会員サービス
インターネット授業はこちら

CEL受講生の体験記

2019年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELの模擬面接クラスは合格に必須!

M.T.さん (通学受講)


 受験のきっかけは、全国通訳案内士の資格を持っていてボランティアガイドをしている友だちから、「いろんな国の人と話せて楽しいよ~!」という話を聞いたことでした。CELには、模擬面接クラスでお世話になりました。特に、模擬面接クラスを受けていなければ、絶対に合格できなかったと思います。

 一次試験終了後にCELの模範解答を拝見して自己採点したところ、一次試験は通過できたようであることがわかりました。二次試験に向けて、NHK「トラッドジャパン」でファンになった江口先生のご著書「全国通訳案内士試験英語二次口述パーフェクト対策」「英語で語る日本事情2020」を読んだりCDを聞いたりしましたが、試験日が近づくにつれ、やはり、模擬面接を受けておきたいと思いました。友だちが、模擬面接を受けておいたら本番は緊張せず、試験官と楽しく話がはずんだと言っていたことがずっと頭にありましたので・・・。

 CELのHPで模擬面接クラスの様子を拝見すると、「厳しく指摘してもらえる」「模擬面接の方が、本番よりも難しかった」「他の受講生の応答も参考になり、試験官役の先生だけでなく、他の受講生にも見られているので本番より緊張した」といった感想が書かれており、これは受けておかなければ!と思いました。

 二次試験の直前に模擬面接クラスを3コマ受講しました。初めてCELに行った日、「最初は誰でもボロボロですよ」と受付にいらっしゃったスタッフの方が笑顔で迎えてくださいました。初回はまさにボロボロ、これが本番なら絶対に落ちると思いました。先生方からの率直なアドバイスや他の受講者の応答を参考に、回を重ねるごとに面接試験の流れや雰囲気にも慣れていきました。

プレゼン(歴史や解説だけでなく、観光と結び付ける)や英訳(細かい部分は分からなくても流れは止めない)の仕方はもちろんのこと、入室の仕方や挨拶・自己紹介の仕方、話し方(声の抑揚、メモばかり見ない)などの動作について、細かなアドバイスをたくさんいただきました。シチュエーションの様々な例もとても勉強になりました。最後の模擬面接クラスを終えた時、「問題ありません、落ち着いてリラックス、Good luck!」と、温かく送り出していただきました。

二次試験当日、待ち時間中は模擬面接クラスの時に楽しかったことを思い出してリラックス。本番は入室時からアドバイスを思い出しながら、プレゼンも英訳も試験官に楽しんでいただけるようにと心がけました。

 そして、特に有り難かったのは、シチュエーション問題が、CELの模擬面接クラスでやった内容とほぼ同じだったことです!
私に与えられた問題は、
「花火大会を見る予定だが、大混雑で見学場所にたどりつけません。花火大会の開始時刻が迫っています。」
というような内容でした。
試験官が「あそこに行きたいんだけど・・・」と話し出したので、「人混みの中に入っていくのは危険です。ここからも見えますよ。」と言って、上を見上げて、空を手で示すジェスチャーもしながら、「ここから花火を見ましょう!」
と明るく言い切りました。
模擬面接クラスでは、Dan先生が「花火を最前列で見たい!」と人混みをかき分けて行こうと演技されて、私はどうしよう・・・とオロオロ。そうしたら、「時に日本人は too nice になりがち。Be assertive! 花火が終わった後に人混みの中を引き返すとなると、ツアー終了時刻に間に合わなくなるというリスクもあります」とご指摘をいただきました。

 おかげさまで、2次試験本番では、迷わず上記のような受け答えができました。CELの模擬面接クラスを受講していたからこそ出来た応対です。

 おかげさまで、無事に合格することができました。本当にありがとうございました。今後は、CELで学んだことを活かしていきたいと思います。