通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生29

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

09:40頃 昭和女子大学80年館1Fロビーに到着。係員が「10:00集合の受験生の方は、時間になったら案内するのでそれまでここでお待ちください」とアナウンスを繰り返していました。
10:00 案内開始。エレベーター2基(最大11名/基)。6階にて受付。「○-△」という番号札をもらって首にかける。
受付のすぐ横にある大教室で待機。席には番号札が貼ってある。
10:30 試験直前待合室に移動開始。「1-17の①」、「18-35の①」、「その他の①」、「1-17の②」、「18-35の②」、「その他の②」…というように十数名ごとにまとまって移動。
私は「○-△」でしたので順番が回ってきたのは10:45位だったでしょうか。
10:45 3階の試験直前待合室に移動。ここでも番号札が貼ってある席で待機。ここでトイレに行きましたが、6名くらいで一緒に行き、戻ってくるまで結構時間がかかりました(10分位)。
(時刻不明) 数十名ずつの単位で、試験会場に移動。入り口の前に椅子が2つ並べておいてある廊下で、該当する番号の席に順に着席。
部屋の中からインタビューの会話が聞こえてくる。「日本でどこがオススメか?」的な応答をやっている。受験生の方、ずいぶん緊張されているみたいでした。それを聞いて落ち着いたような気がします。
前の受験生の方のインタビューが終わり、廊下に出てこられた。それからさらに1分ほど待つ。
ドアが開き、外国人試験官の方が, 「Please come in」的に案内してくださる。「手荷物はココにおいて、椅子に座ってください」と英語で指示(非常に柔らかい感じで)。部屋の隅に机がありその上に手荷物を置く。
さらに、「Please relax」的な声を掛けられました。よほど硬くなっていたのかと苦笑い。それにしても優しい。椅子は3つ並べてあり、左側にはペンとクリップボードにはさんだ白紙がおいてありました。真ん中の席に着席。試験開始。
まず日本語で、通訳についての説明がありました。
J: これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人: 40代くらいの男性。非常に友好的。
日本人: 50代くらいの女性。こちらの方も非常に友好的。終始笑顔で、インタビュー中も何度も頷いて頂いておりました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

N: What is your name?
A: My name is      .
N: Where do you live?
A: I live in Chiba prefecture, Ichikawa City.
いきなり順番間違っちゃってるよと思うも笑顔キープ...

(4) 通訳の日本文

天守閣に関すること。
日本の城、天守閣、戦闘用、居住、象徴のキーワードがわずかに記憶に残っている程度です。

(5) 英語訳の再現

すいません、ほとんど記憶がないです。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1. 日本の古墳について
2. 日本の自然災害について
3. (忘れました)

(7) 選択したトピック

日本の自然災害について。
私: Let me talk about Japanese natural disasters.
そこはnatural disasters in Japanでしょと思いつつスタート。

(8) プレゼンテーションの再現

A: Although Japan's prosperity owes much to its geographical and climatic features but the Japanese people have been frequently suffered from natural disasters, such as earthquakes, floods, typhoons and volcanic eruptions. So the Japanese became to think it is important to cooperate with each other to survive these natural disasters.
Also after the earthquake that happened several years ago, the Japanese reassure the importance of the preparation for the possible disasters.
And we think it is also important to live in harmony with nature.
Recently there are natural disasters overseas, Japan send Self Defense Forces to that region to help people badly affected by the natural disaster.
Thank you.

(9) Q&Aのやり取りの再現

N: The earthquake happened three years ago, and I saw tunami in the media. Was Tokyo affected by that tsunami?
A: The regions damaged by tsunami were limited, only coastal area of northern part of honsyu, Tohoku area. So Tokyo was not affected by the tsunami. But the earthquake was terrible, I was in my office at that time, my office was on the 8th floor, so the width of wave was so big. Everyone scared.
N: 「どんな被害があったか」的な質問
A: I live in Ichikawa City, and next City Urayasu, road was severely damaged and not usable for a while.
N: (もういいよ的に)Ok, thank you.

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

A: I enjoyed the interview very much, thank you.
と挨拶して退出。
その時、おふたりとも満面の笑みを浮かべていらっしゃったので、これは大丈夫かなと思いました。

(13) 全体を通しての感想など

あまりにもあっという間に終わってしまったので拍子抜けした感じです。
試験官が両名とも非常に親切で、気のせいかもしれませんが「落とそう」ではなく「通してあげよう」という意図さえ感じました。
慌てずに、しっかりコミュニケーションすることが大切なのかなとあらためて思いました。

 

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