CE通訳ガイドコース卒業生からの活動報告

CELで学べば即戦力

日々お客様から学ぶ贅沢な時間

曽根 恵さん(2008年合格)

 2008年にCEL通訳ガイドコースをインターネット受講で学習し、2008年度の通訳案内士試験に合格いたしました。CELの合格祝賀会に参加させていただき、その時ご紹介いただいたGICSSへ登録し、新人研修などを経て、昨夏には2週間の添乗デビューを果たしました。全て、ご縁とタイミングだと実感する日々でございます。

 私は現在、横浜の外資系 ホテルで、ゲスト リレーションズ&コンシェルジュ という業務についております。職務は、VIPのご到着からご出発までのケア、クラブルームというワンランク上のサービスをお求めのお客様の滞在中のケア、また、コンシェルジュとして、京都の旅館の手配から、地元の人しか知らない居酒屋 の紹介まで、幅広く担当しております。

 職務において、私はこの通訳案内士の資格を前面に出す事はありませんが、外国のお客様をご案内する際、ちょっとしたことですが、試験勉強中にCELで学んだことが役に立つ場合がたくさんあります。

 たとえば、、、

 ゲスト:「今日はホテルが混んでいるねえ・・。」

 私  :「はい。今日は国民の祝日で、さらに大安ですので、結婚式も多い のです。」

 ゲスト:「どういう国民の祝日なの?大安って何?結婚式はどういう風に執り行われるの?」

から始まって、長い時間をかけて説明することはありませんが、手短に日本の伝統文化をご紹介し、興味を持っていただくきっかけづりにはなっていると思います。

 また、反対に、外国のお客様からの言葉で、ハッとさせれることもあります。

 日本人のお客様であれば過半数が待てなくなる1分以上お待たせてしまった後で、 

 私  :「大変お待たせして、申し訳御座いませんでした。お伺いいたします。」

 ゲスト:「謝る事はないよ。大したことでないのだから。世界の中にはもっと深刻な問題が山積みだ。」

お客様もそうですが、私自身も迅速なサービスを意識するあまり、いつの間にか心の余裕を失い、待てなくなっていることを恥じた瞬間でした。

 観光サービス業は、昨今の経済の停滞も影響し、決して順風満帆には行かないことが多いのも事実です。しかし、「人」をダイレクトに相手にしているだけに、日々様々なお客様から学ぶ事は多く、私自身にそれが経験として蓄積されていくという、贅沢な時間を過ごすことができているとも同時に思うのです。通訳案内士としても、一ホテリエとしても、また、一個人としても、成長していきたいと強く願う日々です。

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