CE通訳ガイドコース卒業生からの活動報告

CELで学べば即戦力

I mastered authentic English at CEL to sell and made sail.

細沼 佳代さん(2005年合格)

Thank Buddha!

 現在国内向けサービス業で勤務しておりますが、社内では最初海外経験無しという理由で、公式な英語の機会に恵まれませんでした。長年かかって英検1級と通訳ガイド免許を取得後、ようやく認められて契約文書を扱う部署へ異動し、外国人居住者や外資系企業との契約文書翻訳を依頼されるようになりました。

 契約英語は、見慣れた単語が全く別の意味で使われる特殊性から、another Englishと言われます。一文が長く、内容を完璧に把握し過不足なく訳出するのが特徴です。海外ではリーガルドキュメントの翻訳者が、訳した根拠に関し出廷することもあると聞きますので、会社帰りに翻訳学校で契約英語を習得するなど、より的確な表現を始終追究しております。

 翻訳は孤独な作業で、いきおい無口になりがちです。また、訳文は読み手が違和感なく情報を受け取るためにありますので、訳者は歌舞伎の黒衣の如く、透明な存在でなければなりません。

 しかし、会社で仕事をすれば必ず誰かしらの目に留まります。翻訳と真摯に向き合いたいという思いを、殊に今の上司の方やその上席の方がいつも温かくご支援くださり、諦めずに続けてきたことが実り始めてきた気がいたします。「助かったよ」とか「次もお願いね」と言われるときは、かつてGHQや米軍基地で通訳を務めた泉下の祖母に少し胸を張りたくなる、でもまだかなと戒める瞬間です。

 最近、守秘義務の観点から契約文書を社員に翻訳させる企業が増えているそうですので、今後はこの分野をnicheとして社内に確立させたいと思っております。

Everything has changed!

 資格取得後の人生はさらに厳しい勉強も待っていますが、これほど精神的にゆとりが生まれ、楽しくなるとは思いませんでした。

 オフではガイドモードになり、無償で都内各所をご案内したりしております。

 ガイディング中は多岐にわたり質問されますので、普段からCELの仲間と皇居一般参賀や出社前に築地の競り見学に行ったり、自主勉強会を企画したり、NPO法人通訳ガイド団体GICSSの研修に参加したりと、常にプロガイドの目線で情報を収集しています。レストラン情報も貴重で、メニュー、語学対応の可否、お化粧室の仕様まで確認します。

 CELの師友は人一倍努力家で魅力的な方ばかりです。合格後の進路も、ガイド、進学、通訳、翻訳、教員と様々です。年に数回賑々しく集まり、全員近況報告をしますが、自分は前回よりどれだけ成長できたのか、飲み会が一つの指標になっています。

Ask what we can do for our country!

 今の日本には、経済、年金、介護等、日本国民の努力だけでは解決しえない問題が山積しており、個人も企業も外国人の方とうまくつきあっていくことが一層必要とされています。日本に誇りを持ち、日本を正しく伝え、同様に異文化を尊重し、両者間を取り持つことが、語学の国家資格をもつ一企業人としての使命と思っております。

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