通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生63

場所:明海大学
時間:14:30 集合、 15:30 試験開始

試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
J:日本人試験官、50代?くらいの女性
N:外国人試験官、30代?くらいの男性(米国人?)ニットを着たカジュアルな服装
A:受験者

自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
A:(部屋に入る)Good afternoon.
J:荷物をおいて座って下さい。
N:名前を教えて下さい。
A:―――です。
N:受験番号はいくつですか?
A:――――です。

通訳の日本文
温泉について(日本の人気のレジャーのひとつ、湯治について)

プレゼンテーションの3つのトピック
 ・富士山について
 ・絵馬について
 ・19世紀の日本

 選択したトピック
 ・富士山について

 プレゼンテーションの再現
I choose about ‘Mt.Fuji’
Mt. Fuji is the highest mountain in Japan, measuring 3776 meters height. It is famous for its perfect corn shape and snowcap and regarded as a holly mountain. I think Mt. Fuji is celebrated because there are no high mountains around it so it stands out. (このあたりで1分の合図)
Since the early times, Mt Fuji has been the theme of art, literature, and poem. I will read a famous poem.‘I passed by the beach at Tago, and saw snow falling, pure white, high to the peak of Mt.Fuji’ Thank you.

(忘れた部分があると思いますがこのような内容です)

「富士山について」を選びます。
富士山は日本一高い、3776mの山です(数字がすらすらと言えずあせりました)。完璧な円錐型と雪で覆われた頂上でが有名で、神聖な山と言われています。富士山の周りには高い山がなく、とても目立ちます。だから聖なる山と知られているのだと思います。
昔から富士山は 美術、文学、詩などのテーマになっていました。
とても有名な和歌があるので、詠みます。
「田子の浦に、うちいでてみれば真白にぞ、富士の高嶺に雪は降りつつ」
以上です。ありがとうございました。

  Q&Aのやり取りの再現
N:その和歌はいつ頃詠まれたものですか?
A:万葉集(Anthology of ten thousand leaves)からの和歌ですので、・・・
8世紀ごろだと思います。
 N:和歌の他に富士山をテーマにしたもので何が有名ですか?
A:浮世絵だと思います。浮世絵は文字通り「floating world」といって「wooden block printing」で(うまくいえず少しパニックに)・・葛飾北斎が有名です。
N:富士山はどこにあるのですか?
A:(意味がわからずに一度聞きなおした後)、静岡県と山梨県の境で・・・ここからそれほど遠くありません。
N:そう、近いのですね。登山をしたいのですが、今の季節はどうでしょう?
A:今は少し寒いのではないでしょうか? 春から夏が一番いいと思います。

全体を通しての感想など
15:30からの時間帯の一番目でした。雑談はなくとてもスピーディでした。試験官はお二人とも優しげな方たちで、拙いプレゼンに頷きながら聴いてくれましたが、緊張してしまい噛みまくってしまいました。
富士山が出た時のために、一生懸命暗記した万葉集の和歌が詠めて良かったです。それについての質問がネイティブ試験官から即座にあったのも嬉しかったです(若いのに教養があるのではと感心しました。)世界遺産を忘れてしまいました。
温泉と富士山という、この試験では基本的なテーマだったのでラッキーだったのでしょうか?CELの模擬面接よりずっと簡単に思えましたが、文法間違え、言い直しがいくつもあったように思え、自信はありません。
今年が初受験、試験勉強は大いに楽しみました。CELの先生、スタッフの皆様には大変お世話になりました。

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