通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生22 女性

試験の様子

15:30集合、16:30本番開始。試験官は、N: ネイティブ男性(30代?)、
J: 日本人男性(50代?)の2名。

質問内容

A: (ドアをノックして)Good afternoon.

J: Hello.名前とどこから来たかを教えてください。

A: _________です。東京の_____区から来ました。

N: では、日本についていくつか質問をします。人口が密集していることでどんな問題がありますか?(詳細は忘れてしまいましたが、実際はかなり長い質問文でした。)

A: 東京のような大都市では、通勤ラッシュが問題です。私は新宿に仕事に行っていますが、毎朝のラッシュは本当に大変です。また、都市では地価が高いため、自分の家を持てない人が多いです。

N: それが問題なのですね。(まだあるんじゃないの、というような顔つきのように思えました。質問の意図と答えがあっていなかったのかもしれません)。では次の質問です。原宿にはどんなfunがありますか。

A: たくさんのお店があるので、ショッピングが楽しめるし、レストランもたくさんあります。また、日本的なものに興味があるのなら、明治神宮がおすすめです。神社建築を見ることができます。敷地が広く、木で覆われているので、まるで都会のオアシスのようなところです。

N: ポップカルチャーについてはどうですか?

A: コスプレをする若者が集まるので、行けば見ることができるかもしれません。

N: 日本に影響を与えた外国人は誰ですか?

A: ペリーだと思います。1853年に日本にやってきて、開国を迫りました。翌年に日本は開港し、江戸時代に行われていた鎖国が終わりました。その後、日本は急速に西洋化し、近代化しました。このため、私はペリーが最も日本に影響を与えた外国人だと思います。

N: 女性はどうですか。

A: アメリカの政治家にも女性はいるし、日本に影響を及ぼしている外国人女性はたくさんいると思いますが・・・具体的には、今は思い浮かびません。(Let me see…とか、とにかく沈黙だけは避けようと思ってしゃべり続けていたのですが、結局思い浮かばなかったです。試験が終わってからもいろいろ考えましたが、未だに何と答えたらよかったのか思い浮かびません・・・!)

J: (日本語で)では、次は私から質問です。どのようなことに気を付けて、外国人の方に日本を案内したいですか。

A: (日本語で)震災後、地震や放射能汚染を心配している外国人の方が多くいると聞きます。このため、地震が起こったときでも落ち着いて行動すれば、たいていの場合は大丈夫であることや、放射能汚染についても安全であるということをきちんと説明したうえで、楽しんで帰ってもらえるようにしたいと思います。

J: (日本語で)試験はこれで終了です。

A: ありがとうございました。Thank you.



試験を終えて

予想はしていましたが、試験が夕方だったため、試験官の方たちもお疲れのようでした。ピリピリとした雰囲気ではありませんでしたが、特に和やかな雰囲気でもありませんでした。外国人観光客とガイドの会話というより、面接を仕事として淡々とこなしている・・・という感じです。
CELの先生方やスタッフの皆さんのおかげでここまでくることができたので、よいご報告ができるといいなとは思うのですが、答えられなかった質問があったので、今はかなりもやもやとした気持ちです。とりあえずドキドキしながら結果を待とうと思います。

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