通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生17

1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

(飲食可能なホール(寒い)で暫く待機していたところ、受付準備のためにエレベーターへ誘導され3階へ。それから受験番号と本人確認をして首から下げるタグをし、待機部屋へと移動。
移動後も携帯など一切の電子機器の使用禁止。トイレに行く際も挙手し、係の人が誘導し席に戻るまで、監視下にある。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人面接官 30代男性  日本人面接官 40代後半の女性

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前の確認のみ

(4) 通訳の日本文

浮世絵は江戸時代、庶民の文化として・・・。大量に印刷できるので安価で庶民に人気・・。
ヴァンゴッホを始めとするヨーロッパの印象派の画家に影響を与えた。
(うろ覚えで済みません)

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

新幹線について/東北の観光地について/江戸について

(7)選択したトピック

江戸について

(8)プレゼンテーションの再現

鎖国政策が採用されており、外国との交流は厳しく制限されていたし、貿易利益は幕府が独占していた。徳川幕府は政治的に安定しており、内戦などが無い平和な日々が260年以上も続いたが(外国人試験官はそんなに長く平和だったのですか~と驚いた表情)、技術的には欧米諸国に遅れを取っていた(試験官は、それはそうですよね~。付き合いが無かったのですから・・)。一方、平和な日々は豊かな文化をはぐくんだ。浮世絵、歌舞伎、相撲、俳句などが庶民の間で非常に人気があった。(へー、そうなんですか、と両試験官が頷く)しかし、江戸時代後半には幕府の力が衰え、政治が不安定になった。 (終始笑顔で説明できたと思います。)

(9) Q&Aのやり取りの再現

先程プレゼンテーションで江戸時代、江戸の文化がとても栄えたとありましたが、 外国人観光客が江戸文化を知りたいが、何処へ行けばいいのかとの質問があったら、 何を紹介しますか?
⇒ 銀座の歌舞伎座で歌舞伎の鑑賞や両国国技館での相撲観戦。また同じ両国に江戸東京博物館へ案内します。(笑顔で質問に答えたと思います。)>

(10) 日本語での質疑応答の有無  ⇒ 無し

(11) 試験終了後のやり取り ⇒ 無し

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

係の方に誘導され、廊下の隅で待機。同じグル―プの人たちが全員終了した時点で大きな部屋へ移動。その間も私語は一切禁止。本を読んでいる人がいましたが、それも注意されていました。

(13) 全体を通しての感想など

今の段階で、どれほどの文法ミスがあったかは不明。とても不安な気持ちですがとにかく「笑顔で」を心がけました。
浮世絵についての通訳は、当初、上がってしまい自信の無さから数秒下を向いてしまったかも知れませんが、気を取り直して正面を向き試験官の表情を確認しながら、やったつもりです。 全体を通しては、待機部屋の席が狭く、私語が禁止されていたのは仕方がないとしても、囚人のような感覚になったのは私だけでは無かったと思います。 雑談なども一切無く、8分間はアッと言う間でした。

 

 

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