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CEL受講生の体験記

2019年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELのおかげで英検1級と通訳ガイド試験両方に合格!

佐川 三和さん(通学受講)


<英語と韓国語のダブル受験>

 通訳ガイド試験のことは、学生時代、英検一級に挑戦していた頃に知りました。初めての通訳ガイド試験受験は2013年でした。この時は、韓国語で受験しました。この年からハングル能力検定一級合格が韓国語の外国語筆記試験の免除対象になったからです。(ハングル能力検定一級は以前取得していました。)仕事をしながらの独学で、この年は日本地理のみ合格しました。

次の年2014年には、TOEIC840点以上が一次英語筆記試験の免除対象に加えられたので、韓国語と英語のダブル受験をしました。一次試験は日本歴史と一般常識の2科目だったので、独学で勉強しました。受験を終えた後は、難しかったなと感じ、落ちているだろうと思っていたのですが、CELからのメールで、この年の予想合格ラインは60点以上だと書かれていて、もしかしたらと思ったら合格していました。

 一次試験の合格を知ってから、すぐに二次試験の準備にとりかかりました。CELについては一次試験会場で頂いたパンフレットで知りました。分かりやすく、しっかりしたカリキュラムだったので、英語はCELの各種二次直前対策講座を頼ることにしました。

この年、韓国語は合格し、英語は残念ながら不合格でした。試験本番で大失敗をしたという感じはなかったですが(やるだけのことはやったと思います)、やはりどうしても準備不足であったかと思います。

<まず、英検1級に合格>

 一方で、この年の第三回英検一級一次筆記試験に合格したので、CELの英検一級二次直前対策講座を受講して、試験に臨みました。

本番のスピーチトピックは、CELの模擬面接クラスで行った問題とほぼ同じテーマ(タバコの害について)が出ていたので、それを選び、授業でやった通りに話したら合格しました^_^

 英検一級は長年の念願だったので、とても嬉しかったです。

<今度は、英語とスペイン語のダブル受験>

その後2015年から2018年までは、結婚して海外に住んでいたので、通訳ガイド試験を受験することはできませんでした。2019年は一時帰国していたこともあり、捲土重来を願って、受験することにしました。韓国語の通訳ガイド試験に合格していたのと、英検一級に合格していたので、英語は二次試験のみでした。そしてこの年は、住んでいた国が南米のスペイン語圏の国だったこともあり、スペイン語も同時受験し、合格しました。

<CELの2次試験対策を徹底活用!>

 肝心の英語については、今度こそはと真剣モードになって、CELの2次直前対策プログラムをしっかりと利用することにしました。

 まず、一次試験直後には、曽根先生の「通訳ガイド2次試験対策セミナー」を受講。2次試験の内容と求められる資質が詳しく明示されていて、とても分かりやすく有意義で、その後の試験対策の大事な指針になりました。

 11月になってからは、模擬面接クラスを8回程申し込み、実践での特訓を繰り返しました。各クラス終了時に配付されるテキストも役立つ内容満載で、毎回復習にしっかりと利用しました。今度こそは合格したいと思っていたので、自分なりにポイントをまとめ、プレゼンの練習を繰り返しました。

<CELの先生方と卒業生通訳ガイドの方々の的確な指導>

 CELの模擬面接クラスの先生方は皆経験豊かな方ばかりで、自分にあった的確なアドバイスを頂くことができました。また、日本人試験官役のCEL卒業生先輩ガイドの方々は、実際にガイドの仕事をされているので、その経験を元にしたお話やご指摘がとても役に立ちました。他の受講生の方々のプレゼンもおおいに参考にさせて頂きました。その結果、模擬面接の回を重ねる毎に、段々手ごたえを感じてきました。

 こうして迎えた二次試験本番。プレゼンのトピックは、B級グルメについてを選びました。プレゼン自体はなんとかまとめたものの、その後の外国人試験官の質問がなかなか厄介で大変でしたが、なんとか乗り切りました。通訳パート、シチュエーション問題は、CELの模擬面接で鍛えたおかげで、きちんとできたかと思います。面接試験の終了時の”Thank you very much, have a nice day!!”も、教わったとおり忘れずに笑顔でやりました。

 それでも、試験後は自信が持てず、あれだけ準備したのにこれで落ちていたら正直嫌だな、と合格発表までの二ヶ月間は釈然とせずに過ごしました。合格を知った時には、ほっと一息、やっと安心できました。しかも、今年の英語二次試験の合格率は47.4%と厳しめだったことを知り、つくづく合格できて良かったと思います。

 CELの授業を通して、卒業生の先輩ガイドの方が親身になって教えて下さったり、スタッフの方々の親切な対応も忘れられないです。

<帰国後はCELの卒業生ネットワークが楽しみ>

 因みに、今回は妊娠中での受験でしたが、無事先日(2月14日、バレンタインデー)出産いたしました。子供が生まれたばかりで、今また南米に戻ってきていることもあり、すぐには日本で通訳ガイドの仕事を始められる訳ではありませんが、通訳ガイド試験対策を通じてCELで学んだことを、今後は様々な場面で活かしていきたいと思っております。

また、CELの卒業生ネットワークに加えて頂けることも本当にありがたいです。日本に戻った時にはまたCELでお世話になるつもりでおります。本当にありがとうございました。