通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生33

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

9:00-9:25 集合で大きな部屋に集合
(この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。)
9:00 受付を済ませ、講堂に移動し、番号順に着席。私は○―△
黒板と配布プリントに注意事項:通信機器の使用は×。電子辞書についての記載はなかった。ドリンクのみ可。食事は×。トイレに行くときは挙手して係員が人数を確認して同行。
携帯を持って行かないように何度も指示があった。
9:50 番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が更に別フロアーに移動。
中教室で着席して待つ。
9:55 グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。
10:35 各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。
係の人から、「中の試験官から指示があるので、ここで待っていてください」と指示有り。
10:50 時間通りに、nativeの試験管がドアを開けてくださり、Relax!と言って下さったので少し気が楽になった。
続いて、Please put your bag on this desk and have a seat.
そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。
:「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:45歳くらいの男性(アメリカ人と思う。大柄で、感じの良い方だった。こちらをしっかり見て話をしっかりと聞いてくださった。)
日本人:40-50代の背の高いすらっとした女性。最初から最後までとても優しく、わかりやすく丁寧に話す方でした。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J: What is your name?  Where are you from?
と言われ、I am________. I’m from Saitama City, the seat of Saitama Prefecture.と返答
そのあと、すぐに試験に入りました。

(4) 通訳の日本文

「日本の祭りの多くは、豊作を願い、豊作に感謝することを目的に行われていましたが、今は、観光客の観光の目玉として地域のイベントとして行われています。」

(5) 英語訳の再現

Festivals in Japan were originally practiced for rich harvest and thanks to the harvest.  Today many of them are practiced as an attraction for tourists .... local events.
こんな感じで答えましたが、・・・の部分は記憶が曖昧です。模擬面接より短い文章でした。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.明治維新
2.日本アルプス
3.日本の気候(?)

(7)選択したトピック

明治維新

(8) プレゼンテーションの再現

Meiji Restoration is Meiji Ishin in Japanese.  In the mid 19th century, Western powers forced Japan to open ports to trade with them.  At that time the military government had seclusion policy.  Some samurai warriors were against the government.  “Revere the emperor and expel the foreigners” movement changed to destroy the military government.  Eventually the military government collapsed. The military government lasted 1,000 years (ここが700years なのになぜ勘違いしてしまったのか悔やまれるところ), and the emperor got back to power.  So this is called Meiji Restoration. (あとは記憶が曖昧なので)
Nativeの試験官の男性は丁寧に真剣に話を聞いてくださり、終わったあと、”Excellent.”と言ってくださったので、ホッとしました。鎖国→西洋列強の圧力→尊皇攘夷思想が倒幕に変わる→幕府が崩壊し、天皇に権力が戻ったことを明治維新という。という流れで説明したと思うのだが。

(9) Q&Aのやり取りの再現

関連質問は、
(1)N:侍は明治維新後、まだいたか。 →A:侍制度はabolishされたので、侍は自分たちの仕事を探さなければならなかった。
(2)N:侍などについて知るにはどこへ行けばよいか。 →A:近くに「江戸東京博物館」がある。昔と今の東京に関する展示を見ることができる。
プレゼン中に日本人の女性が1分経った頃に「1分経ちました」と教えてくれました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11)試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12)終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much. ありがとうございました。 とお礼を言った時に本当に笑顔になれました。ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、退出しました。

(13)全体を通しての感想など

通訳パートでは、沈黙は作らなかった、と思うが、言葉がうまく出ず、ほんの一瞬だが、止まる場面があった。とても緊張していたのだが、Nが結構こちらの気持ちを汲んでくれているように思った。武士政権が千年続いた、(京都が首都として千年続いたことと錯誤)。侍は江戸時代に人口の80パーセントいた(農民と錯誤)、などと血迷った、誤った情報を言ったことが、後になって気がつき、とても悔やまれた。誤った情報はどのくらい減点されるのか、と。

試験終了後は、最後の人が終了して戻ってくるまで帰れず、通信機器も使えない。11:15に、全員の終了と集合を確認し、一斉に教室から出ました。

 

 

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