ではなく、計画的にレッスンを受け、客観的に評価していただき、その反省を次に生かすという、PDCAサイクルを回すということです。
最後になりましたが、今回CELには本当にお世話になりました。すぐにはガイドデビューできませんが、今後とも研鑽を積んでガイドとして立派に仕事していきたいと考えております。有難うございました。