通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生40

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

9:00~9:25受付、 10:00~小グループに別れて別室異動、10:30~10:40本試験、終了後待合室へ、11:00解散

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

アメリカ人30代男性+日本人40代女性

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

英語で名前とどこから来たかの質問

(4) 通訳の日本文

日本の祭りは元来、五穀豊穣や感謝の気持ちを表す等、農業と日常生活に深く関わっていました。 現在の祭りは、観光客を呼ぶ為の地域興しが目的となっています。

(5) 英語訳の再現

途中でひっかかる事なく、ユックリと9割以上は説明出来ていると思います。アイコンタクトには特に注意していました。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

明治維新・日本アルプス・初詣

(7) 選択したトピック

初詣

(8) プレゼンテーションの再現

日本人にとって一番大切な休暇は年末年始のお休みです。年末に家族が集まり新年を迎える準備をします。「初詣」は家族揃って行う初めての行事で、近所の神社や寺に行くことを言います。 日本人にとって正月期間に初めて行う行事や出来事は、とても大切なことで縁起が良いとされています。ただし、気を付けないといけないことがあります。(意識してアイコンタクトを取りながら) 原宿駅近くの有名な明治神宮は三日間で300万人の訪問者で賑わいます。日本人はどんなに混んでいても静かに整列して祈りの準備を待ちます。待っている間は寒いので、熱燗を飲むのが良いでしょう(小笑)、そして家族の絆は深まります

(9) Q&Aのやり取りの再現

Q1外国人・「そんなに混むならば、都内で他によい神社はありますか?」
A1・「私なら地元の品川神社を推奨いたします。JR品川駅から歩いて10分です。岡の上にあるこの神社は、昔はよい眺めで、東京湾が見渡せました。縁起のいい富士塚もあります。」

Q2外国人・「神社で手を叩いたり、ベルを鳴らしている意味を教えてください。」
A2・「ベルを鳴らすのは神殿の中にいらっしゃる神様を呼び心の準備をするためです。手を叩く行為は御祈り儀式の過程の一部です。お賽銭を入れこのように二礼二拍手し、目を閉じて願い事をします(実際にデモンストレーションして見せました)ココでとても大切な事があります(お二人にアイコンタクト)ご自身の名前と住所を忘れず神様にお伝えする事です((笑))
ありがとうございました。」

(10) 日本語での質疑応答の有無

なし

(11) 試験終了後のやり取り

退室の際、英語で
「お陰様でリラックスしてこの試験を受ける事ができました、お二人に感謝申し上げます(礼)。ちょっと早いですが、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。」

 (13) 全体を通しての感想など

※直前椅子に座っているときは、若干緊張を覚えました、入室から退室まで終始リラックスしていたのも二次対策のお陰だなぁ~と思います。試験で笑いを取ること目標にしていましたので、それも達成できて満足です。
当日、朝一番に鳳神社にてお参りしてよかったです。別れ際のフレーズもコンサートのライブでアーティストが発したコメントでした。人生何処にヒントや偶然が有るか分からないものですね。
試験終了後、他の部屋の受験者のプレゼンの声がハッキリ外漏れしていたのを覚えています。
外で待機されている次の受験者が聞き入っている姿も目撃しました。
少し残念な思いがしました。

 

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