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CE通訳ガイドコース卒業生からの活動報告

CELで学べば即戦力

通訳ガイド資格が広げてくれた人生

根岸 正さん(2001年合格)

 過去数年を振り返ってみますと、なんと言ってもCELの通信教育の有難さを感じます。通訳ガイド試験に合格したお陰で、63歳になった今でも、旅行会社でフル社員として勤務が出来ています。ですから、CELでの勉強の効果を一日たりとも忘れることがありません。

 通訳ガイド試験合格後、友人の紹介で、農業関係の展示会の通訳を3日間引き受け、それが縁で58歳まで勤めた旅行会社を辞め、農業関係機器を輸入する会社に二年間勤めました。その二年間、仕事を介して初歩から中級程度までの産業通訳・翻訳業務を経験し、さらに異分野の人々(国内・海外)との人的ネットワークも構築出来ましたので、同じ会社に定年まで勤務したのでは得られなかった貴重な知識・経験・能力を身に付けることができました。特に、異分野の工業英検受験を目指して勉強し、なんとか二級まで取り、今年は一級を目標に準備をしています。そこで学んだ簡潔で論理的な英語表現と考え方は、異なる分野で働いていても、大いに役立っています。

 その二年間の経験後は、60歳を過ぎていましたが、通訳ガイドを含む7種類の英語試験の合格証と後輩の後押しで元の旅行会社に再就職し、訪日観光客対象のパッケージツアーのパンフレット作り、ガイド・マニュアルの作成、新規ガイドの育成、CSコーディネーター(customer service, customer satisfaction & complaint solution)を担当し、毎日楽しく事務所の内外を駆け回っています(一日万歩計で1万数千歩も歩いています)。また、会社のホームページのコラムを担当して、毎月一回掲載内容を更新して日本に関する様々な記事を掲載しています。これも結構、通訳ガイド業務への準備のための情報収集に役に立っています。

 2006年4月からは元旅行会社の先輩の紹介で、旅行専門学校の国家試験準備の語学講座を週二コマ担当し、今年はさらに、国交省の掲げる1000万人訪日観光客達成を目標にするinbound 業者に就職を希望する生徒のために、外客接遇の新規講座も講義する予定です。CELの通訳ガイド試験合格メッセージの中で将来の夢としてお話しした内容が、少しずつですが実現してきました。また、異分野の翻訳経験を活かして、たまに友人の翻訳会社から依頼される産業翻訳も、早朝の時間を使って気分転換に取り組んでいます。

 会社で一緒に働いている、時間のない若い社員には、CELの通信教育を推奨し、合格後は語学+アルファ獲得を目指せと激励している今日この頃です。



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