通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生39

●試験の様子

15:30~15:55受付、17:30頃本番開始。試験官は、北米人男性(30代)、日本人女性(50代?)の2名。
試験室前の廊下に着席して3~5分後に教室内のネイティブ試験官が 「Hi!」と呼びに来たので、笑顔で「Hi!」と返しながら入室。きちんとド
アを閉めた後で試験官二人へ挨拶。

J:こちらへどうぞ。荷物はそちらへ置いて下さい。お座りください。
お名前は?
A: 〇〇〇〇です。
J:〇〇さん、試験のID番号を教えて下さい。
A: 「!?」 すみません。覚えていないのですが………。
J&N:「別にいいんですよ、問題ありませんから」
隣に置いてある筆記用具を使用してメモをとってよいので、読み上げる文章を英語で話すようにとの指示。

「浮世絵は江戸時代に発達/大量生産が可能であった/ゴッホのような印 象派にも影響を与えた」(一連の文でしたが、この3つの内容が特に強く残りました)

次に三枚のカードを渡され(「新幹線」「東北地方の観光名所について」 正確なタイトルではありませんが…… 残り1枚は思い出せません。)、 30秒後に選んだタイトルを英語で言ってから始めるように指示がありま した。 その際、先程の筆記用具を使用しても良いとのことでした。
2番目の東北を選択しました。「東北には素晴らしい観光名所がたくさん ありますが………」と前置きをして、世界遺産にも登録されている平泉中 尊寺の絢爛豪華な金堂をメインに話し、近くの毛越寺についても少し触れました。

ネイティブからは、mummiesの発音が悪かったためか、「それって一体何?藤原氏とどういう関係があるの?金堂って?」と質問されたので、必死でジェスチャーを交えて説明。何とか通じたようで、それは面白いポイントだねとのコメント。唯、年代の質問をされた時に的外れなことを発言してしまったため、(あ~ 年代を把握しておくのは大切ですね~ 常日頃何となく流れでしか頭に入っていなかったのが、完全に裏目に出ました!)マズい!とは思いましたが、流れで試験終了になってしまったので 引きつりながらも笑顔をキープし続けました。

●試験を終えて

威圧的な雰囲気は全く無く、インプット&アウトプットをコツコツ積み重ねていれば内容的にはクリア出来たに違いありません。
言い訳になってしまいますが、生涯学習のつもりで臨んで来た筆記試験の思わぬ結果に家中の家族を巻き込みながら、急遽生活パターンが大変化。
開講当時に御世話になったCELの門を再び叩くことになりました。懐かしい先生方やスタッフの方の優しさに感激しながらも、せっかく与えられた
チャンスを無駄にしたくない!と集中したつもりですが、今日の面接で 「これが今の自分の実力」という事実をガツン!と実感しました。
一年後は自分へのリベンジです。完璧はあり得ませんが、絶対後悔しない下準備をものにして次回にチャレンジです。
最後に、曽根先生の大変元気の出るお言葉&前日にいただいた先生方の潤っと来る頑張れメッセージ、ありがとうございました!嬉しかったです。

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