受講生51
・試験の様子
12時~12時25分受付 (受付で番号札をもらう→控え室を案内される)
12時30分~全体の注意事項の話
12時45分くらい~移動開始 (6人1グループで呼ばれ、別の階の試験会場へ私は同じ階だったので控え室でずっと待機)
13時~試験開始
13時40分 試験の教室へ移動
14時15分 全体の解散
面接官:外国人:50~60代くらいの男性、英国ではないかと、でも米国でもない様子。英語は聞きやすかったです。日本人:40~50代くらいの男性、物静かな雰囲気の方でした。
・質問内容
J: ドアを中から開けて、「どうぞお入りください」→入室
「荷物はこちらへ、真ん中のイスへおかけください」 すべて日本語で指示。
J: では名前を確認します。
A: I am____.
J: 日本語で結構です。 _________さんですね?
ではこれから日本語でお伝えする内容を英語でお話ください。
メモをとることもできますが、その場合はとなりのメモ用紙をお使いください。
A: おかりします。
J: では始めます。
祇園祭りのことについてでした。
極度の緊張で試験直後もほとんど内容を覚えていなかったのですが、
・京都で有名な三大祭の一つである、
・山鉾が、何月何日から何日間続く、圧巻です、という内容があったと思います。
J:ではこのカードの中から一つテーマを選んでお話ください。
(日本人試験管がカードを持って手渡してくれました)
テーマ: 侍について
おすすめのスキー場について
年末年始の習慣について
年末年始の習慣を選びました。
内容はともかく話した英語はかなり曖昧なので、日本語でのご報告をお許しください。
A: 年末は新年を迎えるために、家の掃除を念入りにすること、
大晦日にはおそばを食べること、おそばの麺は長く長寿を願う意味もあること
新年には初詣に神社やお寺へ行くこと、
家の玄関は門松という竹と松の枝で作ったアレンジを飾る、
子供はお年玉というお小遣いをもらうのを楽しみにしている、以上を伝えました。
N: お年玉はどれくらいの金額をあげるのですか?
A: 子供の年にもよります。例えば私の甥っ子は5歳ですが、まだ小さいので3000円でした。
N: 今年はどれくらいあげる予定ですか?
A: まだ考え中です。(甥っ子の顔が浮かんでリラックスしました)
N: あなたが子供の頃は、どれくらいもらったか覚えていますか?
A: よくは覚えていませんが、親戚を訪れたりしていろいろもらいました。
N: 何に使ったか覚えていますか?貯金した?
A: 少し貯金して、あとはお菓子を買ったり、鉛筆やノート、学校で使うものを買いました。
(答えに困り曖昧な感じになってしまいました)
N: 神社には行きますか?
A: 私は仏教徒なので、お寺に行きます。
N: みんな神社やお寺へ行くけど、何が違うのですか?
(あらためて何が違うときかれて考えてしまいました)
A: どちらにも神様がいて、みんな健康や幸せをお願いします。神社では結婚や子供の誕生などおめでたいことをお祝いしますが、お寺ではお葬式や法事などを行います。
(答えが違う方向に行ってしまったような気がしています)
N: では役割が違うということですね。分かりました。Thank you.
A: Thank you very much.ありがとうございました。
退室してからは、また全体の控え室へ案内され、全員が揃うまで待機、
予定通りに解散となりました。
・感想
緊張していた時間のわりに、面接は本当にあっという間に終わってしまいました。
こちらからドアを開けて元気よく挨拶して始める、というイメージでいたので、 様子が違い挨拶すらできなかったことが悔やまれます。
練習より通訳パートの日本文は短かったですが、緊張のあまりメモがとれず、というかよく聞けず、ボロボロで落ち込みましたが、外国人試験官はうなずきながら聞いて下さったので、諦めてはいけないと、気持ちを保つことが出来ました。
お年玉の話は意外な展開でしたが、だんだん話しているうちに試験であることを忘れてしまったような気もします。
本来ならガイド役の私が興味深いプレゼンをして、試験官を楽しませる、というのが筋道だった思いますが、フムフムと聞いてくださる試験官にこちらがほっとし、だんだん楽しくなって話せた、というのが現状でした。
模擬面接では声の大きさや笑顔、細かい文法を指摘していただきなるべく気をつけたつもりですが、とにかく緊張してしまって試験官のみぞ知るところです。
ですが、結果はともかく、相手にもっといろいろ伝えることが出来たら楽しいだろうなと、もっと勉強していこうと、前向きな気持ちになって終わりとなりました。
模擬面接のトピックスは分野が様々で試験のためだけでなく、勉強するよい きっかけとなりました。
短い時間でしたがご指導いただけて本当に感謝しております。
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