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CEL受講生の体験記

2020年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELで的確なアドバイスをいっぱい頂きました!

長谷川 和良さん(通学受講)


<3年連続で苦杯を舐める>

 東京オリンピックの大会ボランティアと都市ボランティアとして活動する上で、通訳案内士の資格を取って活動したいと思って勉強を始めたのが2017年です。初めて受験した2017年に全科目を受験したのですが、日本地理と日本歴史が不合格。2018年も日本歴史が数点足らず不合格。2019年は、日本歴史も合格して、初めて二次試験まで進んだものの、通訳の後のシチュエーション質疑で試験官から細かいことをしつこく質問されて『わかりません』を連発して不合格。

<信頼できるCELに試験対策を頼って>

 CELでは、日本事情クラブ勉強会、二次試験対策の模擬面接クラス、通訳特化/プレゼン特化セミナーを受講しました。5年前にCELで英検1級コースを受講して、教材や授業の内容が大変良く、また講師からは質問した内容への的確な回答を得ることができたこと、また、CELの講師陣とスタッフは、皆さんとてもフレンドリーなのが気に入っています。

<CELで教わった二次試験に求められる能力の本質>

 昨年秋に初めて、曽根先生のプレゼン特化セミナーを受講し、2次試験は、単に英語力や観光地の知識を問う試験でないことを、改めて理解しました。知人に、英語力はまったく問題なく上手な方で、頻繁に国内旅行して、試験に出そうな名所旧跡の大半を観光した方が、二次試験で毎年不合格となっているという話を聞いて、全国通訳案内士試験はもしかしたら英語力や知識量を問うているわけではないのではと感じていたので、曽根先生の言葉を聞き、納得しました。二次試験は通訳ガイトとしての適性を見ているのです。ですから試験でけっして『わかりません』とは言ってはいけません。二次試験では試験官との会話を如何に続けられるかを問われているので、『わかりません』と回答したらそこで会話が途切れてしまいます。

<お辞儀の大切さを教わる>

 CELの二次試験対策の模擬面接クラスは昨年、一昨年と受講しました。CELでは模擬面接クラスが本試験前日まで行われているので、最後のブラッシュアップにと毎年、最終日のクラスも受講しました。昨年秋に受講したクラスでは、ネイティブ講師から『試験室に入った時、試験が終わった時、そして試験室を出るときに試験官に向かってお辞儀をしなさい』と言われたのがすごく印象に残っています。ネイティブの試験官に対しては、お辞儀は不要だと思っていたのですが、『外国人観光客は日本に来て、日本人がbowをするのを見たいし、bowをされてみたい』と言われて、二次試験では3回bowをするように言われました。本試験で3回頭を下げて会釈することによって、試験の始まりと終わりにけじめをつけることができ、また少しでも日本人の相手に対する敬意を試験官に伝えることができたのではと感じました。

<これからもCELの講座を活用する予定>

 江口先生が月1回開催している日本事情クラブ勉強会には、1年半出席しました。今使っているテキストは、江口先生が書かれた『日本まるごと紹介事典』です。同様の書籍はたくさん世の中に出版されていますが、『日本まるごと紹介事典』は内容が濃く、他の書籍にはない視点で深い内容となっており、一通り日本事象を紹介した後に外国人が尋ねてきそうな質問に対してQ&A式で解説が書かれており、本試験の二次試験対策にぴったりです。日本事情クラブ勉強会は、通訳ガイド試験に合格した人も多数出席しており、大変刺激になります。これから継続して出席しようと思っています。