通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生1

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

12:00-12:25 受付後、全員同じ大講堂にて待機、全体への注意事項(通信機器等の使用禁止、飲食禁止等)
12:30注意事項伝達後、順に次の待機室に移動。(各人に番号が振られ、1-30番台(36くらい?)でそれぞれに枝番が6まであるようでしたので、13:00-の回は全員で200人くらい??)
そこからさらに小グループで順に、試験室がある階まで移動、試験室が並んでいる廊下の端でさらに待機、その後、自分の部屋の前の方が入室されたのち、部屋の前におかれている椅子まで移動、そこで呼ばれるまで待つ。
前の方が部屋から出られてから2-3分まってから中の面接官から呼ばれて入室。
13:20頃 日本人の面接官がドアを開けてくださり、 入室するように声掛け。
J:「Please put your bag on this seat and have a next seat please」
のよう-な英語でした。(3席あって、手前にかばんを、その横に座るところ、奥にペンと紙を挟んだバインダーが置いてありました。)


(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:30代後半くらいの男性
日本人:50代くらい女性。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J: What is your name? と言われ、I am________.と返答 J: Where are you from? と聞かれました。 I’m from… , quite close, と答えました。

(4) 通訳の日本文

日本語で通訳の指示がありました。 「日本の交通網を利用する際は、ICカードが便利です。チャージするだけで、電車やバスなどほとんどの交通機関で利用できます。」

(5) 英語訳の再現

まず、あまりの短さに拍子抜けしてしまいました。なのに、なんだか頭が真っ白になり、うまく通訳できなかったような感想です。しかも出だしがぱっと出ず、下記のように答えたような気がします。 When you travel Japan, IC card is convenient.  Just to charge the card, you can ride train, bus and others. 授業の時より、模擬面接より一番できが悪かったです。。。(泣)

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

Nativeの試験官がカードを持って近づいてきて、3枚をめくってこの中から選んで、と言ってきたので、手を差出し、カードを受け取りました。 日本3景について 鎖国について 宝くじについて

(7) 選択したトピック

日本3景について

(8) プレゼンテーションの再現

I’ll talk about 3 famous scenic beauty in Japan.  1st one is Matushima in Tohoku region. 2nd one is Amanohashidate in Kyoto  and 3rd one is Itsukushina in Hiroshima ( まず、scenic beauty がさっと出てこずあせりました。そして、1st、2nd, 3rdとかいらないのにいってました。。。松島が何県だったかうろ覚えだったので、東北とごまかしました。そして宮島を厳島とまちがえてしまいました。 この時点でかなりしどろもどろ・・・)
Matushima is pine islands, and there are many small pine islands. People can ride small boat or ship and enjoy to see around these islands. 
Amanohashidate is in Kyoto, north part of Kyoto, and it is sand bar from root of Kyoto to the other side.  It literary means “heavily bridge” and from observatory deck, you can see the sand bar and between from your leg, it is like bridge over the heaven”.  (またの間から見るということで、かなり詰まってうまく言えませんでした)
Itsukushima (or Miyajima?) is in Hiroshima and it is characterized by the red tori and magnificent Itsukushima Shrine.

このあたりでNativeから“time up” みたいなことを言われました。1分の合図はなかったと思います。 
プレゼンの最初のほうもかなりしどろもどろで、後で考えるともっときちんと言えたのに・・と後悔しかり。
時間も1分の合図がなかったこともあり、また後半少し乗ってきたと思ったら切られてしまい、尻切れトンボなかんじになってしましました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

Nativeが数問質問します、と言った後、
N: 「だれがその3景をきめたのか?」といったような質問でした。
I am not sure, I am sorry, but I think it has been said by people from old time
N: 「それぞれのところではどんなものがみれるのか?」といった質問
Mainly you can enjoy scenic beauty.
N: 「ほかになにか見れるものは」?
Some part has significant spot. For example, Miyajima has good combination of scenic beauty and Itsukusima Shrine.
N: 「では美術館とかそういったものはないのですね?」
No, I don’t think so, as it is scenic beauty, you can enjoy scenery .

もう少し話した気がしますが、よく覚えていません。 ただ、Scenic beautyをくどく言い過ぎたように思い出します。
Q&Aでようやく慣れた感じでしたが、時すでに遅し・・・・

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much. ありがとうございました。
とお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。
再び大教室で時間まで待機。14時10分ごろ解散となり、前から順に部屋から出ました。

(13) 全体を通しての感想など

試験官は二人とも和やかな感じでした。できるだけ笑顔で大きな声でと思っていましたが、後で思い返してもよく覚えていないというのが正直なところです。笑顔もひきつっていたかもしれません・・・
ここまで緊張するとは思っていませんでしたが、ガイディングの気持ちで、というところが抜けてしまっていたような気がします。。。。
試験官の反応を見る余裕もありませんでした。
トピックはすぐに決めたのに、30秒間何を考えたかもよく覚えていません。
通訳も、プレゼンもそんなに難しいものではなかったのに、力を出し切れませんでした。Q&Aになってようやく落ち着いてきましたが、時すでに遅し。
6割はなんとかできたのでは、と思う反面、不完全燃焼な気持ちでもやもやしています。
事前準備はできることはやったと思っていましたが、もっとすることはあったようです。
反省点はいろいろとあるものの、もう終わってしまったこと。あとは気持ちを切り替えて結果を待つのみです。。。
江口先生をはじめ先生方、スタッフの方々、9月からでしたがお世話になり、ありがとうございました。

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