通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生71

試験会場:浦安
 集合時間:1時から1時25分集合、試験終了時間3時ごろ

 登場人物:面接官A(男性外国人、40代後半~50第前半、ケントギルバート似)
      面接官B(女性日本人、30代前半、体格がいい)
      本人C

  1時から1時25分までが受付時間であるため、1時5分くらいに到着すると既に行列ができてきた。受付を済まし、自分の席に着くとそこからはトイレも規制されることになる。1時40分くらいにトイレに行きたい人はまとめていくので、その時に行った。出る時も一緒に戻るため、面倒だなあと思い、試験前に気分転換で行くことをやめることにした。小腹がすいたとき用にチョコレートを買っていったのだが、周りで食べている人がいないのでやめておいた。参考書を読もうかと思ったが今更見てもと思ってきたので、気休め程度で読んで待つことにした。そして面接試験が始まった。

 B:(試験室から出てきて英語で)次の方どうぞ。
 C:(戸が完全に閉まってないのでそのまま開けて中に入って)Good afternoon.
 B:(くすくす笑う)
 A: Good afternoon.
 C: (重い荷物を持って立っている)
 A: 荷物を置いてください。
 C: Thank you.
 A: 席に座ってください。
 C: Thank you.
 A: 名前は何ですか
 C: I am__________.
 A: OK.
 B: それでは通訳試験を始めます。(説明中略)新幹線は東京オリンピックが開催された1964年に始まりました。世界から注目を浴びました。現在8路線があり今後の計画として日本の主要都市を結びます。
 C:Shinkansen is super express train, nicknamed the Bullet train.  In 1964, the Tokyo Olympic game was held and Shinkansen was started.  Many people(3秒沈黙。焦る)are interested in Shinkansen.  Now 8 lines are conducted and near future it will connect with major cities.  Thank you.
 A:(3枚のカードを渡しに来る)
 C:(おー30秒前に見られるなんてラッキーと思い見る。居酒屋について、日本の伝統芸能について、東日本大震災関連。居酒屋か伝統芸能だな。)
 B:(略)※プレゼンテーションの仕方の説明
 C:(Bの言っていることを8割方無視してカードを黙って見ていて考え始める。あまり無視してもどうかなあと思うので、多少合間合間でうなずきをしている。ん、1分後に合図をするのか。1分と聞こえたけど実は2分後だったかもしれない。居酒屋の説明にしよう。でも居酒屋って何ていうのかな。Japanese style tavernだったか?でもtavernは屋台の説明だったか? これは自信ないから避けておいて。と考えているうちに30秒とフライング時間10秒ほどが過ぎる。 ).
 B: それでははじめてください。
 C: Let me talk about Izakaya.  It’s a Japanese style drinking and eating place (Aがうなずいているから安心。)You can enjoy not only traditional Japanese food but also a traditional Japanese alcoholic, sake.  Sake is Japanese wine.  The alcoholic range is from 15 percent to 20 percent.  The taste is not only sweet but also bitter.  (苦いわけないけど良しとする)Also  you can eat chicken (身振りは焼き鳥)
 B:1分です。 
 C:(1分か。確かに1分と聞こえたが、私としては2分しゃべった感じがする。ネタもないし2分と聞こえたことにして早いとこ終わろう)If you travel to Japan, I recommend that you go to Izakaya at least one time.  Thank you.
 B: (笑顔で)Thank you.
 C: (2分20秒か1分20秒のプレゼンテーションだったからまあいいでしょう)
 A:(英語で)居酒屋では何の食べ物が好きですか?
 C:(頭がぼっとしてきた。念のために聞き返そう)I beg your pardon, please.
 A:(英語で)居酒屋では何の食べ物が好きですか?
 C: I like sake the best.  Sake is rice wine.
 A:(英語で)Where do I find Izakaya?
 C: You can find Izakaya near the Shinbashi station and Ueno station
 A: I am working at Shinbashi. So I know.(英語で)料金はどう?安い?
 C: The price is cheap, not expensive.
 A:(英語で)How many times do you go to Izakaya.
 C: Once a week.
 A:(英語で)誰が利用しますか?
 C: Tourists and office worker use Izakaya.
 A and C: (ともに何かを言った。)
 A: Go ahead.
 C: Thank you.  Izakaya is good place to have a good conversation.
 Japanese people work very hard.
 A: (英語で)試験を終了します。
 C: Thank you.
 C: (重い荷物を持つ。するとAが荷物に興味を持ってか質問。つまりこのとき私は荷物を持って立ちながら回答)
 A: Where do you live? In Tokyo.
 C: No, I live in town, near city, prefecture.
 A: Is near ?
 C: No. But now we have much snow.
 A: Will you stay in Tokyo?
 B: No, I have to go back to.
 A: Have a safety trip.
 C: Thank you.

 反省
 ・女性の指示はきちんと聞くべきでした。1分20秒で終わったプレゼンテーションがどう評価されるかにかかっています。
 ・模擬面接を数十回行ったせいか、試験慣れはしていたと思います。ということで終始笑顔でしたが、通訳問題で紙を持っていたときには手が震えていました。
 ・additional questionで聞かれたことをプレゼンテーションに入れるべきでした。
 ・もう少し長く回答を言えばよかったです。がんばったところは、居酒屋は会話するのにはいいところです。と言ったところです。
 ・試験後の追加質問をされたとき、きっと私はボーダーラインにいる感じがしたので、ここはリズミカルに回答しました。
 ・落ちたとしたら、女性の指示を聞いていなかったからしょうがないなあと思い、来年また受けます。
 ・この反省を生かして、翌週別な用件で東京に行った時は、上野のガード下で4人で居酒屋に行きました。

 

 

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