通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生9

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

  受付をしたあとカードを首にかけて待合室で待機。24人(だったと思います)がひとつのまとまりで説明を受けて待ちました。室内で飲料は可(食事、飴、ガム等は不可)、参考書等で予習は可。携帯等は電源を切るよう指示を受けて約30分待ちました。4人ずつ出て、別々の部屋の前の椅子に座って待ちます。前の人が終わって出てからしばらくして外国人試験官に呼ばれて入室しました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、国籍

日本人試験官は女性(50代?)、外国人試験官は男性(30代?)、アメリカ人
でしょうか?

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

試験官お二人の前に椅子が3つ、端の椅子にメモ用紙とペンが置いてありました。外国人試験官に荷物を置いて座るよう勧められました。どっちに荷物どっちに本人と指示されたようですが、反対に座ったかもしれません。
J:Please tell me your name and number.
他の話題については聞かれませんでした。

(4) 通訳の日本文

祇園祭は京都三大祭りのひとつです。疫病退散のために始まりました。7月に1ヶ月かけて行われます。山鉾を引いて回ります。32の山車が出ます。その様子は圧巻です。

(5) 英語訳の再現

Gionmatsuri is one of the three big festivals in Kyoto. There was a big plague all over Kyoto.  People started to hold the festival to ward off evils. In July it continues through a month. They pull Yamaboko floats.  They pull 32 floats.  It's fascinating.

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

「侍」「お正月の過ごし方?」「?」
「侍」と「お正月なんとか」の2つが目に入ったので即「侍」に決めました。 それであと一つは覚えていません。

(7)選択したトピック

「侍」

(8) プレゼンテーションの再現

Samurai are samurai warriors. They served the nobility at first. They were the forerunners of samurai warriors. In the late 12th century, Minamoto-no-Yoritomo established the first Shogunate (in Kamakura).
They began to rule Japan. Then, samurai warriors fought and fought and died in the battles. But in the early 17th century, Tokugawa Shogunate started to rule Japan, and peaceful time came. They promoted Confucianism.  It was their ethical code. Tokugawa Shogunate lasted for about 300 years, but in the mid(と言ったかlateと言ったか不明)19th century,(あるいは1868) they were replaced by citizens. It was Meiji Restoration.

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:Where did they establish the first Shogunate?
A:They established it in Kamakura.(鎌倉と自分では言ったような気がしたのですが、聞かれたということは言い忘れてたのだと思います)
N:Can I see Samurai now?
A:No, but in a sense, yes, you can.  If you visit Toei Uzumasa Eigamura, you can see samurai warriors. It's a film making village(?). You can see them.
N:Why are samurai popular in foreign countries?
A:I heard that Miyamoto Musashi are liked by foreigners.  He is a samurai master.  He wrote ethical code in his writings. It is the rules samurai warriors should protect.

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

メモとペンを戻してください(椅子の上に)。  英語でだったか日本語でだったか忘れました。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

別の待合室に誘導され、最初の24人が揃ってから注意事項が示され、誘導された出口から出ました。

(13) 全体を通しての感想など

思ったより緊張しなかったような気がしたのですが、今思い返すと上記の英語が間違いだらけで、しかも実際はもっとまずい言い方をしていたかもしれないと心配になりました。ただそのとき緊張がそれほどなかった理由としては、出題された話題がCELで勉強させていただいた項目にあったことと、テレビのトラッドジャパンで取り上げられた内容だったので、それを思い出しながら言おうと心がけました。また、地方なので地元の英会話教室のマンツーマン授業をとり、nativeの先生を相手にストップウォッチを使ってプレゼンの練習をさせていただきました。それで2分という時間の意識が持てたと思います。 (本番では2分間のプレゼンの途中で日本人試験官の方が「あと1分です」と教えてくださいました。)
今回当日の持ち物やJRの時刻調べについては万全でした。会場には受付開始の1時間以上前に到着する予定で、列車内で予習もしていました。ところが「○○○で人身事故が発生し、運転再開の見通しがつきません」とアナウンスが入り信じられない事態になりました。2次試験案内にあった当日の連絡先に電話をかけると「列車を降りてタクシー等でできるだけ早く着けるようにされてください。間に合わなくてもなんとかできるよう連絡しておきますので」と指示していただいたので、一応安心して向かうことができました。結局受付時間は少し過ぎましたが、試験開始時間には間に合いました。本当に何があるかわからないと思いました。

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