<<一覧に戻る | ![]() 受講生61
受付を終え、待合室に入室後は自由に出入り出来ないと事前に案内係の方がアナウンスしていましたので、再度引き返して、化粧室へ行き、1階ロビーの自販機で飲み物を購入してから再び受付へ並びました。待合室での飲み物持込みはOKでしたが、ドリンク以外の食べ物を口にすることは認められていませんでした。 受付順に面接の順序が決まるのかと思い、早めに受付をしたかったのですが、受験番号順で既に試験室および面接の順序が割当てられていました。私の場合は、○-① と書かれた札を貰いました。○が試験室の部屋番号を指すことは、実際に会場へ案内されるまで理解していませんでしたが、①なので、恐らく○グループのトップバッターの面接になるであろうと予想していました。 待機室では一連の注意事項について説明があり、移動の指示があるまで水分補給しながらリラックスして自分で纏めたノートを見直していました。 10時からの面接が始まる10分程前に試験室前へ移動し、試験室前の椅子に座って強張った頬の筋肉をマッサージしながら、少しの間待機しました。 10時きっかりに係の方の指示に従って入室し、元気よくGood morning!とご挨拶しました。
ネイティブ面接官は男性、30代後半~40代半ば 英国人でないことは確かです。 日本人面接官は女性、40代 現役の通訳ガイドさんでもあるように見受けられました。
入室後、荷物を置いて座るようにとの指示は日本人面接官より、日本語で説明がありました。 着席後、ネイティブ面接官より、名前とExamination ID number (受験番号)を聞かれ、少しゆっくりめに落ち着いて答えました。 その後、すぐに日本人の面接官から通訳試験についての説明がありました。
日本は四方を海で囲まれ、国土の7割は山で、7つの火山帯があります。
Japan is surrounded by ocean and 70% of its land area is mountainous.
*「浮世絵」について
*「浮世絵」について
I would like to talk about “Ukiyoe”. Ukiyoe is a woodblock printing and it flourished during the Edo period which is started in the early 17th century. During the Edo period, there were various prominent ukiyoe artists appeared. And the most well known artist is Hokusai who is famous for depicting Mt.Fuji. Personally, I enjoy Kitagawa Utamaro. His works are well known for drawing “Bijinga”, beautiful women. Ukiyoe became popular in the Edo period but it also became famous in the West and it actually influenced the Impressionists like Gogh. During the Edo period, it was actually used for a wrapping paper but now it’s become very valuable and people appreciate a lot. If you like to see ukiyoe, I recommend you to visit Ohta Ukiyoe Museum which is in Omotesando, close to Harajyuku station. It’s a very cozy place and you can enjoy various collections including Hokusai. Thank you.
(10) 日本語での質疑応答の有無 (11) 試験終了後のやり取り(もしあれば) (12) 終了後、退出してから解散までの手順 (13) 全体を通しての感想など 通訳パートは、迷わず直ぐに通訳を始め、制限時間以内に終了しましたが、メモが上手く読みとれない箇所があり、抜けがあったかもしれません。「火山帯」についてはvolcanic beltと直ぐに出てこなかったため、volcanic areas と曖昧な表現になってしまいました。 プレゼンは30秒の制限時間前にスタートできそうだったので、Can I start? とお伺いしてから始めました。浮世絵は個人的に関心の高いテーマだったので、迷わずに話しだせる気がしました。詰まることなく落ち着いたスピードでスムーズに話せましたが、後から再現してみると1分30秒程で、少し短めだったように思います。後で考えれば時間が余っていたので、もう少し一工夫加えれば良かったように思います。(例えば、神保町にある浮世絵ギャラリーで作品が買えるというような小ネタを持っていたので・・) プレゼン後の質疑応答では、特に3番目の「京都、奈良がお薦めです」と答えた後に、「両都市共に日本の古い都で、当時の面影を残す多くの建造物が世界文化遺産として指定されています。」というようなガイドらしい理由をスムーズに答えることが出来たら良かったと反省しています。 余談:試験終了後、待機室でしばらく待ちましたが、早めに終了したグループの一人の男性が監督者へ挙手して質問を投げました。試験前の説明では、受付終了後は試験室番号と順番を書いた札を下げるように言われ、受験票、合格通知表は必要ないのでしまって下さいと言われたものの、試験で受験番号を聞かれたが思い出せず、間違えてはいけないと、再度鞄から取り出して確かめて伝えたのだが、これはおかしいのではないか?というクレームをしていました。他にも同じように不満を持たれた方が同調して、「我々はもう終わってしまったけど、これから受ける方も同じように思うので、早く訂正をかけるように試験前待機室の監督者に伝えるように」などと訴えていました。監督者は言われるがまま、すぐに携帯電話で連絡をしていたように見えました。
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