通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生45

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

10:00-10:25 6Fエレベーターホールで順次受付 。
(この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。)
受付後、6Fの大教室の自分の番号の席に着席。
16:00 係の指示に従って、エレベータで3F?の講堂のような大きな教室に移動し、番号順に着席。
黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書、参考書使用可。ドリンクのみ可。飴、ガムは不可。私語禁止。用がある時は挙手して係員に知らせる。
係の方が、男性・女性それぞれ、まとまってトイレに誘導。トイレに行く時は携帯を机の上に置いていくようにアナウンスがあった。
10:45 番号を呼ばれた10人ぐらいの単位で試験の実施されるフロアーに順次移動。かなり、グルグルと構内を回った感じがした。
小教室で着席して待つ。
11:05 グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。
係の人から、「中の試験官から指示があるので、ここで待っていてください」と指示有り。
11:10 日本人の試験官の方がドアを開けてくださり、 「Come on in!」
私「Thank you」と言い入室し、ニコヤカに(多分出来ていたと思います)「Good Morning!」 日本人、外国人両試験官共、笑顔で「Good Morning!」。その後外国人試験官 :「Please put your bag and coat on the desk and have a seat please」(ドアの横に机。試験官の前に2席)私「Which seat should I take?」 外国人:「Please choose which you like」

そのあと、自己紹介。続いて、日本語で、通訳についての説明がありました。
J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人30代くらいの男性
(多分アメリカ人?物静かだが、笑顔で頷いて聞いてくれました。)
日本人:50代の女性。最初から最後までとても優しく、こちらが話しているときも終始笑顔で頷きながら聞いてくださいました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

N:  May I have your name?  私: I am________.とニッコリと返答
N:  Where do you live?  私: I live in________ とニッコリと返答 

(4) 通訳の日本文

日本の城の天守閣は戦闘の時の砦として用いられていました。城主とその家来の住居は城と同じの敷地内にありました。天守閣は城主の権力のシンボルでした。

(5) 英語訳の再現

(メモをとる段階から、天守閣と砦の英語が完全に頭から消えて、どうしても出てきませんでした。)そこで、曽根先生の「困った時、泣きたい時程、前をしっかりて見て笑顔!」という声が聞こえましたので、訳しだす前に一息おき、先ずはニッコリ。)。
“The tops of Japanese style castles were used for battles.  The head of a castle and his subordinates’ residences were in the same ground as the castle. The top of Japanese style castle was a symbol of the power of the head of the castle. Thank you.”
訳しながら、自分でも訳せていないと客観的に思いながらも、軌道修正できませんでしたが、終始アイコンタクトをとりながら、笑顔で話せました。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.日本の自然災害
2.風鈴
3. (覚えていません。真っ先に避けたので…)

(7) 選択したトピック

日本の自然災害

(8) プレゼンテーションの再現

Let me talk about Japan’s natural disasters. Japan is mountainous and is surrounded by the sea. Some of mountains are volcanoes. So, Japan has often suffered from natural disasters such as earthquakes, floods, volcanic eruptions and so on. However, the Japanese came to think it is important to cooperate with each other to survive from such disasters. (一分経過)
This idea is Japanese strongest point and we cooperate with each other to challenge something difficult.  Also, we have to continue to develop technologies to prevent disasters. It is expected to export such technologies and contribute to other countries.  That’s all. Thank you.
終始アイコンタクトをとりながら,、身振りを入れながら話せたと思います。両試験官共、頷きながら聞いてくれました。日本人の協力する姿勢について、具体例を入れれば良かったと後で思いました。後で、漠然としたつまらないプレゼンだったと、凹みました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

N: Thank you.  Now, I understand Japan’s aspect.  I am living in Tokyo. Do you have any good advice? What should I prepare?
私:「I recommend that you will prepare some foods and water in your house.  And, various survival kits including gloves…. so on, are available, so you may prepare one of them.
(自分で水、食べ物以外準備していないので、思い浮かばなかった。)
N: Thank you.  I will prepare them.  If I was asked about how to protect himself from natural disasters from my friend who is planning to visit Japan, what should I recommend? If you were, what do you recommend?
(想像しなかった質問でしたので、以下のことしか言えませんでした。)
私: It depends on where he or she is, however, I recommend that he or she get correct information through TVs, radios, transportations facilities or accommodations at first and follow their advice.
N: Okay, Thank you. That’s all.
私:Thank you very much. どうも有難うございました。
J: メモとペン、カードはそのまま椅子の上に置いて退出してください。
退出前に、再度笑顔で、「Thank you very much. どうも有難うございました。」お辞儀をして退出。

 (10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

面接室のフロアの階段横で、同じ時間の人が終わるのを待って、揃ったとことで、試験後待合室へ誘導される。同じ時間帯の人が終了した後、解散。

(13) 全体を通しての感想など

最後まで二人ともとても親切で、優しく、励ますように頷いて聞いてくれました。
曽根先生のアドバイスのアイコンタクト、笑顔は実践できたと思います。もし、通訳問題の時に曽根先生の声が聞こえてこなかったら、通訳の最初の主語が思い出せなかった時点で、俯いて何も言えなかったと思います。通訳、プレゼンのパフォーマンスは全く納得のできる内容ではなく、悔しい思いで一杯ですが、これもすべて自分の準備不足の結果ですので、受け入れます。2次を経験してみて、模擬レッスンに比べ、通訳問題はかなり簡単だと思います。(私は英単語を思い出せませんでしたが)また、自分が想像していたよりも、落ち着いて試験を受けることができたかと思います。これも全て、曽根先生、江口先生のアドバイスのおかげです。知識、英語力はこれから努力して身に付けていきたいと思います。

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